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成果を上げるための Meta 広告「カスタムコンバージョン」とは?

「 Meta 広告カスタムコンバージョンって何?」「設定方法が複雑そうで、うまく活用できない…」そう思う方もいるのではないでしょうか。

Meta 広告のカスタムコンバージョンを正しく設定すれば、広告の効果測定やターゲティングが大幅に向上し、売上やコンバージョンを最大化することが可能です。

本エントリでは、 Meta 広告のカスタムコンバージョンの概要、設定方法、効果的な活用法について詳しくご紹介します。

目次

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カスタムコンバージョンとは

カスタムコンバージョンは、 Meta 広告が提供する機能の一つで、特定のユーザーアクションをトラッキングするために使用されます。例えば、ウェブサイト上で特定の商品ページを訪れたユーザーや、特定のボタンをクリックしたユーザーを追跡し、そのデータを基に広告の効果を測定します。

(参照:Meta 広告ヘルプ ウェブ用カスタムコンバージョンについて

標準イベント

標準イベントは、 Meta 広告であらかじめ用意されたトラッキングコードのことです。購入やカート追加、リード獲得など、よく使われるユーザー行動を簡単に追跡できます。標準イベントは、設定が容易で、広範囲にわたる分析が可能です。例えば、「購入」という標準イベントを使えば、全ての購入行動を追跡し、コンバージョンに至るプロセスを把握できます。

カスタムコンバージョンの設定手順

カスタムコンバージョンの設定には、以下の手順が含まれます。

1. イベントの選定

カスタムコンバージョンは、標準イベントをベースに、特定の条件を追加して作成します。例えば、「購入」標準イベントに「特定の商品の購入」や「特定のページ経由」などの条件を加えることで、より細かいトラッキングが可能になります。

2. カスタムコンバージョンの作成

まず、 Meta 広告アカウントにピクセルを設置します。ピクセルとは、ウェブサイトのコードに埋め込む小さなスクリプトで、訪問者の行動を追跡するものです。ピクセルを使用することで、特定のページにアクセスしたユーザーや、特定のアクションを行ったユーザーを追跡できます。

次に、広告管理画面で「カスタムコンバージョン」を作成します。ここで、ピクセルを使って追跡するアクション(例:購入ボタンのクリックや商品ページの閲覧など)を定義します。例えば、特定の商品ページの訪問や、購入完了ページの訪問をカスタムコンバージョンとして設定できます。

最後に、設定したカスタムコンバージョンを、広告キャンペーンに適用します。これにより、広告のパフォーマンスを詳細に分析し、改善するためのデータを取得できます。

3. トラッキングの確認とテスト

設定したカスタムコンバージョンが正しく機能しているか確認します。例えば、 Pixel Helper を使ってイベントが正確にキャプチャされているかを確認する方法があります。

カスタムコンバージョンを使い成果を上げる

カスタムコンバージョンは、 Meta 広告の効果を最大限に引き出すための強力なツールです。標準イベントとカスタムコンバージョンの違いを理解し、戦略的に活用することで、広告効果を大幅に向上させることができます。

目標に基づいたカスタムコンバージョンの設定

ビジネス目標に合ったカスタムコンバージョンを設定することが大切です。たとえば、「売上アップ」が目標であれば、購入完了ページをコンバージョンポイントとして設定し、広告キャンペーンを最適化します。

セグメント別の最適化

新規顧客向けには特定のページビューを、リピーター向けには購入完了を目標に設定するなど、細かなターゲティングが可能です。

A / B テストの実施

カスタムコンバージョンを使って A / B テストを行うことで、どの広告クリエイティブやターゲティングが最も効果的かを検証します。例えば、異なる広告コピーやビジュアルでのテストを通じて、最もコンバージョン率が高い組み合わせを見つけます。

カスタムコンバージョンの注意点

カスタムコンバージョンを利用する際は、データ追跡に関する法律やプライバシー保護を遵守することが重要です。

ピクセル設定も併せて行う必要がある

カスタムコンバージョンを正確にトラッキングするためには、ピクセルの設置が重要です。ピクセルが正しく設置されていないと、データの信頼性が低下し、広告パフォーマンスの分析が不正確になる可能性があります。

また、 Meta 広告管理画面で、設定したカスタムコンバージョンが正確にトラッキングされているかを定期的に確認しましょう。不具合が発生している場合は、早急に修正することが必要です。

カスタムコンバージョンを複数同時に設定する

Meta 広告では、複数のカスタムコンバージョンを同時に設定することで、様々なビジネスゴールを一度に追跡できます。

たとえば、 EC サイトで「購入完了」「カート追加」「ページビュー」など複数のアクションをそれぞれカスタムコンバージョンとして設定することで、ユーザーがどのような行動を取ったかを詳細に把握できます。そのため、広告効果を多角的に分析し、最適化を進めることが可能です。

カスタムコンバージョンを活用した PDCA

複数のカスタムコンバージョンを設定することで、異なるビジネスゴールを同時に追跡できます。例えば、特定の商品購入や、リード獲得のように複数のアクションを同時に追跡することで、各キャンペーンのパフォーマンスを比較・分析できます。

そして、購入の頻度や特定の製品カテゴリーに対する行動など、より精密な条件でユーザー行動を追跡し、パフォーマンスを分析することでパフォーマンスの高いクリエイティブやターゲティング方法を見つけ出し、さらなる最適化を行うことが可能です。

おわりに

カスタムコンバージョンは、Meta 広告での ROI を最大化するために不可欠なツールです。

この記事の手順や戦略を元に、まずは自社のカスタムコンバージョンを見直し、最適化を図りましょう。

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この記事を書いた人

Glad Cube

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