Google が2018年7月24日に、3つの新広告関連ブランドを立ち上げ
みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ プロモーション事業部の植田です。
2018年6月27日(水)、Google AdWords ブログ「 Inside AdWords 」内の記事で、 Google が新しく3つの広告関連ブランドを立ち上げることを発表しました。
まったく新しいブランドが立ち上がるのではなく、これまでのサービスが統合し、よりシンプルに広告運用をすることができるようになるイメージです。
以下で、各新ブランドについて詳述いたします。
Google Ads
Google AdWords が名称を変更し、 Google Ads になります。
日本では、「 Google 広告」となります。
名称を変えるだけではなく、これまでよりも簡単に広告出稿できるようになるとのことです。
より簡単にオンライン広告を出稿、運用できるようになるため、広告の運用にあまり時間をかけられない中小企業様に特にメリットがあります。
Google Ads では、機械学習を用いるため、成果が出やすくなると記載があります。
新キャンペーンである「スマートキャンペーン」により、これまでよりも簡単にお問い合わせを獲得できるようになるといいます。
参考:Google Ads, helping small businesses do more
この新機能はほんの一部分にすぎず、今後も新しい機能が発表される予定です。
なお、現在利用している Google 検索、 YouTube 、 Google Maps 、 Google Play 、などへの広告サービスは変わらず提供されます。
Google Marketing Platform
DoubleClick advertiser products と Google Analytics 360 Suite が統合し、 Google Marketing Platform というブランドが立ち上がります。
広告を出稿するだけではなく、分析を併用することも大切とし、上記の2サービスを統合することにより、プランニング、購入、計測、デジタルメディアの最適化を一元管理することができるようになります。
Google Ad Manager
Google は、ここ3年ほどで DoubleClick for Publishers と DoubleClick Ad Exchange を統合する動きをしており、それが今回の新ブランド Google Ad Manager となります。
DoubleClick for Publishers とは、ウェブサイトに広告を配信するためのツール(アドサーバー)を指します。
そして、 DoubleClick Ad Exchange は、広告主や広告代理店(バイヤー)と、サイト運営者やアドネットワーク(セラー)が、ディスプレイ広告の配信枠をインプレッション単価で売買できるプラットフォームサービスです。
近年でインターネットユーザーは複数のスクリーンでコンテンツにアクセスするようになり、また、広告主がプログラムによるアクセスを要求するようになりました。
そのため、パブリッシャーとしては、よりシンプルに、そしてより効率的にビジネスを管理する必要が出てきました。
そこで、 Google は上記2つのサービスを統合させることで、より効率的な管理を実現させようとしています。
ここ数年でマネタイズの方法に変化が起きているため、自然な変化とも言えます。
おわりに
3つの新ブランドが立ち上がることが発表され、今後の展開に注目が集まっています。
2018年7月10日(アメリカ時間)に Google Marketing Live で、より詳細な情報が提供されます。
詳細な情報が発表され次第、当ブログでお知らせいたします。
Google から発表があったように、広告配信と分析を並行して行うことが大切です。
当社では、広告の運用だけではなく、 WEB サイトの分析や改善も行っておりますので、一貫した WEB プロモーションにご興味のある方は是非ご相談くださいませ。
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