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2026.7.27 | 更新日 : 2026.7.31

【ChatGPT Ads】コンバージョン最適化キャンペーン(oCPC)の導入と複数アップデートについて解説!

本記事のポイント
■ ChatGPT Adsにおいて、コンバージョン目標に向けて最適化を行うコンバージョン最適化型クリック単価(以下:oCPC)キャンペーンが作成できるようになりました

■ 予算管理の自動調整機能や地域除外、AppsFlyerやAdjustなどのモバイル測定パートナーとの連携も開始され、測定環境が大幅に強化されています

■ 自動高度マッチング(以下:AAM)の導入により、ハッシュ化された顧客情報を用いた正確なコンバージョン測定と最適化が可能です

近年、多くの広告主が多様な手法でデジタルマーケティングを展開する中、AIを活用した広告配信の重要性が急速に高まっています。その中でも、ChatGPT Adsは新たな広告手法として大きな注目を集めています。

本エントリでは、ChatGPT Adsにおいて実施されたアップデート情報について、分かりやすくお伝えします。

今回のアップデートは、広告主がコンバージョン目標に向けて最適化を行い、コンバージョン測定を改善し、予算をより効果的に配分できるように支援することに重点が置かれています。

新機能を適切に活用することで、無駄なコストを抑えながら成果の向上が期待できます。最新の仕様を正しく理解し、日々の運用に役立ててください。

目次

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アップデート情報の概要

アップデート前との変更点

今回のアップデートにおける最大の変更点は、コンバージョンを直接の目標として配信を最適化するoCPCキャンペーンが作成できるようになった点です。

これまではクリックやインプレッションの最大化に留まっていた配信が、コンバージョンにつながる可能性の高いユーザーへ自動的に配信されます。

また、日々の予算管理が従来の「固定の1日あたりの上限額」から、7日間の平均支出額に基づく「平均日予算」へと移行し、1日を通して予算が自動調整されるなど、運用の柔軟性と効率性が向上しています。

変更されない点

一方で、oCPCキャンペーンにおいても、実際の課金対象はコンバージョンではなく「有効なクリック数」のままであり、クリック課金型(CPC)の点に変更はありません。

また、広告グループの設定時に「Bid Cap(入札上限)」を設定するフローや、基本的なキャンペーンおよび広告グループの作成フロー自体も従来と同様です。

さらに、現在配信中の既存のCPMキャンペーンやCPCキャンペーンを、直接oCPCキャンペーンへ変更することはできません。ご注意ください。

アップデート情報の詳細

oCPCキャンペーンの仕組みと設定方法

oCPCキャンペーンは、広告をクリックした後に特定のコンバージョンイベントに至る可能性が高いユーザーに向けて配信を最適化する機能です。

oCPCを利用するにあたっては、事前にConversions APIやJavascript Pixelを用いたコンバージョン追跡の設定が完了している必要があります。

また、カスタムコンバージョンイベントは現在サポートされていないため、少なくとも1つのサポートされている標準コンバージョンイベントが利用可能な状態にする必要があります。

キャンペーン作成時は、Ads Managerで新規作成を行い、目標(Objective)に「Conversions」を選択します。これにより自動的にoCPCキャンペーンが適用されます。

キャンペーン目的および最適化対象となるコンバージョンイベントは、作成後に変更することができません。そのため、別のコンバージョンイベントを最適化対象にしたい場合は、新規にキャンペーンを作成する必要があります。

(参照:OpenAI Help Center Conversion-optimized Campaigns

予算管理の変更と配信ペースの自動調整

日々の予算設定について、来週予定されているアップデートにより管理方法が変更されます。

従来の「固定の1日あたりの上限額」から、7日間の平均支出額に基づく「平均日予算」へと切り替わります。この移行に伴う広告主側での特別な設定や操作は一切不要であり、全体の総予算額自体にも変更はありません。

日ごとの支出額は、日々の上限額と7日間の上限額の範囲内で柔軟に変動します。

さらに、日々の予算支出ペース調整機能も導入されます。これにより、予算が1日を通して自動的に調整され、支出が均等に分散されます。特定の時間帯に予算が偏って消費されてしまうことを防ぎ、終日均等に広告を配信することが可能です。

(参照:OpenAI Help Center Daily Budgets

コンバージョン測定を強化する各種機能の連携

コンバージョン測定の精度を高めるために、モバイル測定パートナー(以下:MMP)のAppsFlyerおよびAdjustとのシステム連携が開始されました。

これにより、ChatGPT Adsを経由したモバイルアプリのインストール数やアプリ内のユーザーイベントを、外部ツールとシームレスに測定・分析できます。

また、ウェブサイトでのコンバージョン測定を改善する機能としてAAMが追加されました。

これは、ユーザーがウェブサイトに入力した顧客情報をハッシュ化して安全に送信し、広告表示データとマッチングさせることで測定精度を向上させる仕組みです。

有効化するには、管理画面の「ツール」から「コンバージョン」、「データソース」の順に進み、ページ上部にある「すべてのウェブデータソースで有効にする」を選択します。

(参照:OpenAI Help Center Set up Mobile Measurement Partner Integrations

その他運用の柔軟性と効率を高める新機能

運用管理の利便性を向上させる複数の機能も同時に展開されます。
ターゲティングから特定の国や都市を除外できる「地域除外(Exclude locations)」がサポートされたため、配信不要なエリアをあらかじめ除外して無駄な広告費を抑制できます。

また、広告APIを介して、キャンペーンや広告グループ、広告を一括かつ非同期で作成・更新できる「一括API」の提供も開始されました。
さらに、商品フィードキャンペーン向けの広告フォーマットも刷新されました。

価格や星評価をカード上に直接表示できる新たな商品カードフォーマットが展開され、視認性の高い広告クリエイティブによってユーザーの購買意欲を促すことができます。

アップデートによるメリット・デメリット

メリット:コンバージョン精度の向上と運用効率化

最大のメリットは、コンバージョンを直接目標とした配信最適化により、コンバージョン単価(CPA)の抑制と獲得数の増加が期待できる点です。

AAMやMMP連携により測定の欠損を防ぐことができるため、より正確な成果データに基づく意思決定が可能です。

また、日予算の平均化と支出ペースの自動調整によって、予算超過のリスクを下げつつ均等な配信を実現できるため、日々の手動による入札調整の工数を削減し、効率的な広告運用を行うことができます。

デメリット:仕様面の制限と初期実装の手間

デメリットとしては、oCPCキャンペーンを作成する前にシステム構築の手間が発生する点です。

Conversions APIやJavascript Pixelを用いたコンバージョン追跡が未設定の場合、まずはこれらの実装から進めなければなりません。

また、現時点ではカスタムコンバージョンイベントがサポートされておらず、選択できるのは標準コンバージョンイベントのみという機能制限があります。

加えて、一度作成したキャンペーンの目的やコンバージョンイベントは後から変更ができないため、設定ミスによるキャンペーン再作成の手間が発生する懸念があります。

アップデート適用後の注意点

(1)既存キャンペーンからの移行制限と設定変更不可の仕様

現在運用中の既存のCPMキャンペーンやCPCキャンペーンを、直接oCPC仕様のキャンペーンに変換することはできません

oCPCを利用したい場合は、必ずAds Managerで新規キャンペーンを立ち上げ、目標(Objective)を「Conversions」に設定してください。

また、作成後にコンバージョンイベントなどの主要なパラメータは変更できない仕様です。そのため、配信対象となる成果指標を別のものに変えたい場合は、その都度新しくキャンペーンを作り直す必要があります。

(2)予算設定の変動とBid Cap調整における十分な成果検証

日々の予算が平均日予算に移行することにより、日々の消化金額にばらつきが生じます。ただし、これは7日間の平均額が設定された日予算に収まるように自動調整されるシステムのため、予算オーバーが発生しているわけではありません。慌てて設定を戻すなどの不要な調整を行わないよう注意してください。

また、oCPCキャンペーンの成果を正しく評価するためには、十分なデータボリュームが蓄積されるまで入札単価(Bid Cap)や予算, クリエイティブの大幅な変更を控え、配信を安定させることが重要です。

FAQ

ChatGPT AdsのoCPCキャンペーンとは何ですか?

広告をクリックした後に特定のコンバージョンイベントに至る可能性が高いユーザーに向けて配信を最適化する新しいキャンペーン機能です。従来のクリックやインプレッションの最大化から、コンバージョンを直接の目標として配信できるようになりました。

oCPCキャンペーンを始めるための必須条件は何ですか?

事前にConversions APIやJavascript Pixelを用いたコンバージョン追跡の設定が完了している必要があります。また、現在カスタムコンバージョンイベントはサポートされていないため、サポートされている標準コンバージョンイベントを少なくとも1つ利用可能な状態にする必要があります。

oCPCキャンペーンの課金方式はコンバージョン発生時ですか?

いいえ、コンバージョン目標に向けて最適化されますが、実際の課金対象は「有効なクリック数」のままであり、クリック課金型(CPC)である点に変更はありません。

キャンペーン作成後に最適化対象のコンバージョンイベントを変更できますか?

いいえ、作成後にコンバージョンイベントなどの主要なパラメータは変更できません。最適化対象となる成果指標を別のものに変えたい場合は、その都度新しくキャンペーンを作り直す必要があります

まとめ

本エントリでは、ChatGPT Adsに追加された最新の製品アップデートと、新機能のoCPCキャンペーンの概要や設定方法について解説しました。

oCPCの活用により、より少ない工数で精度の高いコンバージョン最適化を実現できます。また、MMP連携やAAMの導入によって、クッキー規制などの影響下でも正確な成果測定が可能です。

これらの新機能をいち早く導入し、ChatGPT Adsにおける広告効果の最大化を目指してください。

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この記事を書いた人

グラッドキューブ ブログ編集部

株式会社グラッドキューブでWeb広告運用を行っているスタッフが、広告媒体の最新情報や運用ノウハウを発信。運営中のYouTubeチャンネル「GladCube TV」はチャンネル登録数1.4万人を突破。

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