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【完全ガイド】 成果を高めるGoogle 広告キャンペーンの分け方!

Web 広告を運用する上で、アカウントの構成は成果を大きく左右する重要な要素です。中でも、キャンペーンの適切な設計は、予算管理やターゲットへの的確なアプローチに直結いたします。
本エントリでは、 Google 広告を運用する際の最適なキャンペーンの分け方や、広告グループとの違いについてお話しいたします。
なお、 Google 広告の概要や種類についてはこちらの記事をご覧ください。
【徹底解説】Google 広告 8種類の特徴・メリット・課金方式をご紹介 | 株式会社グラッドキューブ
https://www.glad-cube.com/blog/?p=51227
目次
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キャンペーンと広告グループの違い
Google 広告のアカウントは、アカウントを最上位として、その配下に「キャンペーン」、さらにその中に「広告グループ」、そして「キーワード・広告」という階層構造になっています。これらを正しく理解して使い分けることが運用成功の第一歩です。
ここでは、キャンペーンと広告グループで設定できる主な項目についてご説明いたします。

キャンペーン階層で設定できる主な項目
キャンペーンは、広告運用を管理するための大きな枠組みです。この階層では、プロモーション全体に関わる重要な項目を設定いたします。以下が主な設定項目です。
■ キャンペーンタイプ
■ 1日あたりの予算
■ 広告の配信スケジュール(開始日・終了日・曜日や時間帯)
■ ターゲットとする配信地域
■ 入札戦略 など
これらの項目を別々に管理したい場合は、キャンペーンを分ける必要があります。
広告グループ階層で設定できる主な項目
広告グループは、キャンペーンの中に作成する箱のような役割を果たします。類似したテーマのキーワードや、それに対応する広告文をひとまとめにして管理するための単位です。以下が主な設定項目です。
■ 設定キーワード
■ 広告アセット(広告文、画像、動画)
■ 入札価格 など
キャンペーンを分けるべき5つの基準
ここからは実際にアカウントを構築する際、どのような基準でキャンペーンを分割すべきか、5つのポイントを解説いたします。
(1)広告の目的やキャンペーンタイプが異なる場合
Google 広告には、検索キャンペーンやディスプレイキャンペーン、動画キャンペーンなどの様々な種類があります。これらキャンペーンタイプが異なる場合は、必ず別のキャンペーンとして設定しなければなりません。
また、同じ検索広告であっても、「新規顧客の獲得」と「既存顧客への再アプローチ」のように広告の目的が明確に異なる場合は、キャンペーンを分けて運用することをおすすめします。
(2)商品やサービスごとにプロモーション費用を管理したい場合
Google 広告の1日の予算は、キャンペーン単位でしか設定できません。そのため、商材ごとに広告費の上限を厳密にコントロールしたい場合は、キャンペーンを分割する必要があります。
例えば、利益率が高い主力商品に予算を手厚く配分し、サブ商材には少額の予算を割り当てるといった柔軟な予算管理が可能になります。
(3)ターゲットとする配信エリアが明確に分かれている場合
特定の地域に限定してプロモーションを行いたい場合も、キャンペーンを分ける基準となります。配信地域の設定はキャンペーン階層で行うためです。
関東エリアと関西エリアで別々の予算を割り当てたり、地域によって異なるキャンペーン期間を設定したりする場合には、地域ごとにキャンペーンを独立させます。
(4)配信スケジュールを分けたい場合
期間限定のセールやイベントの告知など、特定の期間だけ広告を配信したい場合は、専用のキャンペーンを作成いたします。
開始日と終了日を個別に設定できるため、意図しない期間に広告が配信されて予算を浪費するリスクを防げます。また、土日のみ配信を強めたいといった曜日や時間帯ごとの調整も、キャンペーンを分けることでスムーズに行えます。
(5)ターゲット層が根本的に異なる場合
同じ商材を扱っていても、 BtoB (企業向け)と BtoC (一般消費者向け)でターゲット層が根本的に異なる場合は、キャンペーンを分けるのが効果的です。
ターゲット層が違えば、響くメッセージや効果的な配信時間帯、適切な入札戦略も変わってきます。キャンペーンを分けることで、それぞれのターゲットに最適な運用設定を適用できます。
広告グループの適切な分け方
キャンペーンの設計ができれば、次はその配下に作成する広告グループを適切に分割いたします。ここからは広告グループの適切な分け方についてご説明いたします。
ユーザーの検索ニーズごとにまとめる
広告グループは、ユーザーの検索ニーズを推測し、類似するキーワードごとにまとめるのが鉄則です。
例えば、アパレル商材の場合、「ワンピース 夏」と「ワンピース 結婚式」ではユーザーが求めている情報が全く異なります。
これらを別々の広告グループに分け、それぞれの検索ニーズに合わせた専用の広告文を設定することで、クリック率の向上や品質スコアの改善が期待できます。
遷移させたいリンク先 URL ごとに分ける
広告をクリックした後に表示されるリンク先 URL の内容ごとに広告グループを分ける方法も非常に有効です。
「無料トライアル」を訴求するキーワード群にはトライアル申し込みのページを、「料金体系」を検索するキーワード群には料金案内のページを設定します。
キーワードとリンク先の整合性が高まることで、コンバージョン(以下: CV )の獲得効率が向上いたします。
キャンペーンや広告グループを分ける際の注意点
構成を考える上で、運用の失敗を招かないために押さえておくべき注意点がいくつか存在します。以下詳細にご説明いたします。

細かく分けすぎない
最も注意すべき点は、キャンペーンや広告グループを無意味に細かく分けすぎないことです。現在、 Google 広告は AI による機械学習を前提とした最適化が主流となっています。
細分化しすぎると、1つのキャンペーンやグループに蓄積される CV データが分散してしまい、機械学習が正しく機能しなくなります。予算やターゲットが同じであれば、可能な限りまとめてデータを集約するアカウント構造を意識してください。
機械学習についてはこちらの記事でも詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。
Google 広告の機械学習とは?効果的な運用方法を解説 | 株式会社グラッドキューブ
https://www.glad-cube.com/blog/?p=54194
命名規則を統一する
キャンペーンや広告グループを作成する際は、誰もがひと目で内容を理解できるよう、統一した命名規則を設けることをおすすめします。
例えば、以下のような要素をルール化して名前を付けます。
◼ 配信年月
◼ 配信媒体(検索・ディスプレイなど)
◼ ターゲット
◼ 商材名
これにより、運用担当者が複数人いる場合でも管理が容易になり、レポートの分析作業もスムーズに進行いたします。
目標値はキャンペーンより広告グループが優先される
自動入札戦略を導入している場合、「目標コンバージョン単価」や「目標広告費用対効果」といった目標値はキャンペーン単位、広告グループどちらでも設定する事が可能です。
広告グループ単位で設定した場合、キャンペーンの設定よりも広告グループの設定が優先して適用されます。意図せず広告グループ単位の目標値が適用され、全体の予算配分が崩れてしまうケースがあるため、設定状況には常に注意を払う必要があります。
まとめ
本エントリでは、 Google 広告におけるキャンペーンと広告グループの違いや、具体的な分け方の基準についてお話しいたしました。
キャンペーンは予算やスケジュールを管理する大きな枠組みであり、広告グループはユーザーの検索ニーズに合わせてキーワードと広告文を束ねる役割を持ちます。これらを目的やターゲットに応じて正しく分けることが、運用成果を最大化するための基盤となります。
一方で、細かく分けすぎると機械学習の効率が低下するというデメリットも存在します。データを集約する意識を持ちつつ、自社のビジネス状況に合わせた最適なアカウント構造を構築してみてください。
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