【 Microsoft 広告】広告の種類・配信面をご紹介
Microsoft 広告は2022年5月に日本で提供を開始し、Google 広告・ Yahoo! 広告と同様の広告メニューを配信することができます。
Microsoft の利用者データを踏まえると、BtoB 向けの商材・サービスでも広告出稿による効果が期待できますが、どのような広告メニューが配信できるか、またどの面に広告が配信されるか、しっかり押さえておく必要があります。
本エントリでは、 Microsoft 広告で配信できる広告の種類・配信面をご紹介します。
目次
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Microsoft 広告とは
Microsoft 広告はマイクロソフト社が提供する広告のプラットフォームです。検索連動型広告とディスプレイ広告を配信することができ、Google 広告・Yahoo! 広告と並んで影響力の大きい媒体の一つです。
Microsoft 広告の特徴・メリットについては以下の記事で紹介しておりますので、合わせてご覧ください。
Microsoft 広告とは?始めるメリットや配信方法を解説 | 株式会社グラッドキューブ
https://www.glad-cube.com/blog/?p=40847
広告の種類
Microsoft 広告の広告の種類は9つあります。
検索広告は、主に Microsoft Bing 検索結果の赤枠内に掲載されますが、検索広告は3つの種類に分かれています。テキスト広告を含むレスポンシブ検索広告、動的検索広告はこの赤枠に広告が表示されます。
拡張テキスト広告
拡張テキスト広告は、モバイル用に作成された広告フォーマットです。標準のテキスト広告に比べて多くの情報を表示でき、広告の視認性を高める効果があります。
レスポンシブ検索広告
Google 広告や Yahoo! 広告と同様、 Microsoft 広告のレスポンシブ検索広告は、最大15つの見出しと4つの説明文を設定し、検索キーワードに応じて見出し・説明文を組み合わせて広告を表示します。
最もパフォーマンスの高い広告の組み合わせをメインに配信し、パフォーマンスの効果が低いと判断された広告の組み合わせは表示されない仕組みです。
動的検索広告
動的検索広告は、広告経由で表示させる Web サイト全体とユーザーが検索した語句に基づいて広告が動的に作成・配信されます。
Microsoft 広告 がWeb サイトのコンテンツを分類し、ターゲットとするカテゴリや Web ページを選択することで広告が自動的に生成される仕組みです。
キーワードや広告タイトルの管理をする必要がなく、工数を減らして広告配信することが可能です。
ショッピング広告
ショッピング広告はユーザーの検索語句に応じて、商品画像や価格などの商品情報を表示する広告です。検索広告よりも上部に表示されるため視認性の高い効果があります。
あらかじめ Microsoft 広告に連携した、Microsoft マーチャント センターに広告配信する商品情報の登録を行います。登録後、ユーザーの検索語句と関連する商品情報に基づいて広告が表示されます。
ショッピング広告は以下の枠に表示されます。
また、既に Google 広告でショッピング広告を配信している場合は、インポート機能を活用することで、工数をかけずに始められます。
マルチメディア広告
マルチメディア広告は、クリエイティブとテキストを組み合わせて配信する広告です。画像を使用してブランドや商品を紹介でき、メインラインとサイドバーの目立つ広告位置で表示されます。
そのためユーザーの関心を引き、Webサイトのトラフィックと売上増加に効果があります。ディスプレイ広告は以下の枠に表示されます。
オーディエンス広告
オーディエンス広告は、潜在的な顧客の関心と消費者の意図を示す Microsoft のシグナルに基づいたターゲティング機能を使用して、特定のユーザーに向けて広告を配信します。
ターゲティングのカテゴリーは下記のとおりです。
地域ターゲティング | 国や都道府県、市区町村、郵便番号、ランドマーク、座標、エリアを中心に指定された半径に設定可能。 |
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年齢/性別ターゲティング | 年齢・性別を指定できる |
LinkedIn プロフィールターゲティング | LinkedIn のプロフィール情報をもとに、広告開始可能。日本では利用不可※2024年1月時点。 |
オーディエンスターゲティング | ユーザーの興味や行動を選択しリストとして配信可能。 |
予測ターゲティング | LP や広告コンテンツなどの情報をもとに、コンバージョンにつながりやすいユーザーを予測し、広告配信の拡張が可能。 |
(参考:Microsoft Advertising 地域ターゲティング)
(参考:Microsoft Advertising ヘルプ LinkedIn プロフィール ターゲティング)
(参考:Microsoft Advertising ヘルプ オーディエンスの作成)
(参考:Microsoft Advertising ヘルプ オーディエンス キャンペーンの作成方法)
バーティカル広告
バーティカル広告は、 Microsoft 広告専用のデータフィードを用いて、ユーザーの検索結果をもとに動的な広告を配信します。
データフィールドの種類は下記のとおりですが、日本で利用できるのは「自動車」のみです。
・自動車
・クレジット カード
・クルーズ
・税務
・ジョブの一覧
・専門サービス (医師と病院、保険、不動産、税金)
・ツアーとアクティビティ
アプリインストール広告
アプリインストール広告はアプリのダウンロードを促す広告を配信できます。広告をクリックしたユーザーはリンクからストアへ直接案内されます。現在のところ日本では未対応です。(2024年6月時点)
Bing スマート検索での Microsoft 広告
Bing スマート検索広告は、 Microsoft 広告で作成したクリック単価制の検索広告を表示できます。
広告の配信面
Microsoft 広告の配信面について紹介します。
配信面は下記のとおりです。
・ Microsoft Bing (検索エンジン)
・ msn (ポータルサイト)
・ Microsoft Edge (ブラウザ)
・ outlook (メールサービス)
検索広告は、 Microsoft Bing の広告枠に配信されます。ディスプレイ広告は、 Microsoft Edge、 Outlook、 MSN などの広告枠に配信されます。
Microsoft Bing (検索エンジン)
Microsoft Bing とは、Microsoft 社が提供する検索エンジンです。ビジネスで使用されていることが多く、Bing の AI チャット( Copilot )も活用できるため、今後さらなるシェア拡大が期待されます。
msn (ポータルサイト)
msn とは、 Microsoft 社が提供するポータルサイトサービスです。「ニュース・天気・エンタメ・マネー・スポーツ・ライフスタイル・自動車・メールサービス」のコンテンツにまとめられており、多くのユーザーにリーチします。
Microsoft Edge (ブラウザ)
Microsoft Edge は、Windows 10 から標準搭載されている Microsoft 社の Web ブラウザです。
Windows のデフォルトブラウザとして多くのユーザーに利用されており、幅広いユーザー層にリーチすることができます。
outlook (メールサービス)
Outlook とは、 Microsoft 社のメールサービスソフトです。ビジネスユーザーが利用する機会が多いため、 BtoB 商品やビジネスパーソンが利用する商品やサービスに適しています。
おわりに
本エントリでは、 Microsoft 広告の種類・配信面を紹介いたしました。
Microsoft 広告は多くの広告メニューがありますので、配信目的に沿ったメニューで配信しましょう。
Microsoft 広告の配信事例については、以下の記事で紹介しておりますので、合わせてご覧ください。
Microsoft 広告にかかる費用は? BtoB / BtoC の配信事例を紹介 | 株式会社グラッドキューブ
https://www.glad-cube.com/blog/?p=41275
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