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【Google 広告】キャンペーン単位の部分一致と自動作成アセットが AI Max へ移行!2026年9月実施のアップデートを解説!

本記事のポイント
■ Google 広告において、キャンペーン単位の部分一致(Campaign-level Broad Match)および自動作成アセット(ACA)を設定している検索キャンペーンが、2026年9月1日より AI Max へ自動移行(アップグレード)されます。
■ 2026年8月3日時点で、管理画面・Google Ads Editor・すべての API における旧機能の新規作成はすでにブロックされています。
■ 既存の設定やブランドリストは引き継がれますが、検索クエリの拡張範囲やアセット自動生成の仕様が変わるため、事前の設定確認と適切な対応が必要です。
Google 広告を運用する中で、「AI を活用した配信拡張をどのように管理すべきか」「キャンペーン単位で設定していた部分一致機能や自動作成アセット(ACA)がどう変化するのか」とお悩みではないでしょうか。Google 広告におけるキャンペーン単位の部分一致および自動作成アセットの AI Max への自動移行に関する最新アップデート情報が公開されました(参照:Google Ads Developer Blog)。
本アップデートは2段階で実施され、第1フェーズとして2026年9月1日から9月30日にかけて自動アップグレードが段階的に適用されます。なお、動的検索広告(DSA)の移行については第2フェーズとして2027年2月に延期されています(参照:Google Ads Developer Blog)。
本記事では、今回のアップデートに伴う変更点や影響範囲、移行後のデフォルト設定、運用上の注意点について分かりやすく解説します。
目次
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AI Max 移行に伴う主な変更点と変わらない点
今回のアップデートにより、従来のレガシー機能が AI Max の機能群へと統合されます。パフォーマンスの急激な変化を防ぐため、既存設定に準じた移行が行われます。
アップデート前との変更点
従来の「キャンペーン単位の部分一致」および「自動作成アセット(ACA)」という独立した設定区分が廃止され、すべて AI Max の設定フレームワーク内に一元化されます(参照:Google Ads Developer Blog)。
また、2026年8月3日以降はこれらのレガシー設定を用いた新規キャンペーン作成が完全にブロックされています。今後は AI Max の標準設定(テキストのカスタマイズ、最終ページ URL の拡大、検索キーワードのマッチング)を用いて運用を構築する必要があります(参照:Google Ads Developer Blog)。
変更されない点
自動移行が行われても、既存のキャンペーン構造や設定済みのブランドリスト(除外・指定含む)はそのまま保持されます(参照:Google Ads Developer Blog)。
また、動的検索広告(DSA)を使用しているキャンペーンについては、2026年9月の移行対象からは除外されており、2027年2月まで従来通り配信・運用が可能です(参照:Google Ads Developer Blog)。
自動移行の仕様と設定・確認方法
自動移行時に各機能がどのように変換されるのか、その具体的な仕様と確認方法について解説します。
詳細な仕様①:キャンペーン単位の部分一致(CB)の移行時デフォルト設定
キャンペーン単位の部分一致(Campaign-level Broad Match)を設定していたキャンペーンは、移行時に以下の AI Max 設定が適用されます(参照:Google Ads Developer Blog)。
- 検索キーワードのマッチング(Search Term Matching):オン(ON)
- テキストのカスタマイズ(Text Customization):オフ(OFF)
- 最終ページ URL の拡大(Final URL Expansion):オフ(OFF)
- ブランドリスト:既存の含める/除外するブランド設定をそのまま維持
詳細な仕様②:自動作成アセット(ACA)の移行時デフォルト設定
単体の自動作成アセット(Automatically Created Assets)を有効にしていたキャンペーンは、以下の構成に移行されます(参照:Google Ads Developer Blog)。
- テキストのカスタマイズ(Text Customization):オン(ON)
- 検索キーワードのマッチング(Search Term Matching):オン(ON)
- 最終ページ URL の拡大(Final URL Expansion):オフ(OFF)
確認および事前対応手順
移行対象となるキャンペーンの特定および事前調整の手順は以下の通りです。
- Google 広告管理画面または Google Ads API にて、キャンペーン単位の部分一致または自動作成アセットが有効になっている検索キャンペーンを抽出します。
- 移行後のデフォルト設定(特に「検索キーワードのマッチング」や「テキストのカスタマイズ」のオン/オフ)が自社の運用方針に合致しているか確認します。
- 意図しない自動生成や拡張を防ぎたい場合は、9月1日の自動移行前に手動で AI Max の該当設定を調整するか、事前アップグレードを実施します。
AI Max 移行のメリット・デメリット
今回の自動移行による主なメリットとデメリットを整理します。
メリット:配信機会の最大化と管理の一元化
AI Max への移行により、Google の最新 AI アルゴリズムを活用した検索クエリのマッチング精度の向上が期待できる点が最大のメリットです。分散していた設定がまとめられることで、キャンペーン設定の統一性と管理効率が高まります(参照:Google Ads Developer Blog)。
デメリット:拡張による意図しないクエリ・アセットの発生リスク
「検索キーワードのマッチング」がデフォルトでオンになるため、従来の登録キーワード範囲を超えた検索クエリに対しても広告が表示される可能性があります。また、自動作成アセットが有効な場合は、生成されるテキストの表現がブランドガイドラインに沿っているか定期的な監視が必要です。
適用後の注意点
移行後に運用パフォーマンスを維持するための注意点は以下の2点です。
(1)検索トラフィックの変動と除外キーワードの再確認
2026年9月の移行完了後は、検索クエリの流入傾向が変化する可能性があります。検索語句レポートを定期的に確認し、不適切なクエリには除外キーワードを追加設定する運用を徹底してください。
(2)2027年2月の DSA 移行に向けた準備
今回のフェーズ1(2026年9月)では動的検索広告(DSA)は対象外ですが、フェーズ2として2027年2月に DSA も AI Max へ自動移行されることが決定しています(参照:Google Ads Developer Blog)。2026年9月以降に管理画面内に表示される通知バナー等を確認し、段階的に準備を進めましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 自動移行を拒否(オプトアウト)することはできますか?
A. キャンペーン単位の部分一致や旧型の自動作成アセット自体の移行を止めることはできません。ただし、移行後に AI Max 内の「最終ページ URL の拡大」や「テキストのカスタマイズ」などの各機能を個別にオフへ変更することは可能です(参照:Google Ads Developer Blog)。
Q. 移行によって設定していたブランドリストは消えてしまいますか?
A. いいえ、消えません。既存のブランドインクルージョン(指定)およびエクスクルージョン(除外)の設定はそのまま AI Max の設定へ引き継がれます(参照:Google Ads Developer Blog)。
Q. 動的検索広告(DSA)も2026年9月に一緒に移行されますか?
A. いいえ、今回の9月移行には含まれません。DSA の自動移行はスケジュールが変更され、2027年2月1日〜2月28日の期間で実施される予定です(参照:Google Ads Developer Blog)。
まとめ
本記事では、2026年9月1日より開始される Google 広告の「キャンペーン単位の部分一致」および「自動作成アセット」の AI Max 自動移行について解説しました。
既存のブランド設定や配信構造は保持されるものの、デフォルトで「検索キーワードのマッチング」や「テキストのカスタマイズ」が有効化されるため、予期せぬ配信拡張や成果の変動には注意が必要です。
自社のアカウント設定をあらかじめ確認し、自動移行に向けた最適な調整を進めていきましょう。運用設定や AI Max の活用方法に不安がある場合は、専門家への相談もご検討ください。
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