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【特別対談・前半編】CFO篠原が語る、グラッドキューブ参画の決断と企業価値向上への挑戦

右:代表取締役CEO 金島弘樹
左:執行役員CFO 篠原直
こんにちは。コーポレート本部(広報・PR)の笠木です。
2026年3月1日、篠原直がグラッドキューブに入社し、執行役員に就任しました。
その後、同年4月1日付で執行役員CFOに就任しています。
監査法人時代から当社のIPO準備を支援していた篠原と、代表取締役CEOの金島。長年の付き合いを経て、なぜ今、篠原はグラッドキューブにジョインしたのか。前半編では、二人の出会いからCFO篠原の波乱万丈なキャリア、そして「挑戦の場」として当社を選んだ熱い想いを、対談形式でお届けします。
■ 分厚い提案書で示した「誠意」
金島 弘樹(以下、金島): 篠原さんが当社に参画された経緯と、最初に出会ったEY時代から、グラッドキューブへの挑戦をどのように捉えてこられたのか教えてください。
篠原 直(以下、篠原): もともと2003年に新日本監査法人(現:EY新日本有限責任監査法人)に入所し、会計監査業務に従事していました。
ただ、上場企業の監査業務だけでは物足りなさを感じるようになり、監査法人内でIPO支援業務を志望しました。
その中で「良い会社があるので提案してみないか」と声をかけられ、営業担当として関わったのがグラッドキューブとの最初の出会いです。今から10年以上前になります。
金島: 当時、他の監査法人の提案書は5ページ程度だったのに対し、EYさんの提案は30〜40ページに及ぶ非常に分厚いものでした。SWOT分析 (*1) や、リスク・コンプライアンス管理などについても詳細に記載されており、強みだけでなく課題まで踏み込んで分析されていた点に、「本当に会社のことを見てくれている」という強い印象を受けました。
その誠意と熱意を感じ、専務取締役の財部と二人でEYさんにお願いすることを決めました。

■ IPOに向けたハードな実務経験 泥臭く駆け抜けた事業会社時代
篠原: グラッドキューブとの契約が始まった翌年末、次の挑戦を求めて監査法人を退職し、事業会社へ転職しました。
ただ、そこではかなり苦労もありました。
雇用契約を締結する段階で、面接時の話と異なり役職が付与されていなかったのです。
さらに、雇用契約書には、これまで見たことのないような膨大なみなし残業時間が記載されており、驚きました。
金島: それは上場企業ですよね?1年分の残業時間ですか?
篠原: いえ、1ヶ月分です(笑)。実際には給与調整のための形式的な記載ではありましたが、現実の勤務においても朝8時頃に出社し、夜は24時前まで働く過酷な日々でした。帰宅後に日報を書き、就寝が深夜2時や3時になることも多かったですね。
その後に転職した会社では、上場を目指す子育て支援事業会社や、インフラ系企業でCFOを務めるなどの経験を積みました。
ただ、上場を目指していてもタイミングを逃してしまう企業も多く、思うように進まないケースも少なくありませんでした。
金島: かなり泥臭い経験をされていますよね。
上場準備は大変だと思います。私は一度で上場を達成できましたが、他の経営者の話を聞くと、その難しさを実感します。
自分は上場前よりも、むしろ上場後に苦労していると感じています。

■ お世話になった上司の訃報と、お通夜で見つけたメッセージ
篠原: 監査法人時代に大変お世話になった元上司が、56歳という若さで亡くなりました。
年齢も近く親しかったこともあり、大きな衝撃を受けました。
お通夜に参列した際、ふと目を上げると、多くの献花の中にグラッドキューブの名前が目に留まりました。
実はその1カ月ほど前に当社専務取締役の財部さんとお話しする機会があり、「面白いかもしれない」と関心を持ち始めていたタイミングでした。
そうした出来事が重なり、これは何かの巡り合わせだと感じ、挑戦する決意を固めました。
当時、私は51歳で、この先挑戦を続けるべきかを考えていました。
これまではIPOに強くこだわってキャリアを選んできましたが、それだけではないのではないかと考えるようになりました。
これからは、「一緒に働きたい人と、やりたいことに取り組むこと」こそが、限られた人生の中で大切にしたいことだと感じています。
金島: とても共感します。
EYから直接転職していた場合とはまた違ったと思いますが、複数の事業会社で経験を積み、さまざまな苦労を経て今に至っているのだと思います。
久しぶりにお会いしたとき、「まさに求めていたCFO像だ」と感じました。
私の考えややりたいことがすぐに伝わる、その感覚がありました。
お世辞ではなく、本心からそう思っています。

■ 最後に
全2回にわたる特別対談の前半では、お二人の出会いから、篠原がグラッドキューブに参画するまでの軌跡をお届けしました。
分厚い提案書から始まった10年来のご縁、そして事業会社での泥臭くリアルな経験の数々は、「公認会計士」という枠を超え、会社とともに歩むCFOとしての確かな覚悟を感じさせます。
「一緒に働きたい人と、やりたいことに取り組む」という想いを胸に、さまざまな挑戦と経験を経てグラッドキューブへと合流した篠原。
次回の【後半編】では、金島と篠原の「二人三脚」で描くエクイティストーリー (*2) や、時価総額1,000億円に向けたビジョンに迫ります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
*1:SWOT(スウォット)分析:自社の内部環境と外部環境を、強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)として洗い出し、分析する手法。企業や事業の現状を把握するためのフレームワークのこと。
*2:エクイティストーリー(Equity Story):スタートアップや上場企業が投資家に対し、将来の成長性や企業価値向上の道筋を物語形式で説明するストーリーのこと。
(ご留意事項)
本記事は、情報提供のみを目的として作成しており有価証券の販売の勧誘や購入を勧めるものではございません。

