YDNのサイトリターゲティングが進化する!12月のアップデート予定一覧
今年の9月頃にも大量の機能追加・改善が行われた YDN。
その時も各機能についてご紹介致しましたが、12月になってまた機能がバージョンアップされるようです。
参照元:
Yahoo! プロモーション広告 リリースノート(http://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/2014/)
今回は全てサイトリターゲティングに関する変更ですね。
リリース日は全て12月10日(水)に予定されていますので、今のうちからアップデート内容をチェックしておきましょう。
サイトリターゲティング でアップデートされる内容
12月はサイトリターゲティングについて合計4つの機能が追加・改善されます。
1.ターゲットリスト管理の画面変更
2.ターゲットリスト登録上限数の引き上げ
3.ターゲットリストの条件に「参照元URL」を追加
4.ターゲットリストの「除外設定」機能を追加
こう並べてみると一目瞭然ですが、今回はターゲットリストの改善がテーマのようです。
そもそもサイトリターゲティングは先行して存在していた Google AdWords のリマーケティングと比べるとどこか使いにくさがありました。
リターゲティングは一度訪問したユーザーに絞って広告を配信できる機能ですので、高い成約率をたたきだすことも珍しくありません。
その配信ターゲットリストをより効果的に作成できれば、さらなる売上アップが見込めます。
だからこそ、広告主側の要望もかなり多かったのではないでしょうか。
広告主がより売上を伸ばすためには欠かせないリターゲティング。
その機能を強化していくことは、広告主により多くの広告費を使用してもらいたい Yahoo! プロモーション広告 側からしても当然の流れといえるでしょう。
ターゲットリストの変更をチェック
先ほど一覧で変更点をご紹介しましたが、今度は1つ1つその内容を確認していきましょう。
なお実際の変更は12/10なので、画面は全て Yahoo! プロモーション広告 リリースノートに掲載されているものを使用しています。
1.ターゲットリスト管理の画面変更
これは使いやすさが変更される内容ですね。具体的には3つの箇所が変更されます。
1つ目は、ターゲットリスト管理の画面に「広告グループに設定」ボタンが追加されます。
ひもづける作業は今まで結構面倒でしたので、作業効率が良くなるはずです。
2つ目は同じくターゲットリスト管理の画面左側にナビゲーションパネルが追加されます。
キャンペーンや広告グループにすぐに移動できるようになるのは便利ですね。
3つ目はターゲットリストの編集方法の変更です。
これはユーザビリティを意識して、鉛筆アイコンが表示されたりといった変更のようです。
2.ターゲットリスト登録上限数の引き上げ
これは内容そのままですが、1アカウントに登録可能なターゲットリストの上限数が今までの最大100件から300件に変更されます。
注意点としては、「条件リスト」「組み合わせリスト」「類似リスト」「デフォルトリスト」の4種類全ての合計数の上限であるということです。
3.ターゲットリストの条件に「参照元URL」を追加
参照元URLとは、ユーザーがあなたのサイト(正確にはサイトリターゲテイングが設置されたページ)に訪問する直前に閲覧していたページのURLのことです。
この条件設定は、 Google AdWords でいうところの手動プレースメント機能ですね。
特定のURLから訪問したユーザーにターゲットリストを絞って配信できますので、効果の高いURLを設定しておくと更に高い成約率が見込めます。
4.ターゲットリストの「除外設定」機能を追加
除外機能は、「待っていました!」という方も多いのではないでしょうか。
特定のターゲットリストを除外するこの機能を活用すれば、反応が悪いリストを除外対象に設定することが可能です。
ただ、実はもう一つ面白い使い方も紹介されています。
それは、一度サイトに訪問したユーザーを除外してしまうという使い方です。
YDNにはデフォルトリストがあります。
これはサイトリターゲティングのタグが設置されたページに訪問したユーザー全てをリスト化します。
このリストを除外することで、サイト未訪問者に対して広告を配信することができるというわけですね。
設定は各リストで「配信」「除外」を選択できるので、操作も簡単です。
使い勝手が良さそうな機能が追加されましたね。
サイトリターゲティング を完全網羅
今回のサイトリターゲティングのアップデートは、かなり有益な変更と言えるでしょう。
操作性、リストの質、新たな使い方など、広告主の要望をこれでもかと言わんばかりに含めています。
YDN のサイトリターゲティングは使いにくいから……と敬遠していた方も、ぜひ今回のアップデートを機にご利用くださいね。
それではまた次回をお楽しみに。
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