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2026.9.25 | 更新日 : 2026.9.25

【Google 広告】Demand Genに3つの新機能!YouTube広告のBusiness Agent・1クリック遷移・Google マップ連携について解説!

本記事のポイント
■ Google は2026年9月24日、Demand Gen の9月の新機能として、Business Agent for YouTube Ads・1クリック遷移・Google マップの Affiliate Location Extensionsの3つを発表しました
■ YouTube ショートでは、9:16 のフルブリード画像広告を入稿した場合に、1回のタップでランディングページへ遷移できるようになります
■ Business Agent は公式ブログで申し込みフォームが案内されている段階で、対象国や提供範囲は本記事執筆時点で公表されていません

Google 広告の Demand Gen(デマンド ジェネレーション)キャンペーンは、YouTube をはじめとする Google のビジュアル性の高い面で、ユーザーの関心を集めるためのキャンペーンです。Google は Demand Gen の新機能を「Demand Gen Drop」として定期的に発表しています。

Demand Gen を運用していて、「広告を見たユーザーが、ランディングページにたどり着く前に離脱してしまう」「実店舗への来店につなげる手段が限られる」と感じることはないでしょうか。

Google は2026年9月24日、公式ブログで9月の Demand Gen Drop として3つの新機能を発表しました(参照:Google 公式ブログ「Turn discovery into action with September’s Demand Gen Drop」)。年末商戦に向けて、広告に接触したユーザーをより早くコンバージョンにつなげるための体験と連携が追加されています。

本記事では、3つの新機能の概要と詳細な仕様、運用上のメリット・デメリット、適用にあたっての注意点を解説します。

※本記事は、Google が公式に発信する情報をもとに作成しています。仕様や提供状況は変更される場合があるため、最新かつ正確な情報は必ず Google 広告の公式ブログ・ヘルプをご確認ください。

目次

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9月の Demand Gen Drop で何が変わる?発表された3つの新機能

今回発表されたのは、動画広告の横で AI に質問できる機能、画像広告から1タップで遷移できる体験、Google マップ上での来店需要の獲得の3つです。いずれも、広告への接触から次の行動までの距離を縮めることを目的としています。

アップデート前との変更点

今回の発表で追加された内容は次の3点です。

  1. Business Agent for YouTube Ads:商品フィード付きの動画広告の横で、ユーザーが会話型 AI に商品やブランドについて質問できる
  2. 1クリック遷移:YouTube ショートと Gmail の画像広告で、1回のタップでランディングページへ移動できる
  3. Google マップの Affiliate Location Extensions:小売ネットワークやディーラーが、Google マップの Promoted pins を通じてローカル需要を獲得できる

特に1クリック遷移は、すでに提供が始まっている機能として案内されています。

変更されない点

今回の発表は、Demand Gen に新しい体験や連携を追加する内容です。キャンペーンの作成手順や入札、ターゲティングの変更については案内されていません。既存の Demand Gen キャンペーンの基本的な設定は、これまでどおり運用できると考えられます。

アップデート情報の詳細

詳細な仕様①:Business Agent for YouTube Ads

Business Agent for YouTube Ads は、商品フィードを連携した動画広告に、会話型 AI を組み合わせる機能です。公式ブログによると、視聴者は動画広告の横で会話型 AI とやり取りし、視聴中の画面から離れずに、商品やブランドに関する回答をその場で得られます。

公式ブログには申し込みフォームへのリンクが掲載されています。一方で、対象となる国や言語、利用条件については記載されていません。

詳細な仕様②:YouTube ショート・Gmail の1クリック遷移

YouTube ショートと Gmail の画像広告で、ユーザーが1回タップするだけでランディングページを訪問できるようになりました。YouTube ショートでは、9:16 のフルブリード画像広告を入稿した場合に1クリック遷移の対象になると案内されています。

なお、YouTube ショートの広告は、オーガニックのショート動画の間に表示され、ユーザーは上下にスワイプしてすぐにスキップできる仕様です(参照:Google 広告ヘルプ「Get started with YouTube Shorts ads」)。

Gmail 広告については、Google 広告ヘルプで、ティーザー広告をクリックすると展開広告が表示される2クリック型が一般的なコンバージョン経路と説明されています(参照:Google 広告ヘルプ「About Gmail ads clicks and reporting on Display」)。今回のアップデートは、この広告体験を簡略化するものと位置づけられています。

また公式ブログでは、Demand Gen キャンペーンに Gmail を追加した広告主の画像クリエイティブで、同じ ROI のままコンバージョン数が平均40%増加したとしています。この数値は Google の内部データ(グローバル、Gmail 広告、2026年2月)にもとづくものです。

詳細な仕様③:Google マップの Affiliate Location Extensions

Affiliate Location Extensions により、小売ネットワークやディーラーは、Google マップ上の Promoted pins を通じてローカル需要を獲得できます。Promoted pins は、ユーザーが地図を閲覧しているとき、検索しているとき、ナビゲーションを利用しているときに表示されます。

Google 広告ヘルプによると、Promoted pins は地図上に四角いピンとして表示され、対応するキャンペーンタイプには Demand Gen が含まれています。また、Google マップだけに広告を配信することはできず、選択したキャンペーンは複数の面に自動で配信される場合があるとされています(参照:Google 広告ヘルプ「How to advertise in Google Maps」)。

設定方法

公式ブログで示されている利用方法は次のとおりです。

  1. Business Agent for YouTube Ads:公式ブログに掲載された申し込みフォームから申し込む
  2. YouTube ショートの1クリック遷移:9:16 のフルブリード画像広告を入稿する

Gmail の1クリック遷移については、広告主側で必要な設定は案内されていません。また、Affiliate Location Extensions を Demand Gen で設定する具体的な手順は、本記事執筆時点で公式に記載がありません。

Demand Gen の新機能のメリット・デメリット

メリット:広告接触から行動までの導線が短くなる

1クリック遷移によって、画像広告からランディングページまでのタップ数が減ります。そのため、途中での離脱が減り、サイト訪問につながりやすくなることが期待できます。

また、商品フィードを使う EC 案件では、Business Agent によって「動画広告を見る → AI に商品について質問する → ランディングページへ進む」という検討の流れが加わります。実店舗を持つ小売やディーラーにとっては、Google マップ上での来店需要の獲得が Demand Gen の新しい選択肢になると考えられます。

デメリット:提供範囲と利用条件が明らかになっていない

Business Agent は申し込みフォームが案内されている段階で、日本の広告主が利用できるかは公式に明記されていません。Affiliate Location Extensions の設定手順も公表されていません。また、YouTube ショートで1クリック遷移を活用するには 9:16 のフルブリード画像を用意する必要があり、クリエイティブの制作工数が増える可能性があります。

Demand Gen の新機能を適用する際の注意点

(1)YouTube ショートの1クリック遷移は 9:16 のフルブリード画像が前提

YouTube ショートで1クリック遷移の対象になるのは、9:16 のフルブリード画像広告を入稿した場合です。Demand Gen を運用している案件では、現在の入稿素材に 9:16 のフルブリード画像が含まれているかを確認しておくことが考えられます。あわせて、商品フィードを使う案件では Business Agent の申し込み可否を、実店舗がある案件では Affiliate Location Extensions の利用可否を確認しておくとよいでしょう。

(2)公式の成果数値は Google の内部データである

Gmail を追加した場合のコンバージョン数の平均40%増加は、Google の内部データ(グローバル、2026年2月)にもとづく数値です。すべての案件で同様の改善を保証するものではありません。Gmail 面を除外している、または活用していない案件では、自社のデータで効果を検証するテストの余地があると考えられます。

よくある質問

Business Agent for YouTube Ads とは何ですか?

商品フィード付きの動画広告の横で、視聴者が会話型 AI に商品やブランドについて質問できる機能です。視聴中の画面を離れずに回答を得られます。公式ブログでは申し込みフォームが案内されています。

YouTube ショートで1クリック遷移の対象になる条件は何ですか?

9:16 のフルブリード画像広告を入稿した場合が対象です。対象の画像広告では、1回のタップでランディングページへ遷移できます。

Demand Gen に Gmail を追加すると成果は変わりますか?

Google は、Gmail を追加した広告主の画像クリエイティブで、同じ ROI のままコンバージョン数が平均40%増加したとしています。ただし、Google の内部データ(グローバル、2026年2月)にもとづく数値であり、すべての案件で同様の改善を保証するものではありません。

Affiliate Location Extensions はどのような広告主向けの機能ですか?

小売ネットワークやディーラー向けの機能です。Google マップ上の Promoted pins を通じて、地図の閲覧・検索・ナビゲーション中のユーザーにアプローチし、ローカル需要を獲得できます。

まとめ

Google は2026年9月24日、9月の Demand Gen Drop として、Business Agent for YouTube Ads、YouTube ショート・Gmail の1クリック遷移、Google マップの Affiliate Location Extensionsの3つの新機能を発表しました。

広告接触からランディングページや来店までの導線が短くなることが期待できる一方で、YouTube ショートの1クリック遷移は 9:16 のフルブリード画像が前提です。Business Agent と Affiliate Location Extensions は提供範囲や設定手順が公表されていないため、利用可否の確認が必要です。

Demand Gen を運用している場合は、縦型画像の入稿状況や Gmail 面の活用状況を見直し、今回の新機能を取り入れる余地があるかを検討してみましょう。

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この記事を書いた人

グラッドキューブ ブログ編集部

株式会社グラッドキューブでWeb広告運用を行っているスタッフが、広告媒体の最新情報や運用ノウハウを発信。運営中のYouTubeチャンネル「GladCube TV」はチャンネル登録数1.4万人を突破。

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