Yahoo! ディスプレイアドネットワーク 、2018年5月16日(水)アップデート2点
みなさま、こんにちは。
プロモーション事業部 広告チームの植田です。
2018年3月28日(水)、 Yahoo! プロモーション広告 より Yahoo! ディスプレイアドネットワーク でアップデートが2点あると発表がありましたので、詳細をご紹介いたします。
アップデート予定日は2018年5月16日(水)です。
アップデート内容については以下のとおりです。
以下で詳述いたします。
(引用: Yahoo! プロモーション広告 リリースノート2018 【YDN】広告掲載方式の統合および一部商品の提供終了について)
広告掲載方式「インタレストマッチ」が「ターゲティング」に統合
インタレストマッチとターゲティングについて
このアップデートについてご説明する前に、インタレストマッチとターゲティングの違いについてお話しいたします。
まずどのようなときに広告が配信されるかですが、これまでは以下のとおりでした。
インタレストマッチ:広告とユーザーの興味関心に関連性があるときに配信
ターゲティング:広告主様が設定されたインタレストカテゴリや性別などのターゲティングに基づいて配信
しかし、2018年2月2日(金)のアップデートの際に、ターゲティングで以下の3要素と広告との関連性を加味して配信されるという変更がありました。
上記3要素は、これまでインタレストマッチの配信方式でしたが、2018年5月16日(水)のアップデートに先駆け、ターゲティングでも考慮されることとなりました。
つまり、現在の広告掲載方式のターゲティングでは、すでにインタレストマッチに近い配信となっております。
変更点
インタレストマッチで配信しているキャンペーンすべてが、ターゲティングに切り替わります。
その際、すべてのインタレストマッチのキャンペーン名の先頭に「IM_」が付くそうなので、どのキャンペーンがインタレストマッチだったのか確認することができます。
メリットとしては、 PDCA を回す速度が上がることが想定されます。
クリエイティブのテストをする中で、インプレッションが分散してしまうと、成果を判断するまでにどうしても時間がかかってしまいます。
しかし、2つの広告掲載方式が統合されることで、1つのキャンペーンにまとめることが可能となり、インプレッションの分散を防ぐことができます。
注意点
掲載方式が変更されるということで、配信の仕組みがターゲティングに変わり、これまでの配信傾向と比べて変化が出る可能性があります。
現在インタレストマッチのみで配信されている広告主様は、ターゲティングでの配信も少しずつ試されることをおすすめいたします。
著しく成果が落ちてしまった場合は、インタレストマッチのキャンペーンでの実績を元に、各ターゲティングの設定をされた方がよいでしょう。
広告タイプ「広告枠サイズ固定(300×250)」が廃止
これまでターゲティングのテンプレートで選択できた「広告枠サイズ固定(300×250)」が廃止されることになりました。
2018年4月下旬より、少しずつ配信が減少し、2018年5月16日(水)には完全に配信が停止します。
注意点
これまでの配信で、広告枠サイズ固定(300×250)の配信が多い場合は、極端にインプレッションが減少することが想定されます。
他フォーマットでの入稿や単価の調整をすることで、配信量を確保されることをおすすめいたします。
2018年8月以降、特別商品トップページプロモーションの提供終了に合わせて、トップページプロモーションの掲載枠にテンプレート広告レスポンシブが表示されるようになったため、レスポンシブの表示回数の割合が増えております。
広告枠サイズ固定(300×250)の廃止に伴い、配信量の低下に懸念がある広告主さまは、レスポンシブの配信割合を増やしてみてはいかがでしょうか。
おわりに
広告掲載方式「インタレストマッチ」が「ターゲティング」に統合、広告タイプ「広告枠サイズ固定(300×250)」が廃止、の2点のアップデートについてお伝えしましたが、今回のように各媒体でアップデートがあるのは広告業界では珍しくはありません。
いかに早く情報を取り入れ、使いこなせるかが重要です。
当社では、お客様に最適なご提案ができるよう、常に最新情報をキャッチアップしております。
最新の広告の運用についてご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。