Facebook 広告、プロダクトアップデート情報3点
みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ プロモーション事業部の瀬戸山です。
Facebook 広告でプロダクトアップデートの発表がありましたので、詳細をご紹介いたします。
アップデート内容については以下のとおりです。
■アプリインストール目的で使えるリテンション最適化機能がローンチ
■キャンペーン予算最適化のテストが「テストと分析」で利用可能に
■ Facebook の画像リンク広告が1:1(スクエアサイズ)まで対応可能に
以下で詳述いたします。
アプリインストール目的で使えるリテンション最適化機能がローンチ
アプリインストール目的のキャンペーンで、インストールしてから2日後、もしくは7日後にアプリを起動する可能性のあるユーザーに最適化をかける「リテンション最適化」機能がローンチしました。
リテンションとは「顧客の維持」という意味を持つマーケティング用語です。
せっかく新規ユーザーを獲得しても、そのユーザーがアプリを使わなくなってしまえば売上の向上は見込めません。
インストールをする可能性のあるユーザーだけでなく、更にその中でもエンゲージメントの高いユーザーを獲得するのに効果的な最適化機能です。 SDK を利用したアプリでアプリ起動のイベントを通信することで簡単に利用可能です。
また、新たな最適化機能が加わることにより、広告マネージャ上で下記の指標が追加されました。
・モバイルアプリの2日間リテンション数(および単価)
・モバイルアプリの7日間リテンション数(および単価)
海外事例 モバイルゲーム会社グラム
出典元: Facebook Product Update資料より
リテンション最適化の設定方法
広告セットセクションの「広告配信の最適化」にて「リテンション」を選択し、「Day2」か「Day7」の選択をします。
キャンペーン予算最適化のテストが「テストと分析」で利用可能に
キャンペーン予算の最適化では、1日の予算または通算予算を使用してキャンペーンで最もパフォーマンスの高い広告セットに予算が配分される機能で、広告のパフォーマンスにあわせてキャンペーン全体の予算管理が効率化できます。
キャンペーン予算の最適化のテストを開始すると、信頼性の高い結果を短時間で得るために、キャンペーンのコピーが作成され、予算の最適化をオンに設定したバージョンとの比較テストが行われます。
テストが完了するとオーディエンスの分割は解除され、パフォーマンスの高かったキャンペーンを選択するか元のキャンペーンの終了日を迎えるまで、両方のバージョンの広告が掲載されます。
キャンペーン予算の最適化を利用することのメリット
キャンペーン予算の最適化を利用するための条件
キャンペーン予算の最適化の設定方法
ビジネスマネージャの「テストと分析」から、「キャンペーン予算を設定すると、パフォーマンスが改善しますか?」の下の「スタート」を押して選択します。
その後は画面の指示にしたがって対象となるキャンペーンを選択し、予算、スケジュールを設定してください。
Facebook の画像リンク広告が1:1(スクエアサイズ)まで対応可能に
今まで Facebook で画像リンク広告を利用する際は、1.91:1の横長素材しか利用できませんでしたが、他の広告フォーマットや配置面との整合性を保つことを目的に、1:1のスクエア素材(推奨画像サイズ 1080×1080ピクセル)の対応が可能になりました。
Facebook 社にてテストを行った結果、スクエア素材のほうが横長素材よりもCTRとCVR共に大きくパフォーマンスが向上した結果が出ており、 Facebook で画像リンク広告を配信する際は、スクエア素材を入稿することを推奨しています。
1:1のスクエア素材を使用する注意点
1:1のスクエア素材の設定方法
広告フォーマットセクションで「画像または動画を使用した広告」を選択。
「画像を選択」をクリックし、画像をアップロードするか、ライブラリに保存されている画像を使用します。
まとめ
3点のアップデートについてお伝えしましたが、今回のように媒体でアップデートがあるのは広告業界では珍しくはありません。
いかに早く情報を取り入れ、使いこなせるかが重要です。
当社では、お客様に最適なご提案ができるよう、常に最新情報をキャッチアップしております。
最新の広告の運用についてご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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