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Yahoo!ディスプレイネットワーク 、レスポンシブ広告の強化が必須に。

みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ プロモーション事業部の植田です。

2017年7月31日で、Yahoo!ディスプレイネットワーク (以下、 YDN )のトップページプロモーションのサービスが終了したことをご存知でしょうか。
これまで配信していたトップページプロモーションのキャンペーンは、同日にリーディングテキストという広告掲載方式に自動的に移行されました。

それにかわり、これまでのトップページプロモーションの掲載枠には、広告掲載方式がターゲティングのテンプレート広告「レスポンシブ」が掲載されることになりました。
今回は、トップページプロモーション終了による影響について触れていきます。

トップページプロモーションとは?

トップページプロモーションのサービスが終了になったと冒頭で書きましたが、ご存知ないという方のために、まずはトップページプロモーションについてご説明いたします。

yahooトップぼかし_トップページプロモ

トップページプロモーションとは、Yahoo! JAPAN トップページの画像赤枠内に表示されていた広告のことで、最大23文字までのテキストのみを入稿することができました。
現在こちらの枠には、冒頭で触れたとおり、広告掲載方式がターゲティングのレスポンシブ広告が表示されております。

リーディングテキストとは?

続いて、リーディングテキストをご紹介いたします。

yahooトップぼかし_リーディングテキスト

上の画像赤枠内に表示される広告掲載方式で、最大26文字まで入稿することができます。
トップページプロモーションが最大23文字でしたので、3文字分情報を増やすことができます。
そのため、トップページプロモーションから自動的に移行したキャンペーンでも、新たにリーディングテキスト用に広告文を入稿することをおすすめいたします。
リーディングテキストという名の通り、テキストのみでの入稿となります。

リーディングテキストのターゲティングについてですが、新たにリターゲティングを行うことができるようになりました。
これまではリターゲティングを行うことができなかったため、新しいアプローチとなるでしょう。
具体的なターゲティング方法としましては、以下の7種類となります。

●性別
●年代
●地域
●時間帯
●サイトリターゲティング
●インタレストカテゴリー
●サーチターゲティング

気になるリーディングテキストの成果ですが、クリック率は平均で0.003%ほどだそうです。
つまり、1クリックを得るには、33,333回以上のインプレッションが必要になる計算になります。

数字で見ますと、とても効率が悪い配信枠のように聞こえてしまいますが、前述したとおり、リターゲティングを行うことができます。
つまり、リターゲティングを組み合わせることにより、ユーザーが検索する前の段階でアプローチすることができるのです。
このことにより、競合他社に一歩差をつけることができます。
短期間で成果が出ないからと言って、すぐさまキャンペーンを停止してしまうのではなく、経過を見て判断するようにしましょう。

広告掲載方式ターゲティングのレスポンシブ広告強化の必要性

冒頭で申し上げたとおり、2017年7月31日より広告掲載方式ターゲティングのレスポンシブ広告がトップページプロモーションの枠に配信されております。

それに伴い、これまでトップページプロモーションをご利用になれない、または利用されていなかった広告主様も、トップページプロモーション枠へ広告を表示させることができるようになりました。

つまり、今後レスポンシブ広告の表示機会が格段に増えることが予想されます。
9月頃にはレスポンシブ広告の配信比率が、全広告タイプの50%を占めるのではないかと言われております。
また、レスポンシブ広告のうち、10-20%ほどがトップページに表示されるようです。
比率で見ると、レスポンシブ広告の強化は必要不可欠です。

さらに、バナーとテキストを組み合わせたレスポンシブ広告の配信ということで、バナーによる視覚的なアプローチが可能となりました。
こちらは、これまでのトップページプロモーションの広告との大きな違いです。

この機会に、レスポンシブ広告の強化をおすすめいたします。
具体的な施策としましては、以下の3つが挙げられます。

(1)キャンペーン予算の増額

広告掲載方式がターゲティングで、レスポンシブ広告を利用しているキャンペーンの日予算の上限を上げることで、表示機会の損失を防ぎます。
ご予算に合わせて、ほかのキャンペーンと調整しましょう。

(2)クリエイティブテスト

ディスプレイ広告だけでなく、リスティング広告にも共通して言えることですが、効果が良い広告があれば、成果が出づらい広告もあります。
少しでもユーザーに寄り添えるような広告の配信を心がけておりますが、やはり配信してみないとわからないこともございます。
そこで、最低でも2種類のクリエイティブを入稿し、どの広告で最も成果が出るのかをテストすることをおすすめいたします。

(3)入札の強化

YDN では、広告自体に入札単価を設定します。
広告の入札単価を上げることで、競合他社の広告とのオークションに負けないようにするのです。
ただし、いきなり上げすぎてしまっては、効率の悪い配信設定になってしまう可能性がありますので、前述したクリエイティブテストを行いながら、必ず様子を見て上げるようにしましょう。
逆に、効果が悪い広告については、停止の検討や入札単価を下げる必要があります。

おわりに

トップページプロモーションの終了に際して、ターゲティングのレスポンシブ広告がその枠に表示されることとなり、レスポンシブ広告の表示機会が増えております。
つまり、 YDN で成果を挙げる鍵は、レスポンシブ広告と言っても過言ではありません。
これを機に、レスポンシブ広告の強化を検討されてみてはいかがでしょうか。
その中で、自分なりに運用してみてはいるけれど成果が上がらないということがあれば、お気軽にご相談ください。

今回はトップページプロモーションを行っていたキャンペーンがリーディングテキストに自動移行されてからまだ日が浅いこともあり、その効果はまだ実証できておりません。
引き続き対象キャンペーンを追って検証し、グラッドキューブブログでご報告できればと思います。

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