新型コロナウイルス（ COVID -19）による WEB 広告の媒体の対応と成功事例
みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ ネット広告事業部の妹尾です。
突然ですが、新型コロナウイルス（ COVID -19）の影響を受け、良い方向、悪い方向関わらず、広告について考えた方は多いのではないでしょうか。
米国では GAFA（※1） において、 Amazon のみ雇用の促進に踏み切った点からも見れる通り、外出自粛によって EC の需要が増えていたり、企業がテレワークなどに移行した関係でデジタルの需要が増加したりしています。
※1 GAFA ： Google 、 Amazon 、 Facebook 、 Apple の頭文字から取られた IT 企業における巨大企業である4社の総称。
本エントリでは、コロナウイルスに対して、主要な WEB 広告の各媒体の対応と当社での実際の事例を簡単にまとめたものをご紹介させていただきます。
主要な WEB 広告の各媒体の新型コロナウイルス（ COVID -19）に関する対応
本項では、以下の4つの媒体について取り上げさせていただきます。
- ■ Google 広告
- ■ Yahoo! プロモーション広告
- ■ Facebook / Instagram 広告
- ■ Twitter 広告
Google 広告
新型コロナウイルス（ COVID -19）に乗じてマスク等の個人用保護具の広告が、転売を防ぐ目的で一時的に「不適切なコンテンツ」として制限されています。
また、新型コロナウイルスに関する重要な情報にユーザーがアクセスできるようにするため、政府機関や医療機関などの一部の認可されたアカウントのみ、新型コロナウイルス（ COVID -19）に関連する広告を配信することが出来ます。
Yahoo! プロモーション広告
下記4つを含む、 Yahoo! が不適切と判断した広告の掲載が制限されています。
- ■新型コロナウイルス（ COVID -19）を「予防」「治療」できるような誤解を与えるもの
- ■新型コロナウイルス（ COVID -19）の感染拡大を利用し利益を得ようとするもの
- ■過度に不安感、恐怖感を与えるもの
- ■行政により転売が規制された商品を転売するもの
Facebook 広告/ Instagram 広告
下記6つに関するポリシーが変更され、掲載が制限されています。
また、適用範囲は Facebook / Instagram 、Marketplace、オーガニックの投稿となります。
- ■新型コロナウイルス（ COVID -19）の感染防止を保証する医療用具
- ■緊急性を訴求する広告メッセージ
- ■マスク
- ■手の殺菌剤
- ■殺菌ウェットティッシュ
- ■新型コロナウイルス（ COVID -19）検査キット
Twitter 広告
下記4つの表現が制限されています。また、ワクチン、治療、および検査キットについての言及は、政治に関するコンテンツのポリシーが適用除外されているニュースパブリッシャーのみに限定されています。
- ■新型コロナウイルス（ COVID -19）（またはその派生語）に関連する不快な表現は禁じられています
- ■センセーショナルまたはパニックを引き起こしかねないコンテンツは禁じられています。
- ■新型コロナウイルス（ COVID -19）に関連した商品の値上げを誇張して伝えることは禁じられています。
- ■新型コロナウイルス（ COVID -19）に関連した特定の商品（フェイスマスク、およびアルコール除菌用ローションなど）の宣伝は禁じられています。
以上、主要 WEB 広告4媒体の対応についてまとめました。ユーザーの不安を煽らないために、新型コロナウイルス（ COVID -19）の話題に関する広告が制限されていたり、転売などを防止するためにマスクや除菌用アルコールが制限されています。詳細に確認したい方は、最後に各媒体の新型コロナウイルス（ COVID -19）向けのヘルプを記載いたしますのでご参照下さい。
当社での新型コロナウイルスに対する実際の成功事例
本項では、新型コロナウイルス（ COVID -19）の影響を良い方に受けた当社での事例をご紹介致します。
※顧客情報の観点から抽象的に表現させていただいております。
- （1） B to B 商材のお客様
- （2） to C ・ to B 商材のお客様
- （3）オンライン講座のお客様
（1） B to B 商材のお客様
1つ目にご紹介するのは企業向けに機器のレンタルを行っているお客様です。
このお客様の場合は、競合他社が広告を控えたことにより、リスティング広告にて以前より低いクリック単価で獲得できたことにより成果の拡大につながりました。こちらは商材に関係なく当てはまる事ですので、チャンスを勝ち得た事例となっています。
（2） to C ・ to B 商材のお客様
2つ目にご紹介するのは to C ・ to B 向け商品を取り扱っているサイトを運営されているお客様です。
このお客様の場合は、取り扱いしている商品の中に Wi-Fi があり、広告配信での引き合いが増大しました。テレワークが急激に広がったことにより、通信設備の問題が出たため、 Wi-Fi がマッチした形となります。こちらは with コロナによって良い影響を受けた事例となっています。
（3）オンライン講座のお客様
3つ目にご紹介するのはメンタルケアに関するオンライン講座を行っているお客様です。
このお客様の場合は、外出自粛などによって生活状況が一変し、無意識な部分でストレスが溜ったり、不安定になる方が多く出たという点とオンライン講座という点がマッチしたことにより成功した事例となります。
おわりに
本エントリでは、新型コロナウイルス（ COVID -19）に関する主要な WEB 広告媒体の対応と当社での事例についてご紹介いたしました。
新型コロナウイルス（ COVID -19）の影響でテレワークや外出自粛になったことにより、オンラインでの活動が活発になり、新しいチャンスや業績の拡大が見込める商品やサービスも多く見られます。
当社では、お客様に最適なご提案ができるよう、常に最新情報をキャッチアップし、運用に活かしております。これを機に WEB 広告の配信をお考えの方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
（参照：新型コロナウイルス感染症（ COVID -19）に関する Google 広告ポリシーの更新情報）
（参照：新型コロナウィルスに関連する広告の掲載について（ Yahoo! ））
（参照：新型コロナウイルス( COVID -19)に関連する広告ポリシーについて（ Facebook / Instagram ））
（参照：COVID -19についての広告主向けガイダンス（ Twitter ））
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