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Twitter 広告に新機能追加!ビデオウェブサイトカードとインストリーム広告とは

みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ プロモーション事業部の野村です。

2017年10月18日、 Twitter Japan は動画コンテンツの新機能として「ビデオウェブサイトカード」と「インストリーム広告」が追加されたと発表しました。
Twitter には、広告として投稿されたツイート画像にリンクを埋め込むことのできる「カード」という機能があります。
今回ローンチされた「ビデオウェブサイトカード」はこの機能の動画版であり、動画とウェブサイトを同時に表示させることができる新機能です。
動画の再生とウェブサイトの読み込みが同時に行なわれるため、ユーザーの離脱率を大幅に軽減させることができる見込みです。

また、 YouTube 広告でおなじみの「インストリーム広告」は、動画コンテンツの前後に動画広告を差し込むことができる機能です。
今回のエントリでは、これらの新機能の特徴を詳しくご紹介いたします。

ビデオウェブサイトカード

概要

Twitter のフィード上のプロモツイートから、ウェブページに遷移させる際に用いるバナーのことを、「ウェブサイトカード」と呼びます。

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今回ローンチとなった「ビデオウェブサイトカード」は、その名の通り上記の機能の動画バージョンです。

「ビデオウェブサイトカード」では、フィード上で動画をクリックすると、動画は再生されたまま下部にページが展開します。

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特徴

従来の動画フォーマットですと、動画を遷移すると別のウィンドウでウェブページの読み込みが開始する仕様でした。
「ビデオウェブサイトカード」では、動画をクリックすると、ページの上部に動画が再生されたままの状態でスライドし、その下にウェブサイトが表示されます。
これにより、ウェブサイトの読み込み中もユーザーに動画を見せられるため、離脱を防ぐことができます。

Twitter 社が実施したベータテストの期間では、「ビデオウェブサイトカード」は一般的なモバイル向け動画広告に比べて約2倍のCTRを実測したという結果が報告されていることもあり、ユーザーのエンゲージメント獲得に大きく貢献しそうです。

インストリーム広告

概要

動画コンテンツの冒頭に流す動画広告のことを「インストリーム広告」と呼びます。
YouTube の動画広告でよく用いられる広告手法ですが、今回のアップデートによってこの「インストリーム広告」が Twitter の動画コンテンツにも順次配信されることが正式に発表されました。

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「インストリーム広告」が挿入される対象となる動画は、 Twitter 社が「プレミアムコンテンツパートナー」として提携しているパートナーのコンテンツに限定されるということです。
一般ユーザーが Twitter に投稿する動画には「インストリーム広告」は挿入されません。

プレミアムコンテンツパートナーの例

Twitter 社が連携しているパートナーは、レシピ動画を提供する「 TASTY 」、ヘアアレンジやメイクの How to を動画で紹介する「 C CHANNEL 」をはじめとした人気コンテンツを配信しているサイトばかりです。

Twitter 社では、これらのサイトを15のカテゴリに分けており、広告主はプロモーションしたいウェブサイトにマッチするカテゴリを選んで「インストリーム広告」を配信することができます。

特徴

これまで、 Twitter で動画広告を配信するためには、プロモ―ション専用のアカウントを作成し、運用する必要がありました。
「インストリーム広告」では、新たにアカウントを作成・運用する必要がなく、すでに動画素材を持っていれば、わざわざプラットフォーム用にリサイズすることなく手軽に配信することが可能です。

「インストリーム広告」の配信結果については、動画の再生開始数・再生完了数に加えて、動画広告の課金対象ビュー数、各種コストなどの指標で取得できます。

また、動画広告自体の長さには規定はありませんが、6秒以上の動画になるとスキップボタンが表示されるため、5秒経過後はユーザーの任意のタイミングで広告をスキップすることができます。
現時点では、 YouTube のインストリーム広告のような15秒完全視聴型の「インストリーム広告」のフォーマットなどは発表されていませんが、今後導入が進めばこのようなフォーマットが追加されるかもしれません。

おわりに

今回のエントリでは、 Twitter 広告の2つの最新アップデート情報に関してお話ししてまいりました。
近年の動画広告市場の伸びは目覚ましいものがあり、2020年には現在の3倍もの市場規模になると予想されています。
自社で動画を持っているが使いこなせていないという方は、ぜひこれらのアップデートを有効活用してプロモーションの幅を広げてみるのはいかがでしょうか。

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