LINE 広告とは?仕組みや特徴・メリットなど分かりやすく解説
LINE 広告は、コミュニケーションアプリ「 LINE 」とそのファミリーサービスに広告を配信することができます。
本エントリでは、広告の特徴やメリットについて解説します。
目次
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LINE 広告とは
LINE 広告は、国内月間9,700万人の LINE ユーザーに広告を配信することができる広告配信プラットフォームです。大きな特徴としては、 LINE を日常的に利用している幅広い世代のユーザーに広告を配信できる圧倒的なリーチ力です。
LINE 広告のメリット
LINE 広告の主なメリットは以下4つです。
- 他の SNS 広告では届かないユーザーにもリーチができる
- ターゲティング精度の高さ
- 幅広いユーザー層へアプローチが可能
- LTV 向上
①他の SNS 広告では届かないユーザーにもリーチができる
LINE と X ・ Facebook のユーザー層を見ると約40%が X も Facebook も利用していない LINE のみを利用するユーザーとなっており LINE でしかリーチ出来ないユーザーとなっています。
(参照:LINEヤフー for business LINE 広告の仕組みと4つの強みとは?配信面や費用をまとめて解説)
②ターゲティング精度の高さ
膨大な行動データを基に精度の高いターゲティングが可能となっています。
例えば下記のターゲティングが利用できます。
■オーディエンスセグメント配信:ユーザーの性別や年齢、地域、趣味や関心、購買意向など
■オーディエンス配信:自社の WEB サイトに訪れたことがある、商品を購入したことがあるなどユーザーを特定してターゲティング
■類似配信:商品を購入したことがあるユーザーに似ているユーザーを探してターゲティングなど
③幅広いユーザー層へアプローチが可能
LINE を毎日利用しているユーザーはすべての年代で6割以上となっており、幅広い層へアプローチができます。
(参照:LINEヤフー for business LINE 広告の仕組みと4つの強みとは?配信面や費用をまとめて解説)
④ LTV 向上
業種・規模を問わずさまざまなビジネスで活用されており、マーケティング目的に応じた広告配信が可能です。
詳しいターゲティングや広告配信目的についてはこちらの記事で紹介しております。
LINE 広告はどこに表示される?配信面とクリエイティブフォーマットについて解説 | 株式会社グラッドキューブ
https://www.glad-cube.com/blog/?p=51080
LINE 広告の仕組み
LINE 広告は運用型広告となっています。運用型広告は、広告掲載をめぐりオークションが発生します。広告主が設定した入札価格などを基に争われ、オークションに勝った広告が掲載されます。
LINE 広告では、ユーザーが LINE のトークリストを閲覧したときなど広告枠が表示されたときにオークションが発生します。特に決まった費用や利用料金はないため、1日の広告予算を1,000円など少額からでも運用が可能です。
LINE 広告の課金方法
LINE 広告は、「クリック課金」「インプレッション課金」「友だち追加ごとに課金」の3つの課金方法があります。
クリック課金
クリック課金は、ユーザーが広告をクリックしたら課金が発生する課金方式です。ユーザーの画面に広告が表示されるだけでは費用が発生しないのでクリックを多く獲得したい場合におすすめです。
インプレッション課金
インプレッション課金は、ユーザーの画面に広告全体が完全表示されたら料金が発生する課金方式です。より多くのユーザーに広告を見てもらいたい場合に適しています。
友だち追加ごとに課金
友だち追加ごとに課金は、 LINE 公式アカウントの友だちを増やす目的で配信を行う「友だち追加」限定の課金方式です。友だちが追加されると料金が発生し、友だち追加がされた分だけ課金される「成果報酬型」です。他の課金方法に比べて費用対効果が良くなりやすいのが特徴です。
予算の決め方
LINE 広告は費用を自由に設定できるため、いくら広告費をかけるのか、は達成したい目標に合わせて決定することが大切です。【目標 CPA (1件獲得あたりの目標広告費)×目標コンバージョン数(獲得したい件数)=広告予算】で広告費を計算しましょう。例えば、下記のように計算をします。
EX ①:化粧品販売
化粧品1つあたり3,000円の広告費で月に100個販売したい
3,000×100=300,000
広告予算:300,000円/月
EX ②:EC サイトでの商品販売
商品1つあたり350円の広告費で月に1,000個販売したい
350×1,000=350,000
広告予算:350,000円/月
EX ③:スクール
スクールの新規会員を1人あたり8,000円の広告費で月に50人増やしたい
8,000×50=400,000
広告予算:400,000円/月
LINE 広告配信の際の注意点
LINE 広告の配信は、法的リスクの回避やユーザー利益の保護の観点から広告表現に関するガイドラインを設定しています。そのため配信前の事前審査が必須となっており、業界や業種、取り扱い商品によっては、掲載が出来ない場合があります。
掲載できない業種・商材
以下、 LINE 広告で広告を配信(掲載)できない業種・商材です。広告配信をご検討されている方は、事前に確認しましょう。
■宗教関連
■ギャンブル関連等(公営競技・公営くじは除く)
■アダルト関連
■出会い系、マッチングサイト等(一部当社が認めた場合を除く)
■連鎖販売取引
■たばこ、電子タバコ(一部当社が認めた場合を除く)
■武器全般、毒物劇物
■未承認医薬品・医療機器等
■ネット関連ビジネス(情報商材、自己啓発セミナー等)
■チケット転売業
■その他不適合と判断された業種・業態、商品・サービス
掲載に注意が必要な商材
掲載にあたって注意が必要な商材がいくつかあります。広告掲載は可能ですが、定められた文言の記載や忌避事項などがあるためクリエイティブ制作では注意が必要です。
例
■通販サイト
■古物商
■アルコール飲料
■コンタクトレンズ
■公営ギャンブル
おわりに
本エントリでは、 LINE 広告を検討・はじめようとしている方に向けて仕組みやメリット・特徴などについて解説をしました。
LINE 広告の始め方については、以下記事で詳しく解説していますのでぜひご活用ください。
LINE 広告の入稿方法を画像付きで分かりやすく解説 | 株式会社グラッドキューブ
https://www.glad-cube.com/blog/?p=49674
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