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活用方法は無限大!Facebook動画広告をご紹介

今回はFacebook動画広告の活用について、ソーシャル担当の光野(みつの)がご紹介させていただきます。

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今やスマホなど誰でも手軽に動画を撮影できる時代となり、コミュニケーションツールの一つとして
動画が普段の生活に慣れ親しんだものとなってきております。
そのような時代背景のなかで、広告の分野でも動画広告が今後増えていくことが予想されており、
特にスマホを対象としたソーシャルメディアに向けての広告配信はさらに増えていくことでしょう。
そこで今回は、Facebook動画広告がどのような活用方法ができるのかを理解して活用していきましょう。

■なぜFacebook動画広告なのか?

Facebookでの動画視聴が普及
Facebookの2015年動画視聴者数が前年の10億人から80億人に急増しています。
また、Facebook上での動画視聴時間は、1日あたり1億時間を超えているとの発表もありました。(Facebook社内データ2016年1月時点)

YouTube広告と異なるFacebook動画広告の特徴
・Facebook動画広告は、YouTubeよりも正確性の高い個人のプロフィール情報を利用して、
 狙いを定めたユーザーに向けての動画広告配信が可能です。
 ユーザープロフィールに登録してある、年齢、性別、地域、興味関心、デバイス、
 交際ステータス、勤務先、学校、ページのいいね!などさまざまな細かいターゲット設定も可能となります。
 また、サイトリターゲティングや類似ユーザーへの配信も可能なので、
 ピンポイントなお客様に広告を配信することもできます。

・YouTube動画に比べてシェアされやすい
 Facebookでは自分の興味を持った記事をシェアするという文化が根付いており、
 広告費を消化しなくてもユーザーからユーザーへと拡散される可能性もあります。

もちろんYouTubeは動画配信のプラットフォームを確立しており視聴者数が多いですが、
FacebookはFacebook内で保有している精密なユーザーデーターをもとに広告を配信できるのが魅力です。
ユーザーを狙って配信したい場合はFacebookの方が利用に向いているといえます。

また、動画広告がまだ多く配信されていないので、ユーザーの目を引き、目立ちやすいという利点もあります。

それでは、Facebookでの動画広告はどのような目的のための利用が向いているのでしょうか?

■Facebook動画広告の活用目的

目的に応じて細かくターゲットを設定できるので、さまざまな目的での利用が考えられます。

(利用目的例)
エンゲージメントを高める
既存のユーザーへの情報発信
ブランド認知度アップ
アプリインストールを促す
ウェブサイトへ誘導
イベントの雰囲気を伝える
潜在的ユーザーの興味関心度を高める
信頼を高める
新キャンペーンの告知

これらの目的を大きく4つに分けて目的別事例ごとにご紹介します。

Facebook動画広告での大きな4つの目的

事例1:幅広い層への認知度アップ
テレビCMのように潜在的なユーザーへの興味関心度のアップ、イベントやプロジェクトの認知度アップに利用できます。

1)テレビCMと連動してプロジェクトの認知度アップ
パナソニックは2020年東京オリンピックのスポンサーとしての取り組みを多くの人に知ってもらうために、
テレビCMの放送前日に限りCM動画をFacebook上でも配信しました。
長期的なブランディングを目的としてプロジェクト活動についての認知度アップに成功しました。

パナソニック フェイスブック動画広告イメージ画像

2)興味関心度が低かったユーザーの関心を引き上げる
パラマウント ピクチャーズ ジャパンでは、新作映画の宣伝でFacebook動画広告を利用したところ、
映画鑑賞が習慣ではないユーザーに対しても作品への認知度アップと好意度を向上させることができました。
テレビCMと同じで目にする機会が多い面白い動画ですと、ユーザーは頭のどこかで記憶に残り、興味を持ちやすくなります。
このような、ファン層を広げるという活用方法も可能だとわかります。

パラマウント ピクチャーズ ジャパン イメージ画像

事例2:ターゲットを定めてのイベント情報発信
Facebookの特徴である細かいターゲティング設定により、コアな層への動画配信を行うことも可能です。

1)地元密着なお店がイベント情報を発信
地元密着の玩具屋であるToy Marketは地元のエリアに限定して、
クリスマス前に動画広告配信とクリスマスに関する記事の投稿をしました。
これによって、クリスマスムードを地元で高めることができ、購入が前年よりアップという結果となりました。
Facebook動画広告は地域密着ビジネスにも最適です。
限られたエリアの中での認知度アップの利用もできます。

Toy Market フェイスブック広告イメージ画像

2) 新サービス、キャンペーンの情報をコアなファン層に配信
インドネシアの航空会社Garuda Indonesia(ガルーダ・インドネシア航空)
は新しいサービスを知ってもらうために、細かいターゲティング(国内旅行者、金融関係をはじめとする専門家)
を行いコアなファン層へのサービス告知を行いました。
サービス利用者が限られているような商品、サービスの場合は万遍なく動画を配信するよりも
ピンポイントに配信した方がコストも抑え、CVR向上につなげることができます。

Garuda Indonesia Facebook動画広告活用例

事例3:躍動感ある映像で興味を持ってもらい次のアクションを高める
イベントやフェスは雰囲気が動画で伝えられることにより、ウェブサイトへの誘導や参加者を増やすことができる。

Savage Race(サベッジ・レース)というアメリカ各地で開催されている障害物レースイベントでは
躍動的なイベント風景を動画広告で配信することにより、ユーザーの興味や認知度を向上させることができました。
Facebookページ内でも多くの動画やイベント写真を更新していて、イベントの熱気や雰囲気が伝わってきます。
動画自体もFacebookでのタイムライン上で目を引きそうな迫力のある動画となっております。

サベッジ・レース フェイスブックイメージ画像

また、ゲームアプリの広告は動画を利用することでゲームの楽しさを視覚的にユーザーに伝えることができるので、
アプリインストールへの誘導を高めます。

ゲームアプリFacebook動画広告活用例

このように、静止画では伝えきれない雰囲気を動画によって伝えることができるので、
ユーザーの理解度も深まり次のアクションへと誘導しやすいでしょう。
音楽フェスイベントの宣伝やスクールの紹介などでの利用も良いかもしれません。

事例4:ファンとのエンゲージメントを向上
面白い動画やストーリー動画を配信することで顧客のエンゲージメントをさらに高めることも可能です。

食品メーカーのBimbo(ビンボー)ではサッカーワールドカップ開催に合わせて、
サッカーに関する12のエピソードを動画広告で配信しました。
直接的な商品やサービスの宣伝動画ではなくても、ユーザーに楽しんでもらえるような動画を配信することによって、
ファンとのつながりを高める効果もあり、長期的な顧客を育てるためにも利用できると言えます。

Bimbo 動画広告イメージ画像

これらの事例から幅広いユーザーへのアプローチから、細かくターゲティングを設定してのアプローチまで
目的に応じて設定を考えることが大事だとわかります。
また、次に記載するように広告目的に合わせた動画の用意も重要になります。

■目的に合わせた動画

前述で記載した広告配信の目的に合わせた動画を用意することも大事です。
動画配信広告事例を見てみると以下の5つの動画種類に分類されることがわかります。

美しい映像
躍動感がある映像
感動ストーリー
面白い映像
How to映像(料理など)

どのような動画が広告の活用目的に合っているのかを考えて、ユーザーが興味を持ってもらえる動画を用意しましょう。
やはり、Facebookの場合は誰かに教えたくなるような動画の方がエンゲージメントも高くなるでしょう。

■Facebook動画広告の工夫ポイント

下記の3点に気を付けましょう。

・モバイル視聴が多いので、スマホでも見やすい動画にする。

・音無で動画を見る人が大半なので、視覚だけで内容が理解できるような動画にする。
 キャプチャを入れたり、文字が無くてもユーザーが内容を理解できるような動画でないと、
 内容を理解できないまま動画が終了してしまいます。
 ただし、画像の20%内に文字を抑える必要があるので、その点は注意してください。

・早い段階でユーザーの興味関心を引きつける
 動画の冒頭3秒を見た人のうち、65%が10秒以上、45%が30秒間以上見続けることというデータがあります。
 動画視聴時間が長くなるにつれて視聴するのを離脱してしまう傾向があります。
 最初の数秒で、ユーザーに面白そうだと感じてもらい最後まで視聴してもらえるような工夫が必要です。

Facebook動画広告はユーザーが動画の何%まで視聴されたのかを確認することも可能です。
ユーザーがどのタイミングで離脱するのかを確認して、動画も改善をしていきましょう。

■まとめ

今回はFacebook動画広告についてのご説明をさせて頂きました。
テレビCMに比べたら抑えた費用で配信が可能で、静止画像に比べて
ユーザーの目を引き付ける宣伝ができるのでとても魅力的ですね。

ただし、前提としてFacebookはユーザーが動画を視聴するために
利用しているものではないことを理解して活用してください。
ユーザーは知り合いとのコミュニケーションツールや情報を集めるツールとして利用しています。
そのようなプラットフォームではどのような動画の反応が良いのかを
ユーザー目線でも考えて利用していきましょう。

ソーシャル広告ではソーシャルメディアでの特性を理解して最適化した広告を配信することが重要ですので、
クリエイティブの工夫を試しながら利用をしてみて下さい。

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