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LINE 広告の入稿方法を画像付きで分かりやすく解説

LINE 広告は、コミュニケーションアプリ「 LINE 」とそのファミリーサービスに広告を配信することができます。
本エントリでは、これから LINE 広告の配信を始める方や、はじめたいけれどやり方が分からないという方へ分かりやすく解説をします。

目次

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LINE 広告とは

LINE 広告とは日本国内の月間9,600万人(2023年12月末時点)の LINE ユーザーに向けて広告を出稿するための広告配信プラットフォームです。
「トークリスト」や「 LINE NEWS 」、「 LINE VOOM 」「 LINEマンガ」など LINE の様々な面やファミリーサービスなどに広告配信ができます。
LINE 広告では LINE ユーザーの9,600万人にリーチすることが出来、ユーザーの性別や年齢など精度の高いターゲティングが可能です。
また、マーケティング目的に合わせて配信方法を選択でき、少額からでも出稿できる点が魅力となっています。

(参照: LINE ヤフー for business

出稿までの流れ

LINE 広告は5つのステップで配信が可能となります。

アカウントの開設
① LINE ビジネス ID の作成
②広告アカウントの作成
③クレジットカードの登録

Tagの設置
④ LINE Tag の設置

配信設定
⑤広告の配信設定

(参照: LINE ヤフー for business LINE広告の始め方5ステップ アカウント開設から出稿までの流れ

広告アカウントの開設

広告配信までは最短3営業日、最大で10営業日で配信ができるようになります。
それぞれのステップごとに解説をしていきます。

ステップ①LINE ビジネス ID の取得方法

まず、LINE ビジネスアカウントの開設を行います。


①「 LINE Business ID 」で検索



② LINE ビジネスアカウントをお持ちの場合は「アカウントをお持ちの場合はログイン」をクリック



③ LINE ビジネスアカウントをお持ちでない場合は「メールアドレスで登録」をクリック


④メールアドレスを入力し、「登録用のリンクを送信」をクリック


(参照: LINE ヤフー for business LINE ビジネス ID の作成

ステップ②広告アカウントの作成

先程の画面でログインを行うとユーザートップという画面になります。
画面左上の「広告アカウント」から「新しい広告アカウントを作成」をクリックしてして広告アカウントの作成を行っていきます。




①請求先情報の登録を行ないます。
赤枠内の項目を入力



■ビジネスタイプ
法人の場合は「法人」、個人事業主の場合は「個人事業主」を選択

■法人番号
法人の場合は「法人番号を検索」をクリックし、法人名を入力します。
一覧が表示されるので該当する企業名を選択すると自動で法人番号・請求先法人名・本社の所在地が入力されます。

■代表電話番号
■担当者名
■担当者の部署名
■担当者の電話番号
■メールアドレス
■請求先名

※個人事業主の場合は「屋号」、「事業主名」、「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」、「請求先名」を記入してください。



②広告主の情報を入力


※後から変更が出来ないため、注意が必要です。
■広告主正式名
■広告主ウェブサイトの URL
URL は企業のコーポレートサイトが推奨です。



③商材情報の入力



■広告アカウントカテゴリ
「カテゴリを選択」から広告で使用する商材のカテゴリの選択をします。

■ LINE 公式アカウントのベーシック ID /プレミアム ID
LINE 広告を配信するためには LINE 公式アカウントの作成が必要です。
お持ちの場合は「 LINE 公式アカウントのベーシック ID /プレミアム ID を入力」にチェックをし、公式アカウントの ID を入力します。

お持ちでない場合は「 LINE 公式アカウントを作成」をクリックし、アカウントの作成を行ないます。

※ LINE 公式アカウントの作成の場合、下記の入力をし、進めていきます。
■アカウント名
■会社・事業者の所在国・地域
■会社/事業者名
■業種


入力が完了したら「確認する」よりアカウントの作成を行ないます。



④基本情報を入力・設定


■広告アカウント名
■広告配信先
■タイムゾーン
■通貨

すべて入力が完了したら「作成する」をクリック
※画面が切り替わらない場合、未入力や入力ミスがないか改めて確認をしましょう。


ステップ③クレジットカードの登録
最後にクレジットカードの登録を行い、アカウント開設は完了となります。
※クレジットカードが手元にない場合は後から登録も可能です。


(参照: LINE ヤフー for business 広告アカウントを作成する

ステップ④LINE Tag の設置

LINE 広告における「 LINE Tag 」には、3種類のコードがあります。
目的に応じて任意のページに設置することで、コンバージョンの計測やリターゲティングのためのオーディエンス作成ができます。


■ベースコード
ユーザー行動を計測したいすべてのページに設置が必要なコードです。
このコードがないと「 LINE Tag 」が機能しません。

■コンバージョンコード
コンバージョンを計測するページに設置するコードです。
基本的に、商品購入や資料請求などが完了したあとのサンクスページにベースコードとセットで設置をします。

■カスタムイベントコード
特定のページにアクセスしたユーザーについてイベントベースでの効果測定やオーディエンスの作成が可能です。
ベースコードとセットで設置をします。


LINE Tag の取得方法・設置


①「公式アカウント」タブで該当の広告アカウント名をクリック
②左上「 MENU 」から「トラッキング( LINE Tag )」をクリック



③表示されているコードを必要に応じて計測するウェブサイトに設置
④1stPartyCookie / Local Strage を利用して計測を行う場合は 「ファーストパーティー Cookie ・ローカルストレージを利用」をクリック

ステップ⑤広告の配信設定

広告の配信目的に合わせて入稿をします。
キャンペーン・広告グループ・広告それぞれの階層ごとに入稿の進め方について解説します。


キャンペーンの作成

①「公式アカウント」タブで該当の広告アカウント名をクリック
②キャンペーンタブで「+キャンペーンを作成」をクリック



③配信目的に合わせてキャンペーン目的を選択


キャンペーン目的

ウェブサイトへのアクセス

ウェブサイトへのアクセスを増やすことを目的としたキャンペーン。

ウェブサイトコンバージョン 

ウェブサイトでのコンバージョン数を増やすことを目的としたキャンペーン。

コンバージョン数を最大化させる自動入札オプションを利用できます。

アプリのインストール

アプリのインストール数を増やすことを目的としたキャンペーン。

インストール数を最大化させる自動入札オプションを利用できます。

アプリのエンゲージメント 

インストール後のアプリのエンゲージメントイベントを増やすことを目的としたキャンペーン。

動画の再生 

動画の再生数を増やすことを目的としたキャンペーン。

動画の3秒再生数・100%再生数を最大化させる自動入札オプションを利用できます。

リーチ 

リーチを増やすことを目的としたキャンペーン。

リーチ数を最大化させる自動入札オプションを利用できます。

友だち追加 

LINE 公式アカウントの友だちを増やすことを目的としたキャンペーン。

商品フィードから販売

ウェブサイトを訪れたりアプリを利用した人が興味を示した商品を広告に表示し、商品の認知度を高めたり購入を促進したりできます



④基本情報・掲載期間・任意設定を入力

■キャンペーン名
■ステータス
ステータスが「有効」だと審査完了後、配信が開始されます。
入稿の準備が整うまでは無効にしておきましょう。

■掲載期間
配信期間を指定する場合は「開始・終了日時を設定」を選択します。

■キャンペーン上限予算
■キャンペーン予算の最適化
■キャンペーン入札戦略


⑤「保存して広告グループ作成へ」をクリック


(参照: LINE ヤフー for business キャンペーンを作成する

広告グループの作成


①キャンペーンを作成した続きから広告グループの作成、もしくは広告グループタブで「+広告グループを作成」をクリック


②基本情報を入力
■キャンペーン
キャンペーンの紐づけを行います。

■広告グループ名
■ステータス




②ターゲット設定


■国
■地域
100以上の場合はエラーとなります。
■性別
■年齢
設定する場合、14歳以下、65歳以上、それ以外の年齢は5歳区切りでターゲティングが可能です。

■OS
■詳細ターゲティング
設定する場合、「趣味・関心」、「行動」、「属性」、「購買意向」、「 Yahoo! JAPAN 趣味関心」、「 Yahoo! JAPAN 購買意向」、「 Yahoo! JAPAN 属性・ライフイベント」から配信・配信除外を設定することができます。

■オーディエンス
広告主の保有する顧客リスト(電話番号やメールアドレスなど)をアップロードしてオーディエンスを作成することでターゲットに設定したり、類似配信を行うことができます。


③広告の配信
広告を配信する配信面を選択します。
デフォルトでは自動配置となっておりすべての配信面に広告が配信されます。

④最適化と入札を設定
⑤予算設定
⑥「保存して広告作成へ」をクリック


(参照: LINE ヤフー for business 広告グループを作成する


広告の作成

①広告グループを作成した続きから広告の作成、もしくは広告タブで「+広告を作成」をクリック



②基本情報の入力

■キャンペーン
広告を配信するキャンペーンを選択
■広告グループ
広告を配信する広告グループを選択
■広告名
■ステータス


③広告フォーマットの選択

フォーマット

画像

CPM 課金・ CPC 課金・ CPF 課金の場合選択可

動画

CPM 課金・ CPF 課金の場合選択可

カルーセル

CPM 課金・ CPC 課金の場合選択可

画像(小)

CPM 課金・ CPC 課金の場合選択可

画像(アニメーション)

配信目的がウェブサイトアクセス・ウェブサイトコンバージョン・アプリインストール・アプリエンゲージメント・リーチキャンペーン目的の場合選択可




④配信内容の入稿



■画像
「画像を選択」から画像をアップロードし登録します。

■小サイズの画像(任意)
「画像を選択」から画像をアップロードし登録します。

■タイトル
20文字以内で入力をします。

■ディスクリプション
75文字以内で入力をします。
カルーセルの場合は40文字以内となります。

■ボタン
目的に合わせてアクションボタンを選択します。

■ランディングページ
ユーザーに表示をしたい URL を入力します。

■リンク先 URL (任意)
計測をする場合、パラメータ付き URL を入力します。

■インプレッショントラッキング URL (任意)
サードパーティー計測サービスから提供されたURLを入力します。

※アプリ配信の場合は「画像」・「タイトル」・「ディスクリプション」・「ボタン」・「アプリ」・「遷移先」・「リンク先 URL 」を入力します。


⑤入稿が完了したら広告を保存をクリック


(参照: LINE ヤフー for business 広告を作成する


最終確認

広告の階層まで入稿が完了したらタグ設定や入稿内容が問題ないか確認し、キャンペーンを有効に切り替えて完了です。
審査が完了次第、配信が開始されます。

まとめ

本エントリでは、 LINE 広告の入稿について解説いたしました。

配信の目的に合わせてキャンペーン目的やテキスト、タグを設置することで広告の成果を向上させることが出来ます。
LINE広告を始めようとお考えの方、設定でお困りの方はぜひご参考ください。

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