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SNS広告(Meta・X広告)で設定可能なアセットの入稿規定まとめ

本記事のポイント
■Meta広告・X広告における最新の入稿規定(画像・動画・テキストのアセット仕様)を網羅的に解説
■ X広告におけるハッシュタグ(#)・URLの記載禁止や絵文字制限など、最新の仕様変更を解説
■ フィードやストーリーズ、タイムラインなど各配信面の特性と最適なクリエイティブ設計を解説
SNS 広告の運用において、成果を最大化するためには「どの配信面に」「どのサイズで」「どのようなルールで」入稿するべきかを把握する必要があります。
本エントリでは、主要プラットフォームであるMeta広告(Facebook・Instagram・Threads)とX広告(旧 Twitter 広告)の最新入稿規定、およびテキスト制限や仕様変更を網羅的に解説します。
目次
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Meta広告( Facebook・Instagram・Threads )の入稿規定
Meta広告は、1つの広告管理画面(Meta 広告マネージャ)から、Facebook・Instagram・Messenger・Audience Network・Threads へ横断的に広告を自動出し分け( Advantage+ 配置)できるのが特徴です。
配信面の種類と特徴
Meta広告の主な配信面は、ユーザーの閲覧行動に合わせて最適化されています。それぞれの特性を掴んでおくことが、クリエイティブを出し分ける第一歩です。
- フィード( Facebook / Instagram / Threads ):
ユーザーがフォローしているアカウントの日常的な投稿が流れるメイン画面です。自然な形で差し込まれるため、認知拡大から購入促進まで幅広い目的に適しています。 - ストーリーズ:
24時間で消える、スマートフォン全画面表示(フルスクリーン)の縦型フォーマットです。画面全体を占有して没入感をもたらすため、認知から購入アクションまで高い効果を期待できます。 - リール:
縦型の短尺動画を閲覧する専用画面です。ストーリーズと同様に全画面表示されますが、音声をオンにした状態で視聴される割合が極めて高く、エンターテインメント性の高いコンテンツや UGC(ユーザー生成コンテンツ)風の素材と相性が良いのが特徴です。 - 発見タブ / 発見ホーム:
ユーザーが自分の興味関心に基づいて、新しいコンテンツを能動的に探しにいく画面です。自社のブランドや商品をまだ知らない「潜在顧客」へのアプローチに強みがあります。 - プロフィールフィード / プロフィールリール:
他の公開ユーザーのプロフィール画面から、投稿やリールをスクロールした際に表示される広告枠です。既存のフィード・リールアセットをそのまま流用してリーチを拡張できます。
【詳細一覧表】Meta 広告 メディア(画像・動画)入稿規定
2026年現在、スマートフォンの画面占有率を最大限に活かすため、Instagramフィード広告の推奨アスペクト比が従来の1:1(正方形)から4:5(縦長)へと完全に移行しています.
| 配信面別 | メディア形式 | 推奨アスペクト比(推奨解像度) | サポートされる比率 | ファイル要件・上限 |
| フィード・発見タブ等( Facebook / Instagram / Threadsフィード、発見タブ、Marketplace 等) | 画像 | 4:5(1,440 × 1,800 px ) ※ Facebook は1:1 (1,440 × 1,440 px )も可 | 1.91:1 〜 4:5 | ・形式:JPG, PNG ・容量:最大30MB |
| 動画 | 4:5(1,440 × 1,800 px ) ※ Instagram フィード動画は9:16(1,080 × 1,920 px )も推奨 | 1.91:1 〜 9:16 | ・形式:MP4, MOV, GIF ・容量:最大4GB ・長さ:1秒〜241分 | |
| ストーリーズ・リール等( Facebook / Instagram / Messenger ストーリーズ、リール等) | 画像 | 9:16(1,440 × 2,560 px ) | 1.91:1 〜 9:16 | ・形式:JPG, PNG ・容量:最大30MB |
| 動画 | 9:16(1,440 × 2,560 px ) | 1.91:1 〜 9:16 | ・形式:MP4, MOV, GIF ・容量:最大4GB ・長さ:1秒〜241分 ※リール動画は最大15分 | |
| 全配置(通常) | カルーセル | 1:1(1,080 × 1,080 px 以上) ※カタログ連携広告のみ4:5可 | 1:1(推奨) | ・枚数:2〜10枚 ・形式:JPG, PNG(画像) / MP4, MOV, GIF(動画) ・容量:最大30MB(画像) / 最大4GB(動画) |
| 全配置(カタログ連携) | コレクション | 1:1(1,080 × 1,080 px 以上) | 1:1(推奨) | ・形式:JPG, PNG(画像) / MP4, MOV, GIF(動画) ・容量:最大30MB(画像) / 最大4GB(動画) |
(参照:Meta広告ガイド 広告形式の仕様と推奨事項 )
Meta広告 テキストアセット制限と仕様
Meta広告のテキストは「メインテキスト」「見出し」「説明」の3つの要素で構成され、ユーザーの行動を促す重要な役割を果たします。ハッシュタグや絵文字に関するルールを含め、以下の仕様を厳守してください。
| アセット別 | 推奨文字数 | 仕様・見切れに関する注意点 |
| メインテキスト | 125文字以内 ( Facebook は50〜150文字も推奨) | 広告の主に上部に表示される本文です。 文字数自体は多く入力できますが、モバイル環境のフィードでは冒頭3行(全角約50〜80文字程度)のみが表示され、それを超えると「…もっと見る」へ折りたたまれます。そのため、最も伝えたいメリットやオファー(割引、送料無料など)は冒頭に含めるようにしましょう。 |
| 見出し | 40文字以内 ( Facebook フィード等は27文字以内) | 広告の下部に太字で表示され、ユーザーの視線を引くアセットです。ただし、Instagram のフィード、ストーリーズ、リール広告では、プレースメントの仕様上「見出しが非表示」になることが多いため、見出しが表示されなくても意味が通じるビジュアル・本文設計が必要です。 |
| 説明 | 30文字以内 ( Facebook フィード等は18〜27文字以内) | 見出しの補足として表示されますが、Facebook の PC フィードなど一部の限定的な配置でのみ表示され、Instagram 等のメイン面ではほぼ非表示になります。 |
(参照: Metaビジネスヘルプセンター 広告内テキストのクリエイティブのベストプラクティス)
- ハッシュタグ(#)の扱い:
Meta広告では、テキスト内にハッシュタグを含めることが可能であり、最大30個までサポートされています。 - 絵文字の扱い:
特段の厳しい禁止ルールやペナルティはありません。ターゲット層に合わせて、視線を止めるためのアクセントとして使用するのが効果的です。 - URL の扱い:
メインテキスト等にURLを記載して直接ランディングページへ誘導することも可能です。ただし、Meta広告には「詳しくはこちら」「購入する」といった選択式の「CTA(行動喚起)ボタン」が標準搭載されているため、テキスト内に長いURLを貼るより、CTAボタンを正しく設定することが推奨されます。 - 画像内テキスト量(旧20%ルール)について:
かつて存在した「画像内のテキスト面積を20%以下にしなければならない」という審査ルールは正式に廃止されており、20%を超えても審査落ちにはなりません。しかし、現在でもテキスト面積が少ないクリエイティブの方が、アルゴリズム上の配信効率(インプレッションの伸びやすさ)が良い傾向が残っているため、バナー内の文字量は極力抑え、メッセージはテキストアセット側に持たせる設計が推奨されます。
(参照:Metaビジネスヘルプセンター FacebookとInstagramの広告のテキストオーバーレイとセーフゾーンについて)
X 広告(旧 Twitter 広告)の入稿規定
X 広告は、リアルタイムのトレンドに乗った拡散性が最大の強みです。
配信面の種類と特徴
X 広告はプラットフォーム上に自然な形で差し込まれます。
- タイムライン:
ユーザーが日常的にスクロールして最新のポストをチェックするメイン画面です。最も自然な形でユーザーの視線に入るため、エンゲージメントの獲得や外部サイトへの誘導に適します。 - 検索結果:
特定のキーワードやハッシュタグを能動的に検索している、関心の高い「顕在層」の画面に表示されます。購買意欲や情報収集意欲が高い瞬間にアプローチできるため、高いコンバージョン率が期待できます。 - プロフィールページ:
特定のユーザーや企業の過去ポストを閲覧しにきたユーザーに対して表示され、より深いブランドへの関心を引き出すのに向いています。 - ビデオタブ( iOS アプリ等):
近年新設された、動画ポストのみをフルスクリーンで縦型スワイプ閲覧できる専用画面です。
【詳細一覧表】X広告 メディア(画像・動画)入稿規定
X広告(プロモ広告)で利用できる静止画や動画のサイズ規定は以下の通りです。
| フォーマット / 配信形式 | 推奨アスペクト比(推奨解像度) | サポートされる比率 | ファイル仕様(形式・容量) |
| プロモ広告(画像) (静止画1枚+本文) | 1:1(1200 × 1200px ) 1.91:1(1200 × 628 px ) ・最小解像度:600 × 335 px ・最大解像度:4,096 × 4,096 px | 1:1、1.91:1、16:9 など | ・形式:JPG, PNG, 非アニメGIF ・容量:最大5MB |
| (各種ボタン付きカード形式) | 1:1(800 × 800 px ) 1.91:1(800 × 418 px ) ・最小解像度:800 × 418 px(1.91:1の場合) | 1:1、1.91:1 | ・形式:JPG, PNG, 非アニメGIF ・容量:最大5MB |
| プロモ広告(動画) (動画1本+本文) | 1:1(1200 × 1200 px ) 16:9(1920 × 1080 px ) ・最小解像度:600 × 600 px(1:1の場合) ・最小解像度:640 × 360 px(16:9の場合) | 1:1、16:9、9:16 | ・形式:MP4, MOV ・容量:最大1 GB(30 MB 未満推奨) ・長さ:最長2分20秒(15秒以下推奨) |
| (各種ボタン付きカード形式) | 1:1(800 × 800 px ) 16:9(800 × 450 px ) ※カンバセーションは1.91:1/16:9のみ | 1:1、16:9 | ・形式:MP4, MOV ・容量:最大1 GB(30 MB 未満推奨) ・長さ:最長2分20秒(15秒以下推奨) |
| カルーセル広告 | 1:1(800 × 800 px ) 1.91:1(800 × 418 px ※画像) 16:9(800 × 450 px ※動画) | 画像:1.91:1、1:1 動画:16:9、1:1 ※全カードで比率の統一必須 | ・枚数:2〜6枚の画像または動画 ・形式:JPG, PNG, 非アニメGIF(画像) / MP4, MOV(動画) ・容量:最大5MB(画像) / 最大1GB(動画) |
| X Amplify | 1:1(1200 × 1200 px 推奨) ・最小解像度:600 × 600 px(1:1の場合) ・最小解像度:640 × 360 px(1:1以外の場合) | 1:1、16:9、9:16 | ・形式:MP4, MOV ・容量:最大1GB(30MB未満推奨) ・長さ:最長2分20秒(15秒以下推奨) |
| バーティカルビデオ広告 | 9:16(1080 × 1920 px ) | 9:16 | ・形式:MP4, MOV ・容量:最大1GB(30MB未満推奨) ・長さ:最長2分20秒(15秒以下推奨) |
(参照:X公式ヘルプセンター Xビジネス広告クリエイティブの仕様)
X広告 テキストアセット制限と仕様
2025〜2026年にかけて、X 広告のテキスト規定には複数の変更が加えられています。従来の王道手法が不承認(審査落ち)の対象になっているため、以下の最新仕様を必ずアップデートする必要があります。
- 広告本文へのハッシュタグ(#)掲載の禁止:
広告投稿の本文テキスト内に、ハッシュタグ(#)を含めることが禁止されました。
オーガニック投稿を広告に流用する場合も対象となります。ハッシュタグによる対話を促したい場合は、「カンバセーショナルボタン」の選択肢内にハッシュタグを仕込む間接的な手法が必須となります。 - 広告本文へのURL直接記載の禁止:
本文内に「詳細はこちら→ https://… 」と URL を記載する行為が禁止されました。
外部サイトへユーザーを誘導したい場合は、必ず画像や動画と一体になった「ウェブサイトボタン(ウェブサイトカード)」などのカード形式を実装しなければならず、これに違反したテキストは審査で差し戻されます。 - 絵文字やハッシュタグ(#)の使用制限:
国内向け・グローバル向けを問わず、広告テキスト内における「#(ハッシュ記号絵文字)」と「✅(緑のチェックマーク)」の2種類の絵文字は使用禁止となりました。
日本・韓国以外のグローバル配信を行う場合は「テキスト内に絵文字を2種類以上含めることが禁止(1種類まで、または絵文字なし)」というルールも適用されます。 - カルーセル広告におけるテキスト共通化ルール:
Meta広告のようにカードごとに別々の商品の説明文を書いたり、別々の遷移先ページを設定することはできません。
本文にはキャンペーン全体を貫く包括的なコピーを配置し、カードごとの個別の特徴(色やバリエーションなど)は画像バナー側のデザインそのものに文字を含めることが必要です。
まとめ & 入稿前最終チェックリスト
各プラットフォームの入稿規定は、単なるルールではなく表示崩れを防ぎ、ユーザーに有益な体験を届けるための大前提です。実際に広告を入稿(公開・送信)する前に、以下の項目を満たしているか、最終チェックリストとしてご活用ください。
Meta 広告 入稿前チェック
- アスペクト比率:
Instagram フィード向け素材は「4:5」の縦長サイズで制作されているか。 - テキストの折り返し:
メインテキストの最重要メッセージ(オファーやベネフィット)が、折りたたまれる前の冒頭に設置されているか。 - 見出し非表示への対策:
Instagram 面で見出しが非表示になっても、ビジュアルとメインテキストだけで意味が通じる構成か。 - Advantage+ クリエイティブの確認:
自動最適化のプレビューを確認し、AI によって画像内の文字が隠れたり、ブランドイメージに合わない BGM が選曲されていないか。
X 広告 入稿前チェック
- URL 直貼りの排除:
本文内に生の外部リンク URL を記載していないか(誘導にはウェブサイトカード等の機能を正しく設定しているか)。 - 禁止文字・個数制限のチェック:
本文に「✅」や「#」の禁止文字が含まれていないか(グローバル配信の場合は絵文字が1種類までに抑えられているか)。 - カルーセルの仕様統一:
2〜6枚の全カードで画像/動画のアスペクト比が統一されており、共通テキスト・単一 URL を前提としたクリエイティブ設計になっているか。 - 表現の健全性と審査対策:
根拠のない断定表現や誇大表現、見る人に不快感を与える不適切な画像(過度な肌の露出や不快なアップ画像など)が含まれていないか。
おわりに
本エントリでは、Meta広告およびX広告それぞれのクリエイティブ・アセット(画像・動画・テキスト)の入稿規定や、媒体ごとの表示面の特徴をご紹介いたしました。
SNS広告において成果を最大化するには、美しい画像を作るだけでなく、各媒体の配信面の特性を理解し、プラットフォームの最新ルールに寄り添った設計を行うことが不可欠です。
本記事をチェックリストとして、ぜひご活用ください。
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