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【Facebook広告】新機能「自動ルール」で作業短縮!毎日の運用の質を上げよう

こんにちは。グラッドキューブ プロモーション事業部の佐々木です。

今回は、Facebook広告の「自動ルール」機能が新たに追加されていましたのでご紹介いたします。
自動ルールとはなにか、また、設定方法やFacebook広告を運用する際に自動ルールを使うとどんなメリットがあるのかをお伝えいたします。

自動ルールとは

自分が指定したキャンペーンや広告セット、広告について、あらかじめ条件を設定したとき自動でアカウント状況を観測・測定し更新してくれる機能です。
条件に一致した時にアラートメールを受け取るか、自動的に配信をオフにできます。
ここで言う条件とは、広告のルールを作成する際に設定する基準のことです。
例えば、指定した広告セットの一日の消化予算を1000円と設定し、それを上回ったときに自動的に配信をオフにするという条件を設定しておくと、条件に合致したタイミングで自動的に実行されます。

設定方法

設定は、広告マネージャまたはパワーエディタで特定のキャンペーンや広告セット、広告を選択して、それに適用されるルールを作成することが可能です。
今回は広告マネージャで設定していきます。
広告マネージャのツール選択画面の[+作成と管理]にある「自動ルール」という項目をクリック
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右上にある[ルールを作成]ボタンを押します。
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すると以下のような画面が出てきます。それぞれの内容をご紹介します。
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1、ルールの適用先
・アクティブなすべてのキャンペーン
・アクティブなすべての広告セット
・アクティブなすべての広告

特定の自動ルールを作成するには、その自動ルールを適用するキャンペーン、広告セット、または広告を選択して、自動ルール作成画面に移りましょう。

特定の場合以下も指定できます。
・一つのキャンペーン
・一つの広告セット
・一つの広告

2、アクション
・キャンペーンをオフにする
・アラートメールを送信

3、フォロワー
フォロワーとは、このアカウントにアクセスできる人のことを言います。
設定したルールの変更があった場合に、ここで設定したフォロワーにのみ、変更に関するメールが送信されます。

4、条件
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5、期間
ルールを適用するデータ対象期間(日数)のことです。
以下5種類から選択できます。

・前日
・過去3日間
・過去7日間
・過去14日間
・過去30日間

これは、過去○○日間で、4、で指定した条件を満たすものの配信をオフもしくは通知します。というものです。
例えば、「前日」に設定し、新しく追加した広告の「CPC」が「300円より大きい」になると通知がくるようにすれば忘れず確認でき、パフォーマンスがさらに悪くなったり、無駄なコスト消化を防ぐことができます。

6、アトリビューションウィンドウ

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Facebookのレポート上では、ユーザーの広告に対するクリック後、コンバージョンが発生するまでの期間を指定し、それぞれについてレポートの結果を見ることができるようになっています。
この期間のことをFacebookでは「アトリビューションウィンドウ」と呼びます。

上記の図のように、コンバージョンの計測条件は以下の2つから選択出来ます。
1.「広告の表示後」:なし、1日間、7日間、28日間
2.「広告のクリック後」:なし、1日間、7日間、28日間

「広告のクリック後」でアトリビューションウィンドウを「7日間」と選択したときには、広告をクリックしたユーザが7日以内にコンバージョンをした場合に限り、レポート上で1コンバージョンとしてカウントされます。
広告をクリック後8日目以降に発生したコンバージョンはカウントされない、ということになります。

日数の設定ですが、配信する広告のビジネスの特徴や目的に応じて、広告のアトリビューションウィンドウを設定すると良いでしょう。

例えば・・・
・成果がすぐ出るようなセール商品・人気商品の広告
⇒コンバーションが多くでることが予想されるので、「1日間」に設定して成果の良い広告のみ配信して最適化する

・リフォームなど、消耗品ではなく高価な商品・サービスの広告
⇒興味→検討→購入のプロセスは一日以上を必要とするお客様が多い可能性があります。
この場合、コンバージョンウィンドウを「28日間」に設定することで、より多くのコンバージョンを元とした最適化が可能になります。

このように、コンバージョンまで「1日間」では必要なコンバージョンの件数で蓄積できそうにない場合、「7日間」「28日間」の設定により、十分なコンバージョンが蓄積され、配信最適化が改善されるでしょう。
アトリビューションウィンドウは、コンバージョンが指定した期間中どれだけ成果が出たかを調べるのにはとても便利です。

7、頻度とスケジュール
広告アカウント作成時に設定した時間帯で毎日チェックされます。

8、ルール名
設定したルールの名前を決めます。
管理しやすいように、「広告名_CPC¥200以上オフ」など、どのような設定をしているかがひと目でわかるような名前にしましょう。

自動ルールのメリット

・作業工数が減る
運用するアカウントが1件や2件であれば、状況を細かく把握し、分析・改善する時間を持てますが、これが1日10件以上確認しなければいけないとなれば話は違ってきます。
自動ルールを設定しておけば、メールを受け取ったときには必要に応じて、キャンペーン、広告セット、広告をオフにしたり、予算や入札価格を変更したりできます。
ですので、運用する立場からしてみると常に確認漏れを防ぐことができますし、その部分に費やされていた時間を、成果が出せそうなキャンペーンの運用の時間にあてやすくなります。

さいごに

ここまで自動ルールの内容とメリットをお伝えしましたが、まだまだ新しい機能ということもあり、自動ルールに頼りすぎないことをお勧めします。
自分が設定した自動ルールの条件がそもそも間違った設定だったら?その条件以外にも見るべき項目はないか?
Facebookによる機能のアップデートの前後はバグが起きやすいことも考慮して、しっかり動いているか、設定に間違いはないかを確認してください。

例えば、広告のA/Bテストの配信の進捗を常に張り付いてモニタリングしなければならないような作業があった場合、アカウント管理画面を頻繁に確認せずとも自動ルールの設定をしておけば、予算の進捗について通知を受け取ることができます。
条件を満たしたとき自動でオフになるような設定にしてしまうよりも、このように工数を減らす機能として便利です。

グラッドキューブは新しい機能については常に導入テストを行い、新機能についての活用方法を確認し、クライアントのアカウントの運用のスピードアップを図っています。
ご興味を持っていただけましたら、ぜひお問い合せくださいませ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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