Yahoo! ディスプレイ広告 レスポンシブディスプレイ広告が提供開始!最新アップデート情報まとめ
みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ マーケティングソリューション事業部の野崎です。
2022年10月24日に、 Yahoo! ディスプレイ広告でレスポンシブディスプレイ広告の提供が開始されました。「従来のレスポンシブ広告(画像)との違いや使い分けが分からない」という方も多いのではないでしょうか?
本エントリでは、 Yahoo! レスポンシブディスプレイ広告の最新アップデート情報や、レスポンシブ広告(画像)との違いを解説します。
▼レスポンシブディスプレイ広告とレスポンシブ広告(画像)の違い
▼レスポンシブディスプレイ広告とレスポンシブ広告(画像)の使い分け
▼レスポンシブディスプレイ広告 仕様詳細
――(1)入稿規定
――(2)レスポンシブディスプレイ広告の作成方法
――(3)注意点
レスポンシブディスプレイ広告について
Yahoo! ディスプレイ広告では、2022年10月24日よりレスポンシブディスプレイ広告の提供が開始されました。
レスポンシブディスプレイ広告とは、画像、説明文、タイトルを複数登録すると、効果の良い素材が自動選択される広告タイプです。運用工数の削減や、パターン増加によるクリエイティブの最適化、成果の改善が期待できます。
レスポンシブディスプレイ広告とレスポンシブ広告(画像)の違い
従来のレスポンシブ広告(画像)では、画像やタイトル・説明文を1件ずつしか登録できず、組み合わせが固定されていました。そのため、すべての組み合わせを網羅し最適な組み合わせを判断することが困難でした。
今回追加されたレスポンシブディスプレイ広告では、画像・説明文・タイトルを複数設定でき、機会学習により効果の良い素材が自動で選択されます。
■レスポンシブディスプレイ広告・レスポンシブ広告(画像)違い比較
(参考: Yahoo! 広告 レスポンシブディスプレイ広告の提供開始)
■レスポンシブディスプレイ広告・レスポンシブ広告(画像)配信イメージ
(引用: Yahoo! 広告 公式ラーニングポータル レスポンシブディスプレイ広告とは?)
レスポンシブディスプレイ広告とレスポンシブ広告(画像)の使い分け
レスポンシブディスプレイ広告とレスポンシブ広告(画像)は、配信目的や訴求方法によって使い分けが必要です。
■レスポンシブディスプレイ広告・レスポンシブ広告(画像)使い分け例
(参考: Yahoo! 広告 公式ラーニングポータル レスポンシブディスプレイ広告とは?)
レスポンシブディスプレイ広告 仕様詳細
(1)入稿規定
レスポンシブディスプレイ広告の入稿可能サイズや上限数文字数は、以下の通りです。
■入稿規定
(引用: Yahoo! 広告 レスポンシブディスプレイ広告の提供開始)
(2)レスポンシブディスプレイ広告の作成方法
レスポンシブディスプレイ広告の作成手順は、以下の通りです。
①「広告作成」ボタンを押し、「レスポンシブ広告を追加」を選択
(引用: Yahoo! 広告 公式ラーニングポータル レスポンシブディスプレイ広告の作成と活用)
②レスポンシブディスプレイ広告の作成画面で、以下の項目を入力
- ・メディアの形式 :画像を選択
- ・広告入稿タイプ:アセット(複数素材)を選択
- ・タイトル
- ・説明文
- ・画像
③「作成」ボタンを押す
(3)注意点
Yahoo! ディスプレイ広告では、1広告グループ内に作成できる広告の数が、すべての広告タイプを合わせて300件です。そのうち、レスポンシブディスプレイ広告の上限数は 3件まで 6件までになります。
(参照: Yahoo! 広告 【ディスプレイ広告(運用型)】レスポンシブディスプレイ広告の配信可能上限数引き上げ)
また、レスポンシブディスプレイ広告は画像のみの配信で、動画は対応していません。
アセット単位の掲載結果 確認方法
レスポンシブディスプレイ広告のアセット単位での掲載結果は、アセット一覧画面から確認できます。「掲載結果」欄では、直近2週間の配信をもとに、「高・中・低・学習中・-」の5段階で広告効果の評価が表示されます。
学習中
インプレッション発生日が過去14日間で3日未満の場合。または、インプレッション数が、過去14日間で1,000件未満の場合。–
審査で否認された場合。または、画像が削除・配信停止にされている場合。
評価が「中」以下の場合は、アセットの変更などによりパフォーマンスが改善する可能性があるため、定期的に掲載結果を確認することをおすすめします。
レスポンシブディスプレイ広告の実績 確認方法
パフォーマンスレポートでレスポンシブディスプレイ広告の実績を確認する際は、「基本項目」から「レスポンシブ広告入稿タイプ」を選択します。
レスポンシブ広告入稿タイプは、レスポンシブディスプレイ広告の場合「アセット(複数素材)」と表示されます。また、レスポンシブ広告(画像)の場合は、「固定」と表示されます。
(引用: Yahoo! 広告)
おわりに
本エントリでは、 Yahoo! ディスプレイ広告のレスポンシブディスプレイ広告についてご紹介しました。
アップデートにより、より少ない工数で広告効果を最大化できるようになった Yahoo! ディスプレイ広告。成果拡大を目指す方は、ぜひレスポンシブディスプレイ広告の配信をご検討ください。
当社では、 Yahoo! 広告をはじめ、各種 Web 広告の運用代行を行っています。Yahoo! ディスプレイ広告はもちろん、Yahoo! 検索広告の運用・分析にお困りの方はお気軽にご相談ください。
解説動画
本記事の内容は YouTube でも詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
YDA のレスポンシブディスプレイ広告とは?設定方法・推奨設計を解説
チャンネル登録もよろしくお願いします!