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【完全ガイド】 X 広告アカウントの紐づけ方とは?アカウント開設と代理店への権限付与の手順

本記事のポイント
■ 広告主側と代理店側の双方で必要な X アカウント開設などの事前準備を解説
■ X 広告の管理画面からユーザーを追加し、代理店に権限を付与する具体的な5ステップを紹介
■ 広告入稿エラーを防ぐための「プロモーション可能なツイート」へのチェック等、重要な注意点を提示
X 広告を配信するにあたり、自社で運用する場合だけでなく、広告代理店などの外部パートナーに運用を委託するケースも多く存在します。その際に必要となるのが、 X アカウント同士を連携させる「紐づけ(権限付与)」の作業です。
本エントリでは、 X 広告の運用を検討しているマーケティング担当者へ向けて、アカウント開設の基礎知識から、広告主側および代理店側の具体的な紐づけ手順、そして設定時に陥りやすい注意点までを詳しくお話しいたします。
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目次
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広告運用者(代理店など)を紐づける必要性
X 広告は、通常の X アカウントに紐づく形で広告アカウントが存在する仕様です。そのため、第三者である広告代理店が広告を入稿したり設定を変更したりするためには、広告主のアカウントに直接ログインするか、代理店のアカウントに適切な権限を付与する必要があります。
セキュリティの観点から、パスワードを直接共有することは推奨されません。よって、運用担当者のアカウントに対してシステム上で権限を付与し、安全に運用できる環境を整える必要があります。

X 広告を配信するために必要な準備の全体像
X 広告を開始するまでの大まかな流れは、まず広告主自身がベースとなる X アカウントと広告アカウントを開設します。次に、支払い情報などの初期設定を完了させた後、運用を担当する代理店のアカウントへアクセス権限を付与します。
これらの準備がすべて完了して初めて、代理店側で広告の入稿や配信設定が可能となります。スムーズに配信を開始するためには、双方の連携が不可欠です。

事前準備:広告主側と広告代理店側の設定
紐づけ作業を始める前に、広告主側と広告代理店側の双方でいくつかのアカウント準備を済ませておく必要があります。

広告主側のアカウント準備(基盤となる X アカウントの用意とプロフィール設定)
まずは広告主側で、広告の主体となる公式の X アカウントを用意します。新規作成する場合は、企業名やサービス名など、ユーザーに認知してほしい名称でアカウントを登録してください。
アカウント作成後は、プロフィール画像やヘッダー画像、ウェブサイトの URL などを設定し、運用実態のあるアカウントとして整えておくことが重要です。プロフィールが空欄のままだと、広告の審査で不利になる場合があるため注意してください。
広告代理店側のアカウント準備(紐づけ先となる X アカウントの用意と伝達)
広告代理店側も、広告主から権限を付与してもらうための受け皿となる運用専用の X アカウントを事前に用意します。
アカウントの準備ができたら、そのアカウントの「 @ユーザー名 」(例えば @〇〇_account など)を広告主へ正確に伝達します。広告主はこの情報を基に権限付与の操作を行うため、スペルミスがないようテキストベースで共有することをおすすめします。
X 広告アカウントの開設と初期設定(支払い情報の登録など)
広告主は用意した X アカウントから広告管理画面にアクセスし、広告アカウントを開設します。この際、広告費を決済するためのクレジットカード情報や、企業の請求先住所などのビジネス情報を登録します。
クレジットカードの登録が完了していない状態では、代理店へ権限を付与しても広告の配信を有効化できません。紐づけ作業の前に、支払い設定が正しく完了しているか確認してください。
なお、広告アカウントの開設作業は、広告代理店に依頼して代理で作成してもらうことも可能です。自社での開設操作に不安がある場合は、事前に代理店へ相談してみてください。
なお、多くの代理店はクレジットカード払いではなく、IO(広告掲載申請)を利用しています。IOの手続きを行うことで、広告アカウントで発生した費用を請求書払いにできます。
(参照:Xビジネス Twitter広告を始める際に押さえるべき3つのポイント)
どうやって設定する? X 広告の紐づけ方の具体的な5ステップ
事前準備が整ったら、実際に広告主側の画面を操作して、広告代理店へ権限を付与します。ここでは、具体的な紐づけ手順を5つのステップで解説いたします。
ステップ(1): X アカウントにログインし、「もっと見る」から「広告」メニューを開く
まずは、広告主側の X アカウントにログインした状態でホーム画面を開きます。画面左側に表示されているメニューの一覧から、「もっと見る」をクリックします。

展開されたメニューの中に「広告」という項目がありますので、そちらを選択して広告の管理画面(広告マネージャ)へアクセスします。

ステップ(2):広告管理画面の左下にある「アカウント設定」から「ユーザーを追加」を選択する
広告管理画面が開いたら、画面の左下にある「アカウント設定」という項目をクリックします。このメニューから、広告アカウントに対するアクセス権限の管理を行うことができます。

アカウント設定の画面に遷移すると、右上に「ユーザーを追加」というボタンが表示されます。このボタンをクリックして、新しい運用担当者を追加する手順へ進んでください。

ステップ3:コントリビューターに、追加したいユーザー(代理店など)の「 @ユーザー名 」を入力する
ユーザーの追加画面が開くと、「コントリビューター」という入力欄が表示されます。ここに、事前に広告代理店から共有された「 @ユーザー名 」(例: @〇〇_account など)を入力します。
入力すると、対象のアカウントが候補として表示されますので、間違いがないかアイコンやアカウント名を確認したうえで選択してください。

ステップ4:適切な「権限レベル( Ad manager など)」を選択する
コントリビューターを選択したら、次は付与する権限レベルを設定します。権限レベルのプルダウンメニューから、運用に適した権限を選びます。
広告の入稿から予算の調整、配信設定までを一任する場合は、「 Ad manager (広告マネージャー)」の権限を付与することが一般的です。これにより、代理店はスムーズに運用業務を遂行できます。
ステップ5:「プロモーション可能なツイートを作成できます」にチェックを入れ追加を完了する
権限レベルを選択したすぐ下に、「プロモーション可能なツイートを作成できます」というチェックボックスがあります。この項目に必ずチェックを入れてください。

最後に、画面右下の「コントリビューターを追加」をクリックすれば、広告主側での権限付与作業は完了です。代理店側へ設定が完了した旨を連絡し、正しくアクセスできるか確認してもらいましょう。
X 広告の紐づけ(権限付与)を行う際の重要な注意点
紐づけ作業自体はシンプルですが、設定の際に陥りやすいミスがいくつか存在します。以下の点に注意して操作を進めてください。

注意点1:「プロモーション可能なツイートを作成できます」のチェック漏れ(広告入稿不可になる原因)
ステップ5で設定した「プロモーション可能なツイートを作成できます」のチェックは、非常に重要なポイントです。このチェックが漏れていると、広告代理店側に権限が付与されていても、システム上で広告用のポスト(ツイート)を作成・入稿できません。
「広告が入稿できない」というトラブルの多くは、このチェック漏れが原因です。権限を付与する際は、必ずこの項目が有効になっているか確認してください。
注意点2:複数アカウントを管理している場合は、正しいアカウントを選択しているか確認する
広告主が自社内で複数のビジネスを展開しており、複数の X 広告アカウントを管理している場合、権限を付与するアカウントを間違えないよう注意が必要です。
例えば、広告代理店から「アカウント名に『 GladCube.Inc 』がついているアカウントを選択してください」といった指定がある場合は、対象のアカウントが正しく選択されているか確認してからユーザーの追加を行ってください。
意図しないアカウントに権限を付与してしまうと、情報漏洩や誤配信のリスクに繋がります。
X 広告の紐づけ方に関するよくある質問(Q&A)
ここでは、 X 広告のアカウント紐づけに関してよく寄せられる質問にお答えいたします。
広告代理店に付与すべき適切な権限レベル( Ad manager など)は何ですか?
広告の入稿や配信設定、数値の確認といった一般的な運用業務を委託する場合は、「 Ad manager (広告マネージャー)」の権限を付与します。支払い情報など、より上位の設定にまでアクセスさせる必要がある特別なケースを除き、基本的にはこの権限レベルで問題ありません。
権限を付与したのに「広告が入稿できない」と言われたのはなぜですか?
多くの場合、ユーザー追加画面にある「プロモーション可能なツイートを作成できます」のチェックが外れていることが原因です。アカウント設定画面から再度該当ユーザーの権限編集を開き、チェックを入れて保存し直すことで解決できます。
紐づけ(権限)を後から変更したり、解除したりすることは可能ですか?
可能です。広告主側のアカウント設定画面から、いつでも権限レベルの変更やユーザーの削除(紐づけ解除)を行えます。代理店との契約が終了した際などは、セキュリティの観点から速やかに権限を解除することをおすすめします。
まとめ
本エントリでは、 X 広告 におけるアカウントの紐づけ方について、事前準備から具体的な設定手順、注意すべきポイントまでをお話しいたしました。
紐づけ作業は、安全かつ円滑に広告運用を進めるための重要な第一歩です。広告主と代理店が連携し、お互いに必要なアカウント情報を共有したうえで、正しい手順で権限を付与しましょう。特に「プロモーション可能なツイートを作成できます」のチェック漏れには十分に注意し、設定後は迅速に配信テストへ移行できる体制を構築してください。
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