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【超重要】Google、デスクトップ検索結果画面の右側表示枠を廃止。

google検索画面トップ

グーグル、全世界でPCデスクトップ画面の右側表示広告を廃止。

※今回の投稿は下記Search Engine Landの記事を参考にまとめたものです。
Confirmed: Google To Stop Showing Ads On Right Side Of Desktop Search Results Worldwide

Google is rolling out a dramatic change that removes ads from the right side of its desktop search results, and places ads only at the top and/or bottom of the page.
Googleは今後検索結果表示画面に表示していた右側の広告表示を廃止し、ページ上部、下部の広告表示のみとする劇的な改変を行いました。

比べてみました。

下は記事作成にあたり行った検索結果画面ですが、右側の広告表示がすべてなくなってしまい、スッキリしています。
基本的に掲載枠はプレミアムポジションのみということでしょうか。
4つ目の広告掲載画面

この変更は全世界のデスクトップ検索画面に対し適応され、右側には商品リスト広告のみ引き続き表示されます。

以前のgoogle検索画面
しばらくの間は右側にも広告が表示されることがあり、本日も同じキーワードで検索しても、違うレイアウトが表示される時があります。
比べてみると、改めて広告の数にずいぶん開きがあり、スコアの低いキーワードについては、かなり大きな影響が予想されます。

同時に、新たな広告枠の拡大も。

At the same time, the company says it may show an additional ad — four, not three — above the search results for what it calls “highly commercial queries.
the addition of the fourth ad above search results will happen for “highly commercial queries.” This would involve searches like “hotels in New York City” or “car insurance” and the like.”
同時に、新たに広告掲載数を3から4に拡大させ「highly commercial queries」と呼ぶクエリ群に対して広告を表示させることとなりました。
この第4の広告は「自動車保険」「ニューヨークにあるホテル」など商業的な需要の高いクエリに限って表示されるとのことです。

Googleの広報によると

“We’ve been testing this layout for a long time, so some people might see it on a very small number of commercial queries. We’ll continue to make tweaks, but this is designed for highly commercial queries where the layout is able to provide more relevant results for people searching and better performance for advertisers.”
このレイアウトは、長期間のテストを続けてきており、ごく少数のクエリについてすでに見た人もいるかもしれないとのこと。
また今後も微調整を加えていくとしながら、この「highly commercial queries」のために設計されたレイアウトはより関連性の高い結果をユーザーの検索に、より良い成果をを広告主のために提供することができるとしています。

今回の右側広告枠の廃止の意図として

The removal of all right-side ads obviously makes the desktop and mobile search results more similar.
GoogleがPCデスクトップとモバイルの検索結果をより近づけようとしていることがあげられます。

とはいえ、PCとスマートフォンでは検索シチュエーション、入力インターフェースおよびブラウジングの利便性などかなり違いがあり、
検索結果画面の変更でPC検索画面とスマートフォン検索画面の結果が平準化されるとも考えにくいのですが…
今後、入札戦略や自動化の設定にはどう反映されるのでしょうか。
各広告の数値への作用なども含め確認してみたいと思います。
スマートフォン検索結果

まとめ

比べてみたとおり、今回の変更ではPCでの検索広告の1度に表示される広告数がかなり限られてくることとなりました。
ユーザーの検索行動に対し、クリックできる広告のバリエーションが狭まってしまう一方で、ページ全体で予測される広告クリック率が変わらないとすると、
ページあたりの総クリックがそれぞれの表示された広告に分配される可能性が高まるということですから、今後、1つの広告あたりのCTRが向上する可能性も考えられます。

加えて上位ポジション表示(=first Page Bid?)への応札が激しくなりそうですから、結果的に入札単価が上昇する傾向も想像できます。

必然的に1クリック1クリックに対する重要性がさらに高まり、LPO(ランディングページ最適化)、EFO(エントリーフォーム最適化)などCVRをより向上させるための施策に対しての強化が不可欠となってくるでしょう。

具体的にどうしていけば間違いないのだろう?とお考えの広告担当者様に、
グラッドキューブはリスティング広告運用だけでなく、LPO/EFOを含む包括的なウェブサイト解析・改善オールインワンASP「SiTest(サイテスト)」をご提供しています。
是非お問い合わせください。

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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