【随時更新】 Yahoo! 検索広告設定事項まとめ。配信面や広告の種類、ターゲティングを徹底解説!
みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ マーケティングソリューション事業部の西川です。
Yahoo! JAPAN で何かを検索した際、検索結果に出てくるテキストの広告を見かけたことはございますでしょうか?
検索広告(リスティング広告)とは、検索サイトで商品やサービスを検索しているインターネットユーザーに対し、検索キーワードと関連性の高い広告を表示する検索連動型広告サービスのことです。
Yahoo! 検索広告(以下: YSA )とは、 Yahoo! JAPAN をはじめ、国内の主要提携サイトの検索結果などに広告を掲載することができます。
本エントリでは YSA の配信を検討している広告主様に向けて、配信面や広告の種類、ターゲティングをご紹介します。
▼配信面
――(1) Yahoo! JAPAN の検索画面
――(2)提携パートナーの配信面
▼広告の種類
――(1)拡大テキスト広告
――(2)レスポンシブ検索広告
――(3)動的検索連動型広告
▼ターゲティング
――(1)サイトリターゲティング
――(2)デバイスターゲティング
――(3)地域ターゲティング
――(4)曜日・時間帯ターゲティング
配信面
(1) Yahoo! JAPAN の検索画面
YSA では、圧倒的な集客力を誇る Yahoo! JAPAN をはじめ、国内の主要提携サイトの検索結果などに広告を掲載できます。
こちらでは、 Yahoo! JAPAN の検索結果画面の例を実際の画像とともにご紹介いたします。
下記の画像は検索結果画面です。
Yahoo! JAPAN で検索した際、下記のように上にリスティング広告、下に自然検索が表示されます。
実際に「グラッドキューブ」と検索すると以下のように表示されます。
最上部にはリスティング広告、その下に自然検索が表示されています。
(2)提携パートナーの配信面
Yahoo! JAPAN の検索結果に加えて、 Yahoo! JAPAN と契約している主要提携サイトの検索結果などに広告が掲載される場合があります。また、提携パートナー経由で他の媒体に広告が掲載される場合もあります。
下記が運用型広告の提携パートナーサイト一例です。
◼朝日新聞
◼Microsoft Bing
◼Excite エキサイト
◼フレッシュアイ
◼My Cloud
◼My J:COM
◼Sleipnir Start
◼So-net
◼Vector
(引用:広告掲載サイト)
広告の種類
(1)拡大テキスト広告
拡大テキスト広告とは、 PC ・スマートフォン・タブレット用広告の入稿形式の一つです。タイトルや説明文でインターネットユーザーに対して強くアピールすることが可能です。
キャンペーンタイプが「標準キャンペーン」の場合にのみ作成できます。
タイトルや説明文などの表示位置は下記の図をご参照ください。
広告表示オプションについては当ブログでもご紹介しておりますので、下記リンクよりご参照ください。
(参考記事:広告表示オプションを総復習。無料で出来る機能を使いこなそう!)
(2)レスポンシブ検索広告
レスポンシブ検索広告とは、アセット(タイトル・説明文)を複数入稿することでアセットを自動的に組み合わせて最適な広告が掲載される広告タイプです。検索語句と広告文の関連性や、デバイス・掲載面などを判断し、自動で最適化することにより広告効果の向上が期待できます。
※ Yahoo! のレスポンシブ検索広告は2021年5月12日よりローンチされました。
詳しい内容は当ブログでご紹介しておりますので、下記リンクよりご参照ください。
(参考記事:【2021年最新版】Yahoo! 検索広告、レスポンシブ検索広告の提供開始)
(3)動的検索連動型広告
動的検索連動型広告は、あらかじめ指定したサイトのコンテンツと関連性の高い検索キーワードに対して、広告のタイトルを自動的に生成して配信する広告です。
動的検索連動型広告を利用することで指定したURLのコンテンツと関連性が高い検索クエリに対しても広告を掲載できるため、サイトへの訪問者数の増加が期待できます。
動的検索連動型広告の配信の仕組みは、以下の図の通りです。
情報の豊富なサイトや多くの商品、サービスを取り扱うサイトをお持ちの場合に効果を発揮します。
豊富なサイトやサービスを取り扱う広告主様は是非ご活用ください。
ターゲティング
(1)サイトリターゲティング
サイトリターゲティングとは、過去に広告主様のサイトを訪問したことのあるインターネットユーザーに対して広告を配信するターゲティング機能です。
サイトを訪問したインターネットユーザーに対して広告を表示することで、より高い広告効果が見込めます。
また、サイトリターゲティングを利用することで、過去にサイトを訪問し、かつ検索サイトで商品やサービスを検索したユーザーに対して、配信除外などの設定も可能になります。
(引用: Yahoo! 広告ヘルプ)
(2)デバイスターゲティング
デバイスターゲティングとは、デバイス( PC 、スマートフォン、タブレット)ごとに入札価格調整率を設定して、特定デバイスの入札価格の調整や、配信するデバイスの絞り込みが可能なターゲティングです。
キャンペーンまたは広告グループに設定できるため、1つのキャンペーン内で複数のプロモーション内容に合わせて入札価格を調整できます。
上記は実際の設定画面です。
入札価格を調整するには、調整するデバイスのプルダウンメニューで「引き上げ率」または「引き下げ率」を選択したうえで、「%」欄に数字を入力します。
調整率は、以下の範囲での設定が可能です。
- ◼引き上げ率:0%~900% 0%~900%の範囲で入札価格を高く設定します。
- ◼引き下げ率:1%~90% 1%~90%の範囲で入札価格を低く設定、または100%に設定します。
※「引き下げ率」を選択し「100」を入力(引き下げ率を100%に設定)すると、該当のデバイスには広告を配信しない設定となります。
(引用: Yahoo! 広告ヘルプ)
(3)地域ターゲティング
地域ターゲティングでは、広告を配信する対象地域を設定し、設定した地域との登録・設定情報、デバイス、利用環境などをもとに、ユーザーのいる場所または関心・関連のある場所を判定し広告を配信します。
以下の地域単位から地域を選択し、広告グループに設定します。複数地域の選択も可能です。
(4)曜日・時間帯ターゲティング
曜日・時間帯ターゲティングでは、曜日・時間帯を設定し、指定した曜日・時間帯にインターネットを利用しているユーザーに限定して広告を表示できます。
曜日・時間帯ターゲティングは、広告グループに設定します。
※なお、 YSA では、年齢および性別でターゲティングできませんのでご注意ください。
解説動画
YouTube でも詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
【初心者必見】Yahoo!検索広告 基礎徹底解説①
【初心者必見】Yahoo!検索広告 基礎徹底解説②
チャンネル登録もよろしくお願いします!
おわりに
本エントリではYahoo!検索広告の配信面や広告の種類、ターゲティングについてご紹介いたしました。
Yahoo!検索広告では、様々なターゲティングや広告を使用することができ、運用の幅が広いため、運用力・クリエイティブ力が成果に大きく影響が出る媒体ではないでしょうか。
当社は Yahoo! マーケティングソリューション特別認定パートナー「広告運用パートナー」に認定されており、Yahoo!広告を含むリスティング広告や SNS 広告でも豊富な実績とノウハウでお客様に合わせたご提案が可能です。
また、 Web 広告の運用代行サービスとして、広告費 25 万円以下でご検討されている方向けのプランもご用意しております。広告出稿をお考えの方はお気軽にお問い合わせくださいませ。