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2026.10.23 | 更新日 : 2026.10.23

【Google広告】Performance Maxの画像自動抽出が12月4日からデフォルトONに!アカウント設定がOFFでも適用される新仕様とオプトアウト方法を解説

本記事のポイント
■ 2026年12月4日から、Google広告のPerformance Maxで画像自動抽出が新規キャンペーンでデフォルトONになる予定
■ アカウント単位の「動的画像アセット」がOFFでも、新規キャンペーンではONの設定が優先される仕様に変更
■ 既存キャンペーンの設定は維持され、画像自動抽出を希望しない場合は管理画面・Editor・APIのいずれでもキャンペーン単位でオプトアウトが可能

Google広告のPerformance Max(P-MAX)では、Google AIを活用して広告アセットを自動的に生成・活用する仕組みが提供されています。その一つが、ランディングページ(LP)に掲載された画像を抽出し、広告クリエイティブに活用する「画像自動抽出」機能です。

広告運用において、「LPに掲載している画像が、意図せず広告に使われないか」「アカウント単位で画像の自動抽出をOFFにしていれば問題ないのか」と気になっている方もいるのではないでしょうか。

Googleは2026年10月21日、2026年12月4日から、新規Performance Maxキャンペーンの画像自動抽出をデフォルトでONに変更すると発表しました。これまでアカウント単位の設定を引き継いでいたケースでも、新しいデフォルト設定が適用されるようになります。

本記事では、今回のアップデートの概要、変更前後の仕様、既存キャンペーンへの影響、オプトアウト方法、広告運用担当者が事前に確認しておきたいポイントについて、Googleの公式発表をもとに解説します。

※本記事は、Googleが発信する公式情報をもとに作成しています。仕様や提供状況は変更される場合があるため、最新かつ正確な情報は必ず公式のお知らせ・ヘルプをご確認ください。

目次

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Google広告のPerformance Maxで画像自動抽出がデフォルトONに変更

Googleは2026年10月21日、Performance Maxキャンペーンの画像自動抽出機能「GENERATE_IMAGE_EXTRACTION」について、2026年12月4日からデフォルト設定を変更すると発表しました。

今回の変更により、2026年12月4日以降に新規作成するPerformance Maxキャンペーンでは、画像自動抽出がデフォルトで有効(OPTED_IN)になります。

対象となる作成方法は、Google広告管理画面、Google Ads Editor、Google Ads APIです。特定の作成ツールだけに限定された変更ではありません。(参照:Google Ads Developer Blog 公式発表)

アップデート前との変更点

これまで画像自動抽出の設定がキャンペーン単位で明示されていない場合は、アカウント単位の「動的画像アセット」の設定が引き継がれていました。

しかし、今回のアップデート以降は、アカウント単位の動的画像アセットがOFFでも、新規キャンペーンでは画像自動抽出がデフォルトでONになります。

  • 変更前:キャンペーンに設定がない場合、アカウント単位の動的画像アセット設定を引き継ぐ
  • 変更後:新規Performance Maxキャンペーンの画像自動抽出がデフォルトでONになる
  • 対象:2026年12月4日以降に作成される新規Performance Maxキャンペーン

そのため、これまでアカウント全体の設定によって画像自動抽出を制御していた広告主は、作成方法にかかわらず、新規キャンペーン作成時の設定方法を見直す必要があります。

変更されない点

今回のアップデートによって、すべてのPerformance Maxキャンペーンの設定が一斉に変更されるわけではありません。

Googleは、既存のPerformance Maxキャンペーンは現在の設定を維持すると明記しています。

また、画像自動抽出を利用したくない広告主は、Google広告管理画面、Google Ads Editor、Google Ads APIのいずれを使う場合も、引き続きキャンペーン単位でオプトアウトを指定できます。画像自動抽出そのものが必須機能になるわけではありません。

Performance Maxの画像自動抽出とは?新しい仕様を解説

画像自動抽出は、Google AIがランディングページを確認し、掲載されている高解像度の画像を広告クリエイティブに活用する機能です。

Googleの公式説明では、抽出した画像を活用してクリエイティブアセットを充実させ、検索、YouTube、ディスプレイ、Discover、Gmail、Google マップなどの配信面でリーチを拡大する仕組みとして紹介されています。

詳細な仕様①:アカウント単位の設定より新規キャンペーンのデフォルト設定が優先

今回の変更で重要なのは、画像自動抽出の設定が、アカウント単位の動的画像アセット設定だけでは制御できなくなる点です。

Google広告では、アカウント単位の動的画像アセットの設定として「isImageExtractionAdExtensionEnabled」が存在します。従来は、キャンペーン側で画像自動抽出の設定が指定されていない場合、この値を引き継いでいました。

2026年12月4日以降、新規キャンペーンではアカウントの設定値にかかわらず、画像自動抽出がデフォルトで「OPTED_IN」となります。

アカウント単位でOFFに設定していることだけを理由に、新規キャンペーンでも画像自動抽出が無効になると判断しないよう注意が必要です。

詳細な仕様②:画像自動抽出はキャンペーン単位で設定する

画像自動抽出のON・OFFは、キャンペーンごとに設定する項目です。Google広告管理画面、Google Ads Editor、Google Ads APIのいずれで作成する場合も、キャンペーン単位で指定します。

Google Ads APIでは、Campaignリソースの「asset_automation_settings」フィールドで設定を管理し、「GENERATE_IMAGE_EXTRACTION」に対して「OPTED_IN」または「OPTED_OUT」を指定します。

  • GENERATE_IMAGE_EXTRACTION:ランディングページからの画像自動抽出を指定する機能
  • OPTED_IN:画像自動抽出を有効にする設定
  • OPTED_OUT:画像自動抽出を無効にする設定

Google Ads APIを活用してキャンペーンを自動作成している場合は、従来の処理で画像自動抽出の設定を省略していないか確認することが重要です。(参照:Google Ads API Asset automation settings)

画像自動抽出をOFFにする設定方法

画像自動抽出のオプトアウトは、Google広告管理画面、Google Ads Editor、Google Ads APIのどの方法で作成する場合も、キャンペーン単位で設定します。API経由でなければOFFにできない、というわけではありません。

Google広告管理画面・Google Ads Editorの場合
新規キャンペーンを作成する際に、キャンペーン設定でランディングページ画像の利用がOFFになっているかを確認します。2026年12月4日以降はデフォルトでONになるため、作成のたびに確認が必要です。なお、Googleの公式発表では、管理画面とEditorの具体的な操作手順は示されていません。

Google Ads APIの場合
Googleは、キャンペーン作成時に「GENERATE_IMAGE_EXTRACTION」を「OPTED_OUT」と明示的に指定するよう案内しています。キャンペーンの作成リクエストには、以下の設定を含めます。

"assetAutomationSettings": [
  {
    "assetAutomationType": "GENERATE_IMAGE_EXTRACTION",
    "assetAutomationStatus": "OPTED_OUT"
  }
]

上記は、Googleが公開したREST JSON形式の設定例から、画像自動抽出に関する部分を抜粋したものです。実際のキャンペーン作成時には、ほかの必要項目とあわせて指定します。

また、既存キャンペーンの画像自動抽出設定をAPIから更新することも可能です。ただし、「asset_automation_settings」は複数の設定を格納するフィールドであり、更新時に指定した設定が既存の配列全体を置き換える点に注意が必要です。

ほかの自動アセット設定を意図せず削除しないよう、既存の設定内容を取得したうえで、維持したい項目も含めて更新してください。

現在の設定を確認する方法

Google Ads APIでは、Google Ads Query Language(GAQL)を使って、Performance Maxキャンペーンの自動アセット設定を確認できます。

公式ブログでは、次のクエリが紹介されています。

SELECT
  campaign.id,
  campaign.name,
  campaign.asset_automation_settings
FROM campaign
WHERE campaign.advertising_channel_type = 'PERFORMANCE_MAX'

「GENERATE_IMAGE_EXTRACTION」の項目が存在しない既存キャンペーンは、現在、アカウント単位の設定を引き継いでいます。

アカウント単位の動的画像アセット設定は、Google広告管理画面から次の手順で確認できます。

  1. Google広告管理画面で「キャンペーン」から「アセット」を開く
  2. その他メニューから「アカウント単位の自動作成アセット」を選択する
  3. 再度、その他メニューから「詳細設定」を開く
  4. 「動的画像」がONかOFFかを確認する

なお、上記はアカウント単位の設定を確認するための手順です。今回の仕様変更後に新規作成するキャンペーンは、この設定を引き継がないため、キャンペーンごとにOFFを指定する必要があります。

今回のアップデートによるメリット・デメリット

画像自動抽出がデフォルトで有効になることにより、広告クリエイティブの活用方法に変化が生じると考えられます。

一方、広告主のブランド管理や素材の利用ルールによっては、事前の確認が重要になります。ここからは、運用面で想定されるメリットと注意点を整理します。

メリット:LP画像の活用によるクリエイティブ拡充

画像自動抽出を利用すると、Google AIがランディングページから画像を抽出し、広告アセットとして活用できるようになります。

これにより、LPに掲載している画像を広告クリエイティブの素材として活用できるため、広告に利用できる素材の幅が広がることが期待されます。

特に、商品画像やサービス紹介画像を多く掲載しているサイトでは、既存の画像素材を広告施策にも活用できる可能性があります。

ただし、画像自動抽出を有効にしたことによる広告成果の改善が保証されているわけではありません。

デメリット:意図しない画像の広告利用に注意

画像自動抽出がデフォルトでONになることにより、広告主が個別に入稿した画像以外にも、LP上の画像が広告アセットとして活用される可能性があります。

そのため、広告利用を想定していない画像が抽出対象となる可能性を考慮しておく必要があります。

例えば、ブランドガイドラインによって広告用の画像表現が制限されている場合や、掲載媒体ごとに画像の利用条件が異なる場合は注意が必要です。

画像自動抽出の利用可否を判断する際は、広告クリエイティブの表現方針だけでなく、掲載画像の利用権限についても確認することをおすすめします。

2026年12月4日までに確認しておきたい注意点

今回の変更は2026年12月4日から適用される予定です。画像自動抽出を利用したくない場合は、それまでに新規キャンペーン作成時の設定や運用ルールを確認しておくことをおすすめします。

(1)新規キャンペーンの作成フローを見直す

まず確認したいのは、現在のPerformance Maxキャンペーンの作成フローです。

これまでは、キャンペーン側で画像自動抽出を設定しなくても、アカウント単位の設定がOFFであれば抽出されませんでした。そのため、管理画面での作成でも、Google Ads APIや外部の自動作成ツールでの作成でも、アカウント単位の設定に依存していた可能性があります。

しかし、2026年12月4日以降は、画像自動抽出を希望しない新規キャンペーンでは、作成方法にかかわらずキャンペーン単位でOFFを指定する必要があります。

APIを使った作成処理では、リクエストに「OPTED_OUT」の指定が含まれているかを確認してください。Google広告管理画面やGoogle Ads Editorで作成する場合も、新規キャンペーンを作るたびに設定を確認する手順を運用フローに組み込むことをおすすめします。

(2)ランディングページの画像利用権限を確認する

もう一つ重要なのが、LPに掲載している画像の利用権限です。

Googleは今回の公式発表で、LPに掲載する画像について、商用利用・広告利用に必要な法的権利や許可を保有しているか確認するよう案内しています。

Webサイトへの掲載が許可されている画像であっても、広告での使用が許可されているかどうかは、契約やライセンス条件によって異なる場合があります。

特に、第三者が制作した画像、人物写真、ライセンス付きの素材などをLPに使用している場合は、広告利用の範囲まで確認しておくことが重要です。

広告で利用できる画像を限定している場合は、画像自動抽出のオプトアウトを含めて運用方針を検討してください。

よくある質問

Q1. 画像自動抽出がデフォルトでONになるのはいつからですか?

2026年12月4日からの予定です。同日以降に新規作成するPerformance Maxキャンペーンが対象となります。

Google広告管理画面、Google Ads Editor、Google Ads APIのいずれで作成する場合も対象です。

Q2. アカウント単位で動的画像アセットをOFFにしていれば、新規キャンペーンでも無効になりますか?

いいえ。2026年12月4日以降は、アカウント単位の設定がOFFでも、新規Performance Maxキャンペーンの画像自動抽出はデフォルトでONになります。

自動抽出を希望しない場合は、キャンペーン単位でオプトアウトを指定する必要があります。

Q3. すでに配信しているPerformance Maxキャンペーンにも影響しますか?

既存キャンペーンは現在の設定が維持されます。今回の変更によって、既存のPerformance Maxキャンペーンの設定が一斉にONへ切り替わるわけではありません。

ただし、今後新規作成するキャンペーンでは設定の扱いが変わるため、運用フローを確認しておくことが重要です。

Q4. 画像自動抽出をOFFにすることはできますか?API経由でなければできませんか?

キャンペーン単位でオプトアウトでき、API経由に限られません。Google広告管理画面やGoogle Ads Editorではキャンペーン設定で、Google Ads APIでは「GENERATE_IMAGE_EXTRACTION」に「OPTED_OUT」を指定してOFFにします。

2026年12月4日以降はアカウント単位の設定が新規キャンペーンに引き継がれないため、画像自動抽出を希望しない場合は、新規キャンペーンを作成するたびにOFFになっているかを確認してください。

まとめ

Google広告のPerformance Maxでは、2026年12月4日から、新規キャンペーンの画像自動抽出がデフォルトでONになる予定です。Google広告管理画面、Google Ads Editor、Google Ads APIを通じた新規作成が対象となります。

今回の変更で特に注意したいのは、アカウント単位の動的画像アセット設定がOFFでも、新規キャンペーンでは画像自動抽出が有効になる点です。一方、既存キャンペーンの設定は維持され、画像自動抽出を希望しない場合は、どの作成方法でもキャンペーン単位でオプトアウトできます。

2026年12月4日以降に新規Performance Maxキャンペーンを作成する予定がある場合は、画像自動抽出の設定方針を事前に整理しておきましょう。あわせて、キャンペーン作成時の確認手順、APIや自動作成ツールの設定、LPに掲載する画像の利用権限も確認しておくことをおすすめします。

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この記事を書いた人

グラッドキューブ ブログ編集部

株式会社グラッドキューブでWeb広告運用を行っているスタッフが、広告媒体の最新情報や運用ノウハウを発信。運営中のYouTubeチャンネル「GladCube TV」はチャンネル登録数1.4万人を突破。

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