【2024年最新】 Instagram 広告のターゲティングの活用方法
本エントリでは、 Instagram 広告のターゲティングと興味関心についてご紹介いたします。
Instagram 広告の運用を検討している方や既に運用しているが成果を出せていない方は是非参考にしてください。
目次
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Instagram 広告のターゲティングとは
Instagram 広告のターゲティングとは、特定の属性や興味、行動を持つユーザーを選択して広告を表示させるプロセスです。これにより、広告の関連性が高まり、効率的な広告支出が可能です。
Instagram 広告の特徴として、以下が挙げられます。
- Facebook 面にも配信することができる。
- 精度の高いターゲティングを使用することができる。
Facebook は実名で登録されているため、ユーザーの属性データの信憑性が高い。
Instagram は興味・関心でユーザーをつなげるSNSであるため、興味関心の細かいターゲティングが可能。
ターゲティングの種類
Instagram 広告では、主に以下の3つのターゲティングオプションが利用可能です。
■ コアオーディエンス
ユーザーの位置情報、人口統計、興味・関心、行動に基づいてターゲットします。
■ カスタムオーディエンス
既存の顧客リストやサイト訪問者など、事業者が既に関係を持っているユーザーをターゲットにします。
■ 類似オーディエンス
既存の顧客の特徴に似た新しい潜在顧客を見つけ出します。
ターゲティングの設定方法
ターゲティングを設定するには、Meta の広告管理ツールを使用します。
具体的な設定方法は、以下2つです。
■ キャンペーンの目的を選択した後、広告グループの設定画面からターゲットとなるオーディエンスの詳細な属性を定義する。
■ 広告マネージャーからオーディエンスを選択し、「 オーディエンスを作成」から新規のオーディエンスを作成することが可能。
どちらも新規で設定することや既存に使用していたリストを用いて設定することが可能です。
コアオーディエンス
年齢や性別、地域など個人で設定されている情報に基づいてターゲティングを行います。また、ターゲティングしたい層の「興味関心」を設定することで、ユーザーアクションに基づいて自動的にオーディエンスが作成され関連性の高いユーザーに向けて配信します。
地域ターゲティング
地域ターゲティングでは、ユーザーが登録している情報に基づき、特定の国、地域、都市に配信を行います。また、地域と半径を指定して境界内に向けて配信を行うことも可能です。
指定した地域内に住まいがあるユーザーだけでなく、最近訪れていたユーザーや旅行中のユーザーにも配信を行うので、期間限定やイベントの訴求にも柔軟に対応して配信します。
年齢ターゲティング
年齢ターゲティングでは、登録されているユーザーの生年月日をもとにターゲティングを行います。1歳刻みで範囲を指定することが可能である。
注意点として、アカウントに生年月日の登録がなされていない場合は、その他のアカウント情報をもとに推測されるため、抽象度を高く想定する必要がある。
性別ターゲティング
性別ターゲティングでは、「男性」「女性」「すべて」から選択可能です。
性別のターゲティングが必要ない場合は、デフォルトで使用されている「すべての性別」のまま設定します。
言語ターゲティング
言語ターゲティングでは、国籍情報だけでなく、使用している言語をターゲティングして広告表示します。
ユーザー属性ターゲティング
ユーザー属性ターゲティングでは、ユーザーの詳細情報に基づいて広告を表示します。
ユーザー属性カテゴリの内容は以下です。
▼ユーザー属性
- 学歴
- ファイナンス
- ライフイベント
- 子供がいる人
- 交際
- 仕事
興味関心ターゲティング
興味関心ターゲティングでは、ユーザーの過去の行動や「いいね!」した投稿に基づいて、興味・関心が高いと判断される分野に関連した広告を表示します。
興味・関心カテゴリの内容は以下です。
▼興味・関心
- ビジネス産業
- エンターテイメント
- 家族・交友関係
- フィットネス・ウェルネス
- 食品と飲料品
- 趣味・アクティビティ
- 買い物・ファッション
- スポーツ・アウトドア
- テクノロジー
行動ターゲティング
行動ターゲティングでは、ユーザーの行動データをスマートフォンや PC の利用状況をもとに配信を行います。
行動カテゴリの内容は以下です。
▼行動
- 旅行
- 海外駐在者
- 消費者の分類
- 行動
- 記念日
- 購入行動
- デジタルアクティビティ
- サッカー
- モバイルデバイスユーザー
- モバイルデバイスユーザー/デバイスの使用期間
カスタムオーディエンス
カスタムオーディエンスは、事業者がすでに所持している顧客リストや、ウェブサイトへの訪問者などから構成されます。これを活用することで、過去接点のあるユーザーに再びアプローチし、関係を深めることが可能です。
主に設定できるターゲティングの詳細設定は以下です。
■ ウェブサイトにアクセスしたすべてのユーザー
■ 特定のウェブページにアクセスした人
■ ウェブサイトに滞在した時間別のビジター
類似オーディエンス
類似オーディエンスを利用すると、既存のオーディエンスと類似の特徴を持つ新たな潜在顧客を見つけることができます。これは、新しい市場への拡大や新規顧客の獲得に特に有効です。
前項で紹介した「カスタムオーディエンス」を使用して、既に獲得しているユーザーとよく似た新たな見込み顧客に対して配信します。
また、オーディエンスのサイズを選択することが可能で、1%から10%で選択しオーディエンスサイズを決定します。
サイズ割合に伴って類似率の変動があるため1%から始めることが推奨の設定となっております。
Instagram 広告ターゲティングのメリット
Instagram 広告のターゲティング機能がどのように広告キャンペーンの効果を最大限に引き出すか、具体的な利点を以下で解説していきます。
ターゲットユーザーへの配信範囲の広さ
ターゲティング機能のデメリットとして、サービス内容によってターゲットの母数が減り、配信数が想定より出ないことが考えられます。
しかし、 Instagram は最も広く利用されているソーシャルメディアプラットフォームで利用率は第1位の48.5%を占めています。ターゲット先のユーザー数が多いため、複数のターゲティング機能を使い分けることで精密にかつ広範囲に広告を配信します。
インスピレーションと認知度の向上
Instagram は視覚的なコンテンツが中心であるため、ユーザーに直接訴えかけるインパクトのある広告を展開することが可能です。
クリエイティブな広告を配信することで、ブランドの認知度を高めるとともに、ポジティブなブランドイメージを形成します。
ROI (費用対効果)向上の可能性
ターゲティングの精度が高いほど広告の無駄が減少し、コストパフォーマンスが向上します。豊富なターゲティングオプションを利用することにより、角度の高い広告配信ができます。
これにより、同じ広告予算でもより多くの潜在顧客に到達し、売上の向上につながることが期待できます。
おわりに
本エントリでは、 Instagram 広告のターゲティングと活用方法について解説しました。
ターゲティング機能は消費者の興味関心やユーザー情報に基づき、費用対効果を向上させるために必要な施策です。商材や配信目的に合わせて適切な機能を利用する際にご参考ください。
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