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インターネット広告の成果を向上させるには。

みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ プロモーション事業部の柿木です。

インターネット広告にはリスティング広告、ディスプレイ広告、SNS広告、DSP広告、Youtube 動画広告など様々な手段があります。

このような多くの手段がある中、どういった手段をとっているでしょうか。
広告の成果が低迷している中で、とりあえず利用を続けているという状態のものはないでしょうか。

今回のエントリでは、実際にそのような現状を打破して、成果改善が見られたアプローチ方法をご紹介いたします。

マイクロコンバージョンを導入する。

マイクロコンバージョンは、中間コンバージョンとも呼ばれています。

コンバージョンは通常であれば、購買や申し込みの完了ページへ到達した際に計測されます。
対してマイクロコンバージョンは、ユーザーが支払い情報や申し込み情報の入力を行うページへ到達した時点で計測されます。

この設定によって、成果には至らなかったものの、途中まで購買のプロセスを辿ったユーザーの傾向を把握することができます。

ネット購買フロー

成果が低迷している原因は多数考えられます。
そのうちの一つとして挙げられるのが、誤ったターゲット層へのアプローチです。

成果へとつながるユーザーが把握できないのであれば、より成果に近いユーザー情報を蓄積して利用します。
そのような情報を利用することで、より成果獲得確度の高いユーザーにアプローチすることができ、成果の向上を見込むことができます。

全てのケースで有効であるとは言えませんが、設定も短時間で行うことができ、コストもかかりません。
まだマイクロコンバージョンを設定していない方は、ぜひ設定をおすすめいたします。

第三者の視点が含まれているサイトに誘導する。

広告を配信する際、最終URLは自社サイト(LP)に設定することが通常です。

このアプローチでは、自社サイトに遷移させる通常の設定を、他社の情報も掲載されているサイトに遷移させます。
(※第三者の視点が含まれているサイトというのは、いわゆるランキングサイトやまとめサイトなど、ユーザーが比較・検討できるサイトのことを表しております。)

この設定には、下記のような狙いがあります。
①ユーザーを一度比較・検討するためのサイト(ランキングサイトやまとめサイト)に遷移させる。
②比較・検討を経たユーザーを自社サイトに誘導し、成果を獲得する。

購買決定プロセスの考え方として、AISCEASというものがあります。
ユーザー(消費者)は購買行為において、Attention(認知)、Interest(関心)、Search(探索)、Compair(比較)、Examination(検討)、Action(行動)、Share(共有)のプロセスを辿るという考え方です。

購買フロー

メリットとしてはこのプロセス中の比較・検討段階を通過したユーザーを、自社サイトへと遷移させることができる点が挙げられます。
一方でデメリットもあります。他社サイトにも同様のユーザーを送ってしまうことです。

もちろん広告の運用担当者と依頼主がいる場合は、依頼主の認可をとった上での設定が必要にはなります。

「そのような設定で成果が改善されるのか?」という疑問もあるかと思います。
当社では実際に、以下のような成果改善が見られました。

イッティ

このアプローチは成果数の増加を目的として実行し、CPAの目標値も¥10,000でありました。
CVR、CPAは少々悪化したもののCPAの目標値を上回り、改善前3ヶ月間と改善後3ヶ月間のCV数を比較すると約6倍にもなりました。

当事例は改善前からCPAの目標値を上回っていたという特殊なケースになりますが、CV数を増やしたいという方は一度設定を検討されてみてはいかがでしょうか。

モバイル端末用にLPを改修する。

モバイル端末用にLPを最適化します。

Google は、「モバイルサイトの訪問数のうち、53%はページの読み込みに3秒以上かかると離脱する」
「モバイルページの読み込みに1秒かかると、コンバージョン数が最大20%減少する」というデータを発表しています。
ページの読み込みにかかる時間一つを改善するだけでも、成果に影響があります。

自社のサイトはモバイル端末用に最適化できているのか。
少しでも疑いがある場合は、 PageSpeed Insights モバイル フレンドリー テストツール Test My Site にてテストをお試しください。

ツール

これらの方法でテスト、確認できる内容は以下の通りです。
①指定したサイト(URL)はモバイルに適応しているか。
②モバイルでアクセスした際の、時間はどれほどかかるか。(他社サイトとの比較も可能。)
③もっと早くするにはどうすれば良いか。
これらを試し、実行するだけでも最適化を進めることができます。

自社サイトへのアクセスを試みたユーザーをより確実に捉えるためにも、モバイル対応、アクセススピード改善は是非とも行いたいものです。
しかし、モバイル端末用にLPを最適化するというのはアクセススピードだけではありません。

モバイル端末でも見やすいように、サイトのデザインを変更することも一つの最適化であるといえます。

当社では実際に、モバイル端末に対応していなかったLPを、モバイル端末対応に変更することで以下のような改善ありました。

フロンティア

また当社ではこういったサイトを最適化するための SiTest といったツールも扱っております。
サイト改善を考えている方は、是非一度ご覧ください。

別広告媒体の利用を検討する。

広告媒体もそれぞれアプローチできるターゲット層が異なります。
また商材にもよりますが、得意とするターゲット層などもあります。

今回ご紹介するのは LINE Ads Platform の事例です。
LINE Ads Platform は、LINE のタイムラインと LINE ニュース上の2つの配信面から構成されています。

この配信面の構成、利用ユーザー層の違いによるものか、女性をターゲットとした広告では良い成果が上がる事例があります。
実際、当社では女性用の下着を扱った商材にて以下のような成果がありました。

下着

あくまで一例のご紹介のみとなりましたが、女性を対象とした商材にてあまり成果が出ていない方は一度利用を検討されてみてはいかがでしょうか。

おわりに

インターネット広告には様々な手段があります。
少数の手段にしぼり、注力して成果向上させることも大切です。

しかしどうも上手く成果が伸びていない。
そういった時に今回ご紹介したようなアプローチも、参考になるかと思います。
ただしこれらのアプローチはあくまで一つの手段であり、全てのケースで利用できるというものではありません。

成果の低迷に悩んだ際、ぜひ一度検討してみて下さい。

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