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【初学者向け】Yahoo! ディスプレイ広告( YDA )の基礎をご紹介

Yahoo! ディスプレイ広告(以下: YDA )では、日本最大級の媒体である Yahoo! JAPAN を中心に広くアプローチできます。掲載場所や配信方法など様々なターゲティングが可能で、運用次第では費用対効果の高い広告配信が期待できます。

本エントリでは、YDA の基礎から配信のポイントまで解説いたします。

目次

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リスティング広告の成果を最大化するための、効果的な広告文の作成方法やキーワード選定のポイント、最適化のコツなどを解説しています。 CPA 改善にお悩みの方におすすめの内容です。

Yahoo! ディスプレイ広告(運用型)とは

YDA とは、LINE ヤフー社が提供している Web 広告の一つです。YDA では Yahoo! 社の提供する Yahoo! JAPAN や Yahoo! ニュース、ヤフオク!といったサイトをはじめ、 Yahoo! メールなどのツール上にも広告掲載させることが可能です。

ディスプレイ広告のもう1つの代表的な媒体に Google ディスプレイ広告(以下: GDN )があります。GDN では個人サイトなど幅広いメディアに配信ができますが、 YDA では Yahoo! 面を中心に法人メディアで認知・獲得を狙えるのが強みといえます。

(1)Yahoo! ディスプレイ広告の課金方式

YDA の課金方式は検索広告と同様にクリック課金制です。

Web サイトやアプリに掲載されたディスプレイ広告がクリックされた場合のみ費用が発生します。広告が掲載されるのみで料金は発生しません。

(2)Yahoo! ディスプレイ広告のターゲティング:「人」を指定するターゲティング

YDA のターゲティングを決める際に重要な要素が「誰に」「何を」の2点です。訴求したいユーザーのみにサービスや商品をアプローチするために、ターゲティングの決定は非常に大切です。

ターゲティングは「人」をターゲットとする「オーディエンスターゲティング」と、「広告掲載場所」をターゲットとする「コンテンツターゲティング」の2種類があります。

オーディンエンスターゲティングには主に2つのメニューがあります。1つ目が「広告主が作成したオーディエンス」、2つ目が「 LINE ヤフー社が提供するオーディエンス」です。

「広告主が作成したオーディエンス」には主に5種類あります。

■ ウェブサイト訪問ユーザー:ウェブサイトに訪問したことがあるユーザーに配信することができます。
■ アプリユーザー:広告主様が提供するアプリ内で発生したユーザーアクションの情報をもとに、配信することができます。
■ 顧客データ:広告主様が独自に蓄積、分析を行って作成したユーザーリストをもとに、配信することができます。
■ 類似ユーザー:行動履歴が類似するユーザーに広告を配信することができます。

一方で「 LINE ヤフー社が提供するオーディエンス」には主に3種類あります。

■ 興味関心:特定のカテゴリに興味・関心のあるユーザーに配信することができます。
■ 購買意欲:商品の検索やカートに入れるなどの購買検討を行っているユーザーに配信することができます。
■ 属性・ライフイベント:家族構成や年収、学歴や仕事などの特定の属性を持っているユーザー、もしくは就職や結婚などのライフイベントを迎えるユーザーに対して配信することができます。

( 参照: Yahoo! 広告ヘルプ オーディエンスリストターゲティング

(3)Yahoo! ディスプレイ広告のターゲティング:「掲載場所」を指定するターゲティング

YDA で「掲載場所」を指定するターゲティングには以下の3種類があります。

■ コンテンツキーワードターゲティング
■ プレイスメントターゲティング
■ サイトカテゴリーターゲティング

コンテンツキーワードターゲティングとは、Yahoo! ニュースなどの配信面に含まれるキーワードに対し、指定したキーワードと関連性の高い配信面に広告の配信を行うことが可能です。

対象コンテンツは下記の通りです。

■ Yahoo! ニュース
■ スポーツナビ
■ Yahoo! 映画
■ Yahoo! テレビ
■ Yahoo! ファイナンス
■ Yahoo! 不動産 おうちマガジン


コンテンツキーワードターゲティングの詳細については以下の記事をご覧ください。


( 参照: Yahoo! 広告ヘルプ コンテンツキーワードターゲティング

プレイスメントターゲティングでは、広告を配信する、または配信対象外とするウェブサイトを指定することで、広告の配信先を制御できます。

( 参照: Yahoo! 広告ヘルプ プレイスメントターゲティング

3つ目のサイトカテゴリターゲティングでは、特定のカテゴリーに属するサイト(広告掲載面)に広告を配信できます。

( 参照: Yahoo! 広告ヘルプ サイトカテゴリターゲティング

(4)Yahoo! ディスプレイ広告の配信面

YDA では、 LINE ヤフー社と提携しているサイトへ広告を配信できます。Yahoo! JAPAN や Yahoo! ニュース など Yahoo! が提供しているものにも、配信先として設定可能です。

(5)Yahoo! ディスプレイ広告のサイズ・入稿規定

YDA では、掲載する広告によって広告の種類やサイズ、テキスト文字数が異なります。

推奨アスペクト比 1200 pixel x 1200 pixel 、2400 pixel x 1256 pixel
ファイルサイズ 300 KB 以内
ファイル形式 「 .jpg 」「 .jpeg 」「 .gif 」「 .png 」


YDA のバナーサイズや入稿規定について、詳細は以下の記事をご覧ください。

Yahoo! ディスプレイ広告のメリット

次に YDA を配信する上でのメリットをご紹介します。主なメリットは以下の2つです。

(1)Yahoo! JAPAN のサービスに広告掲載が可能

YDA を活用することで、 Yahoo! JAPAN をはじめ、 LINE ヤフー社と提携したパートナーおよび広告配信サービスを用いて様々なメディアに配信が可能です。このためサービスの認知が薄い潜在層ユーザーにアプローチができるのも特徴です。

(2)Yahoo! JAPAN の持つデータを含む様々なターゲティングができる

YDA では、 Yahoo! JAPAN で検索されているキーワードのデータやユーザーの行動データを用いた配信が可能です。

日本最大級のメディアである Yahoo! JAPAN に蓄積された、ユーザーの属性や興味関心を把握するためのデータに基づいて、より効果的な広告配信を実現できます。

Yahoo! ディスプレイ広告の効果を高めるポイント

YDA の広告出稿を検討されている方にとって、 YDA をどのように配信していくかは気になるポイントだと思います。

ここでは YDA の配信効果を高めるポイントについてご紹介します。

(1)ターゲットユーザーを明確にする

YDA の配信効果を高める上で、まずは配信したいターゲットユーザーを明確にすることが重要です。その上で YDA で配信可能なターゲティングを組み合わせる必要があります。

YDA のターゲティングの強みとして、年齢、性別・地域などの基本的な機能に加えて、 GDN では設定できない家族構成・学歴・仕事ターゲティングができる点が挙げられます。

さらに過去に指定したキーワードを検索したユーザーに広告を配信するサーチキーワード(現:高度なセグメント)機能も YDA で使用頻度の高い機能です。後述のリターゲティングや類似ユーザーといった機能も有効で、配信目的に合わせて適切なターゲティングを行うことが大切です。

高度なセグメント機能について、詳細は以下の記事をご覧ください。

(2)魅力的なクリエイティブと広告文を用意する

YDA では画像や動画などのクリエイティブと広告文を組み合わせますが、目を引くクリエイティブや分かりやすいキャッチコピーなど、ユーザーの興味を引きつけるための工夫が重要です。

また、クリエイティブではブランドのメッセージや価値を明確に伝えることも重要です

(3)リターゲティング・類似セグメントを活用する

リターゲティングとは、過去に Web サイトを訪れたユーザーに対して広告を表示する配信手法です。リターゲティングの活用で、商品やサービスに対するユーザーの関心を再び引きつけ、コンバージョン率の向上が期待できます。

類似ユーザーとは、設定したユーザーと行動履歴が類似するユーザーに広告を表示する配信方法です。コンバージョンしたユーザーをもとに作成した類似ユーザーであれば、コンバージョンしたユーザーに近い属性を持っているため、よりコンバージョン数を増やすことが期待できます。

(4)A / B テストの実施を繰り返し実施する

広告の A / B テストは、広告の費用対効果を向上させるための重要な手段です。異なるクリエイティブを配信・比較検証し、広告の効果として最適なものを選択することで、より良い成果が望めます。

YDA のA / B テストの設定方法ついては、下記の記事をご参考ください。

まとめ

本エントリでは、 YDA の概要から配信ポイントについて解説しました。YDA において画像や動画などのクリエイティブやターゲティング設定を適切に活用することで、より広告の配信効果を高めることができます。

今回紹介した内容も参考に、ユーザーに効果的に広告をアプローチしていきましょう。

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この記事を書いた人

Glad Cube

グラッドキューブ ブログ編集部

株式会社グラッドキューブでWeb広告運用を行っているスタッフが、広告媒体の最新情報や運用ノウハウを発信。運営中のYouTubeチャンネル「GladCube TV」はチャンネル登録数1.4万人を突破。

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