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【TikTok広告】Smart+キャンペーンについて解説!

本記事のポイント
■ TikTok広告「Smart+キャンペーン」を活用することで、手動での運用工数を抑えながら、機械学習でターゲティング・広告設定を最適化できます。
■ Smart+キャンペーンにはメニューが4種類あり、配信目的に合わせてメニューを分けて配信することができます。
■ Smart+キャンペーンの配信を安定化させるためには、配信初動は設定変更を控えること、1日の配信予算を過去のCPA(顧客獲得単価)実績の30倍に設定することが理想です。
Google広告の「P-MAXキャンペーン」やMeta広告の「Advantage+」など、手動で入稿や設定を行わず、AIが自動で配信設定を行ってくれるメニューが、各Web広告媒体でリリースされております。
TikTok広告においても「Smart+キャンペーン」を活用することで、運用工数を抑えながら自動でターゲティング・広告配信を実施することができます。
本エントリでは、Smart+キャンペーンの基本的な概要から、入稿方法について解説いたします。
目次
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目次
Smart+キャンペーンとは
Smart+キャンペーンとは、キャンペーンの配信状況に合わせて、AIが配信設定を自動で最適化する機能です。ビジネスの目標と、クリエイティブ素材、ターゲットとなる地域や言語を指定するだけで、機械学習によって最適なオーディエンスを見つけ出し、広告の組み合わせを自動で最適化し配信を行います。
ターゲティングや予算の最適化だけでなく、クリエイティブの生成や組み合わせまでAIが自動で行うため、より短時間で質の高い広告効果を得ることが期待できます。
また、ペイド配信とオーガニック配信を統合し、選択した投稿にオーガニックアンカーリンクを自動で追加して全体のコンバージョンを最大化する「ペイド&オーガニック最適化」といった高度な機能も備わっています。
(参照:TikTok ビジネスヘルプセンター Smart+キャンペーンについて)
(参照:TikTok ビジネスヘルプセンター Smart+のペイド&オーガニックキャンペーン最適化について)
Smart+キャンペーンの種類
Smart+キャンペーンには、ビジネスの目的に合わせて大きく4つの種類が用意されています。
| メニュー | 配信目的 | プレースメント | 最適化目標 | 入札タイプ | 広告フォーマット(カタログ広告以外) | ターゲティング/オーディエンス |
| Smart+ウェブキャンペーン | 売上 | ・TikTok ・TikTok Pangle ・検索 ・Lemon8 | ・バリュー ・コンバージョン ・ランディングページ閲覧数 ・クリック | すべての入札タイプを使用可能 | ・Spark Ads以外の広告 ・Spark Ads ・商品情報と広告バリエーション ・インタラクティブアドオン(ディスプレイカードを含む) | ・ロケーション/言語 ・性別ターゲティング(一部の広告主のみ) ・オーディエンスの除外 |
| Smart+アプリキャンペーン | アプリプロモーション | ・iOS(TikTok、Lemon8) ・Android(TikTok、Lemon8、TikTok Pangle) | ・MAI(インストール数) ・AEO(アプリ内イベント) ・VBO(Androidのみ) | ・iOS:最大配信 ・Android:目標成果単価上限、最大配信、最高値 | – | – |
| Smart+リードジェネレーションキャンペーン | リードジェネレーション | ・TikTok ・Lemon8 | ・コンバージョン ・フォーム送信 ・会話 ・クリック | ・最大配信 ・目標成果単価上限 | – | – |
| Smart+トラフィックキャンペーン | トラフィック | ・TikTok ・TikTok Pangle ・Lemon8 | ・クリック ・ランディングページ閲覧 | ・最大配信 ・目標成果単価上限 | – | – |
■ Smart+ウェブキャンペーン:ウェブサイトでの売上増加やコンバージョン獲得を目指す、コマース向けのキャンペーンです。
■ Smart+アプリキャンペーン:アプリのインストールやアプリ内イベントの促進に特化したキャンペーンです。iOSとAndroidの両方のOSに対応しています。
■ Smart+リードジェネレーションキャンペーン:顧客情報の獲得(リードジェネレーション)を目的とし、コスト効率よく質の高いリードを集めるためのキャンペーンです。
■ Smart+トラフィックキャンペーン:大量の質の高いトラフィックを自社のウェブサイトへ誘導することを目的としたキャンペーンです。
(参照:TikTok ビジネスヘルプセンター Smart+ウェブキャンペーンについて)
(参照:TikTok ビジネスヘルプセンター Smart+アプリキャンペーンについて)
(参照:TikTok ビジネスヘルプセンター Smart+リードジェネレーションキャンペーンについて)
(参照:TikTok ビジネスヘルプセンター Smart+トラフィックキャンペーンについて)
TikTok広告の通常キャンペーンとの違い
Smart+キャンペーンとこれまでの通常配信(手動キャンペーン)の最も大きな違いは、各種設定の「自動化」と「モジュール型のクリエイティブ構成」にあります。
従来のキャンペーンでは、広告主がプレースメント(配信先)や詳細なオーディエンス、入札戦略などを細かく手動で設定する必要がありました。しかし、Smart+キャンペーンではデフォルトで自動プレースメントが適用され、性別や地域、言語といった基本的な要素のみを指定し、あとはAIの機械学習に任せる形となります。
また、クリエイティブの構成も大きく異なります。これまでは複数のランディングページや商品セットごとに、別のキャンペーンや広告セットを立ち上げる必要がありました。
しかしSmart+キャンペーンでは、1つの広告の中でクリエイティブや商品セット、コピーなどをモジュール(アセットグループ)として柔軟に組み合わせることができます。実質的に、1つの広告セットで複数の誘導先を管理できるため、大規模な運用が容易に行うこともできます。
(参照:TikTok ビジネスヘルプセンター Smart+キャンペーンの広告について)
Smart+キャンペーンのメリット・デメリット
AIに最適化を委ねるSmart+キャンペーンには、多くのメリットがある一方で、いくつか気を付けるべきデメリットも存在します。導入前に両者を正しく理解しておくことが重要です。
■ メリット
- 運用工数の削減
- 配信するバナー・動画クリエイティブの作成時間の短縮(自動生成が可能)
- ペイド&オーガニック最適化機能の活用
■ デメリット
- 手動での細かいコントロールができない
- 機械学習の安定まで一定のコンバージョン数が必要
Smart+キャンペーンの入稿方法
ここでは、コンバージョン獲得を目的とした「Smart+ウェブキャンペーン」を例に、基本的な入稿方法と設定手順をお話しいたします。
(1)TikTok広告マネージャーにログインし、キャンペーン一覧画面より「作成」をクリックします。

(2)新規作成画面で、キャンペーンの目的から「売上」を選択し、販売先のメニューをクリックします。ここでは「Webサイト」を選択しています。

(3)「最適化設定」の欄で「Smart+でさらに強化」を選択します。
※管理画面によっては、上記の販売先の設定画面で「Smart+キャンペーン」のトグルが表示される場合があります。

(4)通常のキャンペーン作成と同様、キャンペーン名と予算戦略の設定を行います。

(5)広告セットの設定画面に遷移します。広告グループ名・最適化の設定方法を入力していきます。

(6)広告セットの「予算とスケジュール」「オーディエンスターゲティング」「プレースメント」の設定を続けて行います。



(7)広告の設定画面で、画像・テキスト・リンク先設定を行い、設定を完了です。

Smart+キャンペーンの配信の注意点
Smart+キャンペーンの機械学習をスムーズに進行させ、成果を最大化するためには、運用上のいくつかのルールを守る必要があります。特に重要な注意点を3つお話しいたします。
配信開始から7日間は設定の変更を控える
キャンペーンの配信を開始してから最初の7日間は、システムが様々なユーザーに対して広告をテストし、最も成果が出るパターンを探る「学習期間」にあたります。
この重要な学習期間中に、入札単価やオーディエンス、クリエイティブを大幅に修正してしまうと、学習がリセットされてしまい、パフォーマンスが不安定になる可能性があります。配信開始から7日間は設定の変更を避け、AIの学習を妨げないように見守ることをおすすめします。
目標単価と日予算を適切に設定する
Smart+キャンペーンの効果を引き出すには、システムに十分なデータを学習させるための予算が必要です。1日の配信予算が少なすぎると、学習に必要なコンバージョン数が集まりません。
TikTok広告のベストプラクティスでは、1日の配信予算を過去のCPA(顧客獲得単価)実績の30倍に設定することが理想とされています。予算が限られている場合でも、少なくとも過去のCPAの10倍以上の予算を確保してください。また、目標CPAは通常キャンペーンと同等の現実的な金額を設定し、無理な入札による配信の抑制を防ぎましょう。
(参照:TikTok ビジネスヘルプセンター Smart+ウェブキャンペーンのベストプラクティス)
効果測定のためのデータ連携を正しく行う
Smart+キャンペーンは、ウェブサイト上で発生したユーザーの行動データを元に最適化を行います。よって、そのため、広告とウェブサイト間のデータ連携が不十分だと、システムが正しい判断を下せません。
配信を開始する前に、必ずTikTok Pixel(ピクセル)とイベントAPIの設定を完了させ、コンバージョンが正確に計測できる状態を整えてください。正確なシグナルをシステムにフィードバックすることが、パフォーマンス改善に綱がrます。
まとめ
本エントリでは、TikTok広告のSmart+キャンペーンについてご紹介いたしました。
ウェブサイトの売上増加やアプリのインストール、リード獲得など、目的に合わせた4つの種類が用意されており、機械学習を活用することで運用工数を削減しつつ成果の最大化が期待できます。
TikTok広告の成果を更に伸ばしていく上でも、ぜひSmart+キャンペーンの導入をご検討ください。
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