Yahoo! スポンサードサーチ アドカスタマイザー機能アップデート情報!
みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ プロモーション事業部の柿木です。
2017年10月25日、「スポンサードサーチ アドカスタマイザー 機能改善のお知らせ」にて以下の機能が追加されることが発表されました。
今回のエントリでは、これらのアップデートの詳細をご紹介いたします。
※情報は変更される可能性がございます。
挿入用広告にデフォルトテキストの指定が可能に
挿入用広告でもデフォルトテキスト挿入機能が利用可能になりました。
この追加機能によって、挿入用広告にデータ自動挿入リストのテキストが正しく挿入がされない場合でも、デフォルトテキストを用いて広告が配信されるようになります。
また、これまでは挿入用広告は通常広告とセットで入稿・設定する必要がありましたが、デフォルトテキスト挿入機能を利用すれば、通常広告を設定していない場合でも広告配信が可能になります。
利用方法
広告文に{=リスト名.項目名:デフォルトテキスト}を加えることで、挿入用広告にデフォルトテキスト挿入機能を設定することが可能となります。
通常の挿入用広告文では{=リスト名.項目名}を広告文に加えていましたが、そのテキストに「:デフォルトテキスト」を付け足すだけで利用が可能になります。
ターゲット地域とターゲット地域の制限が指定可能に
自動挿入リストの項目に、「ターゲット地域」と「ターゲット地域の制限」を設定することが可能になりました。
この追加機能によって、同キャンペーン・同グループの中でも配信地域毎に広告を出し分けることができます。
またキーワード毎に配信地域を指定することも可能となります。
ターゲット地域の制限では、「興味関心を示している地域」か「ユーザーの所在地」のいずれかを指定することが可能となります。
利用方法
キャンペーンエディターに入稿するリストに、「ターゲット地域」や「ターゲット地域の制限」の列を追加します。
追加した列の下方のセルにに、リスト指定の地域名を入力することで設定が可能となります。
デバイスによる広告の出し分けが指定可能に
IF関数を利用することで、モバイル向けとその他のデバイス向けの広告の出し分けが可能となります。
利用方法
以下のテキストを広告文に追加することで出し分けが可能になります。
{=IF(device=mobile, モバイル):その他のデバイス}
上記の設定では、配信デバイスがモバイルの場合は「モバイル」が広告文に挿入されます。
また配信デバイスがその他のデバイスの場合は「その他のデバイス」が広告文に挿入される設定となります。
データ自動挿入リストのデータ件数を引き上げ
データ自動挿入リストの行数の上限が40万件から100万件(単位:アカウント)に引き上げられました。
多くのリストを利用する場合でも、1つのアカウントから配信することが可能になります。
おわりに
今回のアップデートによって、アドカスタマイザーが更に利用しやすくなりました。
地域毎に、デバイス毎に広告文を指定することが可能になったことで、キャンペーンやグループを整理することができ、より分析しやすいキャンペーン構成を作ることができます。
またキャンペーンを集約できるようになったことで、自動入札の条件も満たしやすくなります。
当社ではこのような最新の情報をキャッチアップして、より高い品質の広告配信を目指しております。
インターネット広告で何かお困りの際は、是非ご連絡ください。
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