ブログ

BLOG

2026.3.27 | 更新日 : 2026.3.27

【保存版】アプリ広告で知っておきたい用語を徹底解説!

Web 広告ではリスティング広告やディスプレイ広告など、ウェブサイトに誘導するための広告メニューに加えて、アプリのインストール数や課金を目的とするアプリ広告があります。

しかしアプリ広告の運用においては、インストール単価( CPI )や ARPU といった、他の Web 広告とは異なる独自の指標を取り扱うことが多いです。また、アプリ広告の配信を開始するためには、 SDK や SKAdNetwork などの専門用語を十分に理解しておく必要があります。

本エントリでは、アプリ広告の運用を検討される方を対象に、アプリ広告の配信や効果測定で頻出する用語をご紹介いたします。

目次

こちらの記事をお読みの方にオススメ!

4大 SNS 広告の特徴を解説!

自社に合った媒体選びのポイントとクリエイティブ攻略方法


4大 SNS 広告の特徴や違いをご紹介し、自社に合った広告媒体の選び方について解説します。また、 SNS 広告で成果を出すにはどのようなクリエイティブを作ればよいのか、どうやって改善していけばよいのか等、知っておくべき成功ポイントをご紹介します。

アプリ広告の基本・配信手法に関する用語

まずは、アプリ広告を行う上で基礎となる配信手法に関する用語をご紹介いたします。

アプリインストール広告

アプリインストール広告とは、スマートフォンやタブレットのユーザーに対して、アプリのインストールを直接促すことを目的とした広告のことです。 Google 広告 のアプリキャンペーンや、 Apple Search Ads 、各種 SNS 広告などで配信できます。

広告をクリックすると、 App Store や Google Play などのアプリストアに直接遷移するため、ユーザーがスムーズにアプリをインストールできることが特徴です。アプリのリリース直後や、新規ユーザーを一気に獲得したいタイミングでメインとなる配信手法です。

アプリストア最適化(ASO)

アプリストア最適化( App Store Optimization / ASO )とは、 App Store や Google Play といったアプリストア内での検索順位を向上させ、自然流入によるインストール数を増やすための施策のことです。ウェブサイトにおける SEO のアプリ版と言えます。

アプリ広告の費用・効果測定に関する指標

アプリ広告にはインストール数をはじめ、アプリならではの指標が登場します。ここでは主要な指標についてご紹介遺体sます。

インストール数(Install)

文字通りユーザーがアプリストアからデバイスにアプリをインストールした回数のことです。アプリ広告における最も基本的なコンバージョン( CV )地点として設定されます。

ただし、インストールされただけではアプリ内の課金数等の指標は不明のため、後述する SDK などのツールを用いて「インストール後のユーザー行動」を正確な成果とするケースが一般的です。

インストール単価(CPI)

インストール単価( Cost Per Install / CPI )とは、アプリが1件インストールされるのにかかった広告費用のことです。計算式は「広告費 ÷ インストール数」で求められます。

顧客生涯価値(LTV)

顧客生涯価値( Life Time Value 、以下: LTV )とは、1人のユーザーがサービスの利用を開始してから終了するまでの期間において、企業にもたらすトータルの利益(売上)を指します。

アプリの収益モデルがアプリ内課金やサブスクリプションの場合、インストール直後は広告費が上回っていても、ユーザーが長く利用し続けることで売上に繋げることができます。そのため、 CPI だけでなくこの LTV を予測・算出し、広告の投資対効果を判断することが重要です。

(参照: Criteo ヘルプ 広告用語集

アプリユーザーの動向・分析に関する用語

ここでは、アプリをインストールしたユーザーが、実際にどれくらいアプリを利用し、どのように収益に貢献しているかを分析するための用語をご紹介いたします。

DAU / WAU / MAU(アクティブユーザー数)

アクティブユーザー数とは、特定の期間内にアプリを起動し、実際に利用したユーザーの数のことです。期間に応じて以下の3つに分けられます。

■ DAU ( Daily Active Users ):1日あたりのアクティブユーザー数
■ WAU ( Weekly Active Users ):1週間あたりのアクティブユーザー数
■ MAU ( Monthly Active Users ):1ヶ月あたりのアクティブユーザー数

継続率 / リテンション率(Retention Rate)

リテンション率とは、アプリをインストールしたユーザーが、一定期間経過後も継続してアプリを利用している割合のことです。

ユーザーが長期間アプリを利用し続けることで、アプリ内課金やサブスクリプションなどの収益性が上がるため、一般的にはリテンション率が高ければアプリが優れていると判断することができます。

(参照: Adustモバイルマーケティング用語集 継続率とは?

ユーザーあたりの平均収益(ARPU)

ARPU ( Average Revenue Per User )は、アクティブユーザー1人あたりから得られる平均収益のことです。計算式は「全体の売上 ÷ アクティブユーザー数( MAU など)」で算出されます。 ARPU については、アプリだけでなく Web サイト上のサービスにも活用される指標です。

前述した LTV と指標が似ていますが、 LTV が1人のユーザーがサービスの利用を開始してから終了までの期間を対象とする一方、 ARPU は特定の期間におけるユーザーの価値を評価します。

(参照: Adustモバイルマーケティング用語集 ARPU(ユーザーあたりの平均収益)とは

課金ユーザーあたりの平均収益(ARPPU)

ARPPU ( Average Revenue per Paid User )は、アプリ内やサービスで実際に課金を行ったユーザー1人あたりの平均収益のことです。計算式は「全体の売上 ÷ 課金ユーザー数」となります。

ARPPUではアクティブユーザーではなく、実際にサービス内で課金をしたユーザーから算出します。

課金率(PUR)

課金率( Paid User Rate / PUR )とは、アクティブユーザー全体のうち、課金したユーザーが占める割合のことです。計算式は「課金ユーザー数 ÷ アクティブユーザー数」となります。

どんなにアクティブユーザー( MAU など)が多くても、 PUR が極端に低ければアプリ全体の売上は伸び悩みます。ゲームアプリであればアイテムの価格設定を見直したり、期間限定のキャンペーンを実施したりすることで、無課金ユーザーを課金ユーザーへ引き上げる施策が必要です。

アプリ広告の計測ツール・システム関連用語

アプリ広告を実施するためには、広告プラットフォームだけでなく、専用の計測ツールを活用する必要があります。ここでは MMP や SDK などツール・システムに関連する用語をご紹介いたします。

モバイル計測パートナー(MMP)

モバイル計測パートナー( Mobile Measurement Partner / MMP )とは、アプリ広告のコンバージョン計測や、どの広告媒体からインストールされたかを判別(アトリビューション)するための第三者計測ツールのことです。代表的なツールとして AppsFlyerAdjust などがあります。

(参照: Adustモバイルマーケティング用語集 モバイル計測パートナー(MMP)とは

ソフトウェア開発キット(SDK)

ソフトウェア開発キット( Software Development Kit / SDK )とは、特定のソフトウェアや機能を作成するために、必要なプログラムやツールがひとまとめにされたパッケージのことです。

アプリ広告の文脈においては、 MMP などの外部ツールで計測を行うために、アプリのプログラム内に組み込む必要がある「計測用 SDK 」のことを指すのが一般的です。エンジニアに依頼して、対象となるアプリにこの SDK を実装することで、インストールやアプリ内での行動データが計測可能となります。

(参照: Adustモバイルマーケティング用語集 SDKとは

ディープリンク

ディープリンクとは、スマートフォンでウェブサイトのリンクなどをタップした際に、アプリ内の特定のページを直接開くことができる仕組みのことです。

例えば、 EC アプリの特定商品の広告をクリックした際、アプリのトップページではなく、直接その商品の詳細ページを開くことができます。ユーザーに余計な操作をさせずに目的の画面へ誘導できるため、ユーザー体験の向上と CVR の改善に大きく貢献します。

web to app

web to app は、ユーザーをブラウザ上のウェブサイトからネイティブアプリへと誘導するマーケティング手法のことです。

アプリの広告配信だけではリーチしきれないユーザーに対し、まずは SEO やウェブサイト向けの広告でランディングページ( LP )に集客し、その LP 内のバナーなどからアプリストアへの遷移を促します。ウェブでの豊富な情報提供を通じてアプリの魅力を伝えられるため、インストールのモチベーションが高いユーザーを獲得しやすいというメリットがあります。

プライバシー・トラッキング関連用語

アプリ広告を実施するにあたり、ユーザーのプライバシー保護を目的としたデータ取得の制限がされている点は認識しておかなければなりません。ここではユーザーのプライバシーに関連する用語をご紹介いたします。

App Tracking Transparency(ATT)

App Tracking Transparency ( ATT )とは、 Apple が iOS 14.5(2021年4月)から導入した、ユーザーのデータ追跡に関するプライバシー保護機能です。

この機能により、アプリがユーザーの行動を他の企業が所有するアプリやウェブサイトを横断してトラッキング(追跡)する場合、事前にポップアップを表示してユーザーの許可(オプトイン)を得ることが義務付けられました。これにより、ユーザーデータを活用したターゲティング広告の精度や計測に大きな影響を与えています。

(参照: Adustモバイルマーケティング用語集 App Tracking Transparency(ATT)とは

iOS端末の広告識別子(IDFA)

IDFA ( Identifier for Advertisers )は、 Apple が iOS 端末ごとにランダムに割り当てているデバイスIDです。これまでは IDFA を通してユーザーの行動履歴や興味関心を分析し、ターゲティング広告やコンバージョンの計測に活用されてきました。

しかし、前述の ATT の導入により、ユーザーがトラッキングを許可しない限り、この IDFA を取得できなくなりました。そのため、広告媒体側は IDFA に依存しない新しい計測手法の構築を進めています。

(参照: Adustモバイルマーケティング用語集 IDFAとは?

SKAdNetwork(SKAN)

SKAdNetwork ( SKAN )とは、 Apple が提供しているプライバシーに配慮した広告計測の枠組みです。 IDFA が取得できないユーザーに対しても、個人の特定を避けつつ、どの広告キャンペーン経由でアプリがインストールされたかをアプリストア側が検証して広告ネットワークに通知する仕組みです。

iOS ユーザー向けのアプリ広告を配信し、その効果を正確に測定するためには、この SKAN に対応した計測設定を行うことが一般的です。

(参照: Adustモバイルマーケティング用語集 IDFAとは?

オプトイン / オプトアウト

アプリにおけるオプトインとは、前述の ATT を通して IDFA へのアクセス許可を得る行為を指します。アプリを初回起動した際、利用開始前に IDFA の許諾を求めるポップアップが表示される場合がありますが、ユーザーが許諾をすることで、事業主や広告プラットフォーム側がユーザーの行動履歴や興味関心を分析するために活用できます。

対してユーザーが許諾ボタンを押さず拒否した場合、ユーザーの IDFA はトラッキングされず、ユーザー情報は計測されません。

(参照: Adustモバイルマーケティング用語集 オプトインの定義と意味

まとめ

本エントリでは、これからアプリ広告の運用を始めるマーケティング担当者の方向けに、アプリ独自の指標や計測ツール、プライバシー関連の用語まで徹底的にお話しいたしました。

アプリ広告は、通常のウェブ向けの Web 広告とは計測の仕組みや重要視される KPI が異なります。特に近年はプライバシー保護の観点から計測環境が複雑化しているため、 ATT や SKAN といった用語の意味を正しく理解し、 MMP などのツールを適切に導入することが成功への第一歩です。

アプリ広告の運用代行をお探しの方へ


グラッドキューブは、リスティング広告だけでなく、アプリ広告の運用代行も含め、一気通貫の Web マーケティングを支援しています。


「アプリのインストール数を増やしたい…」
「アプリのアクティブユーザー数を増やしたい…」
「アプリの収益率を改善したい…」


このようなお悩みをお持ちの方はぜひお気軽にご相談ください。専門スタッフが貴社の目標に合わせた最適な広告プランをご提案します。

Glad Cube

この記事を書いた人

グラッドキューブ ブログ編集部

株式会社グラッドキューブでWeb広告運用を行っているスタッフが、広告媒体の最新情報や運用ノウハウを発信。運営中のYouTubeチャンネル「GladCube TV」はチャンネル登録数1.4万人を突破。

他の記事を読む

自社開発SaaSサービス・メディア

トップ
サービス
資料請求
事例
ブログ
お問い合わせ
×