Instagram 広告のリール広告とは?他社と差がつく!?メリットと配信設定のポイントを詳しく解説!
みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ マーケティングソリューション事業部の高井です。
2021年6月17日より、 Instagram 広告にてリール広告がローンチされました。 Instagram 広告では、「発見タブ」「フィード」「ストーリーズ」3つの配信面での広告配信が可能でしたが、2021年6月より「リール」も選択が可能になっています。
本エントリでは、 Instagram 広告のリール広告のメリットや配信方法についてご紹介します。
当社の YouTube チャンネルでも『 Instagram リール広告を配信する方法』を公開しておりますので、ぜひご覧ください。
▼ リール広告の概要
――リール広告とは
――導入のメリット
――配信設定
▼ 入稿規定
――アセット要件
――利用できる動画の設定
――配置による動画広告の再生仕様
リール広告概要
リール広告とは
リール広告とは、短尺動画を閲覧できるリール機能の面に配信できる広告です。
リールの特徴は、ユーザーの好みや関心に合わせた投稿が表示される点です。リール広告はリールの閲覧中にのみ表示されます。
(参照: Instagram 、リール広告の提供開始を発表)
(参照: Instagram 、 Instagram の最新情報)
導入のメリット
リール広告を導入すると、下記2点のメリットがあります。
- ■ 比較的低単価での獲得が見込まれる
- ■ 新たなユーザーへのリーチが見込まれる
Instagram 広告はインプレッション課金のため、広告の評価が低くクリック率が低くなるとクリック単価が高くなります。
リール広告は、縦長のクリエイティブが推奨されているという点もあり、対応が追い付いていない広告主様や代理店様も少なくありません。リール広告にクリエイティブを最適化して配信することで、比較的低いクリック単価での獲得が見込まれています。
ここでは、実際にリール広告の配信面を追加したことにより成果が向上したクライアント様の事例を紹介いたします。
■ 案件A
CVR:0.1%(導入前) → CVR 1.4%(導入後)
商品購入を目的とした商材で、リール広告を導入する前は獲得効率が低迷していました。
既存の動画クリエイティブを縦長に編集し、リール広告に配信したことで CVRが 1.4% まで上昇しました。併せて CTR も上昇したため、CTR 、CVR 両方が改善された事例になります。
配信設定
リール広告の設定手順は下記の通りです。
(1)広告マネージャを開き、[+ 作成]を選択します。
(2)広告の目的を以下のいずれかの中から選択します。
- ■ コンバージョン
- ■ リーチ
- ■ トラフィック
- ■ 動画の再生数アップ
- ■ ブランドの認知度アップ
- ■ アプリのインストール
(3)広告を作成し、キャンペーンの詳細、予算と掲載期間、オーディエンス、最適化と配信を設定します。
(4)[配置]オプションで、[自動設置]もしくは[手動配置]を選択します。
今までは、「手動配置」による個別の配置設定が必要でしたが、現在は「自動配置」でも配信ができるようになりました。
(5)[配置]で、[ストーリーズ]の横にあるドロップダウンを選択し、[ Instagram リール]の横にあるチェックボックスをオンにします。
(6)「メディアを追加」より動画をアップロードします。メインテキストと見出しを作成し、コールトゥアクションを選択して広告の作成を完了します。
入稿規定
アセット要件
Instagram リール広告の入稿要件は下表の通りです。
利用できる動画の設定
設定する動画クリエイティブの長さは30秒以下、フォーマットは9:16サイズのフルスクリーン動画です。横型の動画広告を使い回すのではなく、縦型用に新たに作成することをおすすめいたします。
配置による動画広告の再生仕様
再生の仕様としては、ストーリーズ広告と同様に縦長の全画面で表示され、通常のリール動画の合間に表示されます。最大30秒までの動画を広告として出稿することができ、広告もリール動画のように一度再生が終わるとループで再生されます。
注意事項
リール広告の設定条件
■「手動配置」を使用する際は、 Instagram ストーリーズも同時に選択する
今までは手動配置しか設定ができませんでしたが、2021年9月に自動配置も使用可能になりました。ただ、手動配置の際は Instagram リール広告と Instagram フィードのみといった、 Instagram ストーリーズを含まない設定はできないためご注意ください。
動画クリエイティブ
現在、リール自体への配信は60秒以下の動画まで利用可能ですが、リール広告は30秒以下までしか用いることができません。リールとして出している動画をそのまま広告として用いることができない場合があるので、注意が必要です。
また、使用する動画に関して、動画の内容によっては全く反応が得らえないケースがあります。クライアント様の中には、リール面のオーガニック投稿に合わせたスタイルで広告を利用するとより効果的という傾向もあります。
既存の動画の使い回しをせずリール広告用に動画を作成し直すことがおすすめです。
ユーザー側から見る広告の管理がされる
どのような広告を見るかを利用者が管理できるので、興味がない広告と判断された場合、スキップや非表示、報告されてしまうことがあります。
インプレッション課金にしている場合、表示されることで課金されてしまうので、すぐにスキップされてしまわないよう、最後までユーザーが惹きつけられる動画を作成する必要があります。
(参照: CPM (インプレッション単価))
おわりに
本エントリでは、 Instagram 広告のリール広告についてご紹介しました。
リール広告では、配信面が増えるだけでなく、新たなユーザーの獲得や低単価でのリーチ増加が期待できます。是非ご活用ください。
当社では、 Instagram 広告をはじめ、 SNS 広告の運用代行を承っております。分析力・運用力、成果の向上・費用対効果の改善に強い、透明性のある広告運用でお客様の成果に貢献するために尽力しております。バナーの制作をはじめ、ウェブサイトの改善を含めた、お客様のウェブマーケテイング全般の改善をご提案する事が可能です。
また、 Facebook / Instagram 広告に関しては、Facebook 社の公式パートナープログラム「 Facebook Marketing Partners 」 としても認定されています。
プロの広告運用代行にご興味がある方はお気軽にお問い合わせくださいませ。
(参照: Instagram 、リール広告の提供開始を発表)
(参照: Instagram 、Instagram の最新情報)
(参照: CPM (インプレッション単価))
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