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【最新版】2025年5-6 月度 Web 広告のアップデート情報まとめ

2025年5月〜6月に公開されたアップデート情報をご紹介します。本エントリでは 検索広告/ディスプレイ広告/ SNS 広告で行われたアップデート内容をまとめました。
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検索広告
Google 広告
広告費用対効果( ROAS )目標がアップデート
広告費用対効果( ROAS )目標に新たに「スマート入札探索機能」が追加されました。この機能は、これまで広告主が活用していなかった、あるいは気づいていなかった高価値な検索クエリに対して、より積極的に自動入札を行うことができるサポートです。これにより、従来の ROAS 最適化を超え、効率的に新たな成長機会を見つけ出し、特に新規顧客獲得やまだアプローチしていないユーザー層へのアプローチが可能になりました。
さらに、スマート入札探索機能を利用することで、自社製品やサービスに関心を持つユーザー層や注目すべき検索キーワードを新たに発見することができます。このため、単なる短期的な広告効果の向上だけでなく、ユーザーインサイトの獲得や今後のマーケティング戦略を立案する際にも非常に有用な機能となります。
(参照:Google Ads & Commerce Blog Expand your universe of conversions with Smart Bidding Exploration )
Yahoo! 広告
検索広告にて「商品情報掲載」を無料化
検索広告(ショッピング)の「 Yahoo! JAPAN 商品情報掲載」が、これまでの有料サービスから無料で利用できる形に変更されました。この変更により、実施日以降は商品情報掲載を通じて商品が購入された場合でも、利用料金は一切発生しません。さらに、商品情報掲載に関する月額予算の設定も不要になりました。これにより、より多くの広告主が手軽に商品情報を掲載できるようになります。
なお、変更前後の検索広告(ショッピング)の課金方式については、下図をご参照ください。なお、検索連動型ショッピング広告( SSA )には引き続き広告料金が発生するため、その点にはご注意ください。

(引用:LINE ヤフー for Business 検索広告(ショッピング)商品情報掲載の無料化について)
ディスプレイ広告
Google 広告
デマンドジェネレーション キャンペーンに YouTube の後続視聴を重視する機能が登場
Google 広告のデマンド ジェネレーション キャンペーンに、新たな最適化機能が追加されました。キャンペーン目標として「 YouTube のエンゲージメント」を選択する際に、後続視聴を重視する設定が可能となりました。
後続視聴とは、ユーザーが広告を視聴した後、広告主の YouTube チャンネルで他の動画を続けて視聴することです。この新しい戦略では、広告を見た後にさらに広告主様のチャンネルの動画を継続して視聴してくれる可能性が高いユーザーをターゲットに広告が配信されます。
この最適化を活用することで、YouTube チャンネルへのエンゲージメントを効率的に高めることが可能になります。
設定方法は以下の通りです。
①[コンバージョンの概要] に移動します。
②[エンゲージメント] の[目標を編集]を選択します。
③[ YouTube の広告視聴後の他動画再生]をメインアクションに変更します。
[ YouTube の広告視聴後の他動画再生]をサブアクションのままにすると、後続視聴の回数はレポートされますが、キャンペーンで後続視聴を重視する最適化は行われませんのでご注意ください。
(参照:Google 公式 ヘルプ デマンド ジェネレーション キャンペーンに YouTube の後続視聴を重視する最適化機能が登場)
Yahoo! 広告
(1)アスペクト比「3:2」レスポンシブ(画像・動画)の提供開始
Yahoo! 広告のディスプレイ広告(運用型)で、アスペクト比 3:2 のレスポンシブ画像と動画の入稿が可能になりました。これにより、より多くのデバイスや配信面に最適化された広告を表示できるようになり、ユーザー体験の向上とパフォーマンスの改善が期待できます。
(参照:LINE ヤフー for Business 【ディスプレイ広告(運用型)】アスペクト比「3:2」レスポンシブ(画像・動画)の提供開始について)
入稿規定については以下の通りです。
| ■画像 アスペクト比:3:2 最小ピクセルサイズ:600ピクセル×400ピクセル 推奨ピクセルサイズ:1200ピクセル×800ピクセル ■動画 アスペクト比:3:2 最小ピクセルサイズ:600ピクセル×400ピクセル |
上記項目以外はこれまで通りです。入稿規定の詳細は、以下の記事にて詳しく解説しています。
【2026年最新版】YDA 入稿規定まとめ!バナーサイズや入稿規定・審査の注意点を徹底解説 | 株式会社グラッドキューブ
https://www.glad-cube.com/blog/?p=29635
(2)リワードフォーマットの配信拡大
広告を視聴したユーザーがインセンティブ(報酬)を獲得できる広告形式「リワードフォーマット」の配信先が拡大されました。
これまでは LINE ファミリーアプリやLINE広告ネットワークが主な配信先でしたが、今後は LINE ヤフーのサービスや、 LINE ヤフー以外のパートナーサイト・アプリにも配信が可能です。
これにより、広告の配信機会がさらに広がり、より多くのユーザーにリーチできるようになります。
配信対象の広告タイプは以下の通りです。
| レスポンシブ(画像):アスペクト比 1:1、1.91:1 レスポンシブ(動画):アスペクト比 1:1、16:9、9:16 バナー(画像):アスペクト比 6:5、1:1、1:2、16:9 バナー(動画):アスペクト比 1:1、16:9 |
(3)入札戦略「コンバージョン価値の最大化」正式提供開始
コンバージョン価値を最大化する自動入札戦略が、ディスプレイキャンペーンで正式に利用可能になりました。これにより、獲得件数だけでなく売上や利益を重視した運用が可能になります。
コンバージョンに価値を設定することで、機械学習が自動で ROAS (広告費用対効果)の最大化を目指して入札単価を調整します。 EC サイトや高単価商材を扱う広告主にとっては、収益改善に直結する強力なツールとなります。
ベータ版から大きな機能変更はありませんが、安定した運用が可能になり、さらに活用しやすくなりました。
(参照:LINE ヤフー for Business 入札戦略「コンバージョン価値の最大化」正式版の提供開始)
SNS 広告
Meta 広告
(1)インクリメンタルアトリビューションの導入
アトリビューション設定に、新たに「インクリメンタルアトリビューション」が追加されました。
インクリメンタルアトリビューションとは、広告がなかった場合と比較して、どれだけ追加のコンバージョンを生み出せたかを評価する手法です。機械学習モデルを活用して、広告が配信された場合とされなかった場合の結果を予測し、実際に広告によって発生した「インクリメンタルコンバージョン」を測定します。
そのため、単に表示・クリックされた広告を評価するのではなく、「広告がなかったら起きなかったであろう成果」を見極められる点が特徴的です。
(参照:Meta’s Incremental Attribution Setting: What Is It and How Does it Work ? )
Meta 広告マネージャで、「アトリビューション設定」の「アトリビューションタイプ」から選択することで設定が可能です。
ただし、キャンペーン公開後のアトリビューション設定の変更は不可のため、設定時は注意が必要です。
(参照:Meta広告マネージャでインクリメンタルアトリビューションを使用する方法)
(2)Instagram アカウントを使用して Threads 広告の配信が可能に
Meta 広告における仕様が一部変更され、 Instagram アカウントのみで Threads 面への広告配信が可能となりました。
これまでのように Threads アカウントを別途用意する必要がなくなり、新規キャンペーン作成時はデフォルトで Threads への配信が適用される仕様に変わっています。
そのため、 Threads 面への配信を希望しない場合は、手動で除外設定を行う必要があります。
(参照:Threads広告の作成に対応しているアカウントタイプ)
LINE 広告
LINE Creative Lab 画像生成 AI 機能「テキストから画像に変換」の提供開始
LINE 広告に、クリエイティブ作成をより効率的にする「テキストから画像に変換」の機能が追加されました。
この機能では、任意のサイズの画像を簡単なテキスト入力だけで生成可能です。
そのため、デザイナーによる広告クリエイティブ制作業務など、広告出稿までにかかる工数と時間を削減することができます。
注意点として、1アカウントあたり月30回までの利用制限があります。また、生成された画像が必ずしも広告掲載条件を満たすとは限らないため、審査通過の可否は運用者自身での確認が必要です。
(参照:ビジネス用クリエイティブツール「LINE Creative Lab」で、生成AIによるテキストからの画像生成機能を提供開始)
おわりに
本エントリでは、2025年5月〜6月に公開された最新アップデート情報をご紹介しました。
今回の注目アップデートは、 Meta 広告における「インクリメンタルアトリビューション」の提供開始です。広告運用者だけでなく、ユーザーにとっても大きな変化となりました。
既存の広告枠だけでなく、新たに登場した広告フォーマットも積極的に活用していきましょう!
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