【2020年版】Google 広告、レスポンシブ検索広告( RSA )の特徴や利点・活用方法
みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ マーケティングソリューション事業部の妹尾です。
突然ですが、みなさまは Google 検索広告で出稿する際によく使われるレスポンシブ検索広告( Responsive Search Ads :以下 RSA )をご活用されていますでしょうか?
レスポンシブ検索広告( RSA )は MUGEN などの Google 推奨設計にも必須の広告フォーマットです。
本エントリでは、レスポンシブ検索広告( RSA )について、その特徴や利点、活用方法についてまとめてご紹介いたします。
レスポンシブ検索広告( RSA )とは
レスポンシブ検索広告( RSA )とは、 Google 検索広告で使用できる広告フォーマットの1つです。
メリット
柔軟な広告文
従来使用されていた拡張テキスト広告( Expanded text ads :以下 ETA )と比較して、複数の見出しや説明文を入力することが可能で、 Google 広告によって自動的に様々な組み合わせがテストされ、掲載結果が最も良い組み合わせが表示されるようになります。
視認性の向上
ユーザーの検索する端末幅に応じて広告を最適化し表示されるので、これまでより表示スペースが拡大し視認性が向上します。
オークション機会の増加
見出しや説明文(以下:アセット)を複数設定できることによって、ユーザーの検索語句との関連性が高まり、オークションでの入札数が増えるため、より多くの見込み顧客にアプローチができます。
Google 広告によると、レスポンシブ検索広告を導入することでクリック数、またはコンバージョン数が約10%向上するとされています。また、レスポンシブ検索広告( RSA )は機械学習に適した広告フォーマットであり、自動入札機能と合わせて高いパフォーマンスを期待することができます。
要件
レスポンシブ検索広告( RSA )では、最低3個、最大15個の見出し(半角30字、全角15字)、最低2個、最大4個の説明文(半角90字、全角45字)を入力することができます。
これらのうちから広告ごとに最大3つの見出しと最大2つの説明文が組み合わせられ、ユーザーへと表示されます。
見出しは5つ以上、説明文は2つ以上設定することが推奨されています。
注意点
アセットは順序不同で表示されるため、各アセットごとに意味を成すように設定してください。最大限レスポンシブ検索広告を活用する意味では全アセットが固有のものであることが理想的ですが、表示位置を固定する機能を使用することで似た内容のアセットをテストすることも可能です。アセットの内容がバッティングする場合は表示位置固定を活用してバッティングを避けましょう。
また、広告グループごとに少なくとも2つの拡張テキスト広告( ETA )と1つのレスポンシブ検索広告( RSA )を設定することが Google 広告では推奨されており、広告グループごとに有効なレスポンシブ検索広告( RSA )は3つまでと制限されています。
2020年アップデート
2020年7月にレスポンシブ広告に関するアップデートが発表されています。
レスポンシブ検索広告( RSA )では、地域挿入機能とカウントダウンカスタマイザ機能が発表されました。
地域挿入機能では、検索ユーザーの現在地や関心のある地域に応じて国名・都道府県名・市区町村名が自動的に挿入されます。
また、カウントダウンカスタマイザ機能では、設定した日時までの残り時間がカウンダウンで広告に自動で表示され、セールやイベントを宣伝する際に役立てることが出来ます。
詳細や設定方法については、下記記事をご参照くださいませ。
(参照:【2020年7月アップデート】 Google 広告、レスポンシブ広告の最新機能をご紹介)
この他にも、キーワード挿入機能などがあり、これらを活用することでより検索語句との関連性を高めることができたり、ユーザーの関心を引くことができたりします。
また、アセットについても効果の弱いものについては、成果の良い検索語句をもとに定期的に入れ替えを行うことでより効果を上げることができます。
おわりに
本エントリでは、いまや Google 検索広告では必須とも言えるレスポンシブ検索広告( RSA )について、その特徴や利点、活用方法についてまとめてご紹介いたしました。
広告文は、ユーザーとランディングページをつなぐ重要な役割を担っています。
レスポンシブ検索広告( RSA )は検索語句に応じた広告テストの自動化により、時間と労力を最小限におさえながらも、広告効果を最大限に発揮できるものになります。
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