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Gmail 広告を使いこなそう!(概要編)※2017年11月最新アップデート情報あり

みなさまこんにちは。
グラッドキューブ プロモーション事業部の野村です。
2017年11月9日のアップデートによって、 Google AdWords のリマーケティング・動的リマーケティング両方の配信面に「 Gmail 広告」が追加されたことを発表しました。

しかし、「そもそも Gmail 広告をよく知らない」という方も中にはいらっしゃるかもしれません。

そこで今回のエントリでは、 Gmail 広告の概要や配信するにあたっての注意点を、実際の弊社運用事例をもとにお話しいたします。
次回、2018年1月中旬の私のエントリで「 Gmail 広告(作成編)」をアップロード予定ですので、ぜひ合わせてご参考いただけますと幸いです。

Gmail 広告とは

Gmail 広告は、ユーザーがメールをチェックしている時に「プロモーション」タブまたは「ソーシャル」タブの受信メール一覧画面上部に表示されます。
※「メイン」のタブ上部には表示されません。
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折りたたまれた状態で表示され、ユーザーがクリックすると通常のメールと同じサイズに展開されます。
展開後の広告では、画像、動画、埋め込みフォームなどを表示できます。

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課金体系は、受信ボックスでメールを開くときと同様に広告をタップして、展開されるタイミングで課金が発生するCPC課金制です。

また、利用できるターゲティングは以下です。
詳細については、後編の Gmail 広告作成編でお伝えいたします。

●キーワードターゲティング
●オーディエンスターゲティング
●ユーザー属性ターゲティング

特徴

Gmail 広告は、受信ボックスの最上部に通常のメールと同じフォーマットで表示されるため、ユーザーに自然な流れで広告をタップしてもらいやすいという特徴があります。
さまざまなインタラクティブ広告がありますが、中でも Gmail 広告は個人の Gmail 受信ボックスの中に配信されることから、ユーザーに「自分のための広告だ」と感じてもらいやすい傾向があります。

Gmail 広告のクリックの指標は、リスティング広告やソーシャル広告などとは違い、広告のクリック回数=ランディングページへの遷移回数ではありません。
管理画面上での「クリック数」があらわすのは、受信ボックス上でユーザーが Gmail 広告を展開した回数です。

弊社で運用させていただいている例を挙げますと、リマーケティングによるディスプレイ広告での平均クリック率が0.12%であるのに対し、同期間の Gmail 広告のクリック率は43.96%という高水準となっております。

合わせて、きわめて低CPCで配信が可能となっている点も特徴のひとつです。
上記のアカウントでは、リマーケティングによるディスプレイ広告での平均CPCは¥160であるのに対し、 Gmail 広告の平均CPCは¥9という単価での配信を実現しています。

※メールの展開数ではなく、ランディングページへの遷移数が知りたい場合は、アカウント管理画面上で「ウェブサイトへの Gmail のクリック数」を選択すると見えるようになります。

ポイントと注意点

それでは、 Gmail 広告を配信する際にポイントとなる点や、注意点をご紹介いたします。

「件名」でサービスを的確に伝える

Gmail 広告でまず重要となるのが、メールで言う「件名」に当たる部分でいかにユーザーの興味を引き付けることができるかどうかです。
まずは「件名」の25文字でサービスを的確に伝えることがポイントとなります。

「メール本文」のクリエイティブを工夫する

タイトルで惹きつけてクリックを促した後は、「メール本文」に当たる部分にクリエイティブを充実させ、ランディングページへの誘導を図りましょう。
クリエイティブの要件については後述しますが、本文にはバナー画像やテキスト、ロゴ画像に加え、動画も配信することができます。

また、 Gmail 広告独自のフォーマットである「カタログ画像」という1:1のスクエア画像数枚でサービスを訴求することも可能です。
サービスや商材を多く取り扱っていて、バリエーションをアピールしたい広告主様には有効なアプローチとなるでしょう。

カタログ画像活用例
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注意点

Gmail 広告はご紹介した通り、低クリック単価で配信ができるフォーマットですが、しっかりと目的を見据えたうえで、配信先を絞って運用していくことがポイントです。

特にECのサービスを取り扱っていらっしゃるお客様は慎重にターゲティングを設定されたほうが良いでしょう。
なぜなら Gmail 広告は、広告がエキスパンドした瞬間に課金されるため、Gmail 内部からサイト訪問・購買までユーザーを誘導する必要があるECサービスはコンバージョン単価が合わせづらい、という側面があるからです。

目標とするコンバージョン単価を達成するためには、配信するターゲットを最適化する必要があります。

上述いたしました3つのターゲティングをうまく組み合わせて、適切なユーザーに絞って配信されることをお勧めいたします。

今回の Google AdWords のアップデートによってリマーケティングの配信面にも Gmail 広告が追加されたことは、ターゲットを最適化する大きな手助けとなるでしょう。
たとえばECサービスでしたら、カート離脱ユーザーやマイページ訪問ユーザーに限定して Gmail 広告で訴求するのもひとつの有効な戦力になりそうです。

また、 Gmail 広告は「パーソナライズド広告」の範疇に含まれます。
パーソナライズド広告に含まれる広告は、掲載できるサービスの基準がほかのフォーマットよりも高い傾向があります。
たとえば、「ユーザーの経済状況に言及するサービス」や、「身体的な悩みに言及するサービス」などは審査の基準が厳しく、ポリシー違反となる可能性があるため注意が必要です。
パーソナライズド広告の要件に関しては、下記の Google AdWords ヘルプをご参照ください。
パーソナライズド広告について – AdWords ヘルプ

おわりに

今回のエントリでは、 Gmail 広告の特徴や、配信するにあたっての注意点をご紹介してまいりました。
実は、 Google AdWords の管理画面が一新されたことによって、 Gmail 広告の入稿方法も大きく変更されています。
次回、2018年1月中旬の私のエントリで、入稿方法を詳しくご紹介してまいりますので、ぜひそちらもご覧いただき参考にしていただければと思います。

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