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【Facebook広告】実店舗集客に最適!「近隣エリア広告」

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こんにちは。プロモーション事業部の佐々木です。
2016年9月に Facebook がローカルビジネスに最適なキャンペーンの目的「来店数」を設定できるようアップデートしました。
「来店数」とは、広告を配信して来店数と実店舗における販売数を伸ばすことができるキャンペーンフォーマットです。
リアル店舗の所在地を中心とした範囲内にいる利用者に対し、最寄りの店舗に立ち寄ったり問い合わせを誘導できます。
このようなローカル向けの広告は2014年から始動しており、都度新しい機能がアップデートされています。
この「来店数」を目的とした広告が設定できるようになるまで、Facebookが取り組んできたローカル向けの広告の変遷をおさらいしながら、ローカルビジネスの集客に合ったFacebook広告について数回に分けてご紹介したいと思います。

Facebookのローカル向け広告の変遷

1.2014年8月 ローカルビジネス向けのLocal Awareness Ads「近隣エリア広告」の提供スタート
2.2015年11月 「近隣エリア広告」にCTA(コールトゥアクション)ボタン登場
3.2016年6月 [店舗位置表示機能]、FBページを管理できる[所在地ページ]、レポート指標として[来店数]の計測が登場
4.2016年9月 キャンペーンの目的に[来店数]が登場

今回は第1弾として、「近隣エリア広告」とはなにか、1.2の部分までお話ししたいと思います。

「近隣エリア広告」とは

「近隣エリア広告」とは、リアル店舗に集客させるために開発された広告です。
この広告の大きな特徴としては、店舗周辺のエリアにいる人にリーチできることです。
広告には写真やメッセージの他にも、お店の所在地を掲載できます。
毎日お店の運営で忙しくても、周辺の住民はもちろん、店の周辺地域に来ているユーザーをターゲットにすることができるので、宣伝したい地域を指定すれば、その中で最大限にリーチできるように配信が自動調整されます。
ユーザーがそのリーチエリア内でFacebookを開けば広告が配信されます。
ですので、実店舗でキャンペーンを展開している場合やタイムセールの告知など、実店舗集客に適した広告設定をすることで、ユーザーはより便利に広告を利用できるようになり見込みの高いアクセスも増えます。
また、
・顧客が見ない場所に広告を配信してしまう
・近所にいない人に広告を出してしまう
ということを防げることが最大のメリットだと思います。

「近隣エリア広告」の仕様

■「近隣エリア広告」を始めるために必要なこと
・Facebookページを作成
・住所を追加

広告のリーチは、お店の所在地から展開しますので、Facebookページと住所情報は必要です。
通常の地域ターゲティングをする場合は、自分で配信したい地域を指定して絞り込んでいきます。
一方、「近隣エリア広告」の地域設定は、Facebookページの住所を中心にした半径1~70kmの範囲でターゲティング設定します。
近くにいる人たちに認知されたい、来店してくれそうな距離にいる人たちだけにイベントの告知をしたい!など用途に合わせて設定しましょう。

■サイズ・文字規定

推奨画像サイズ: 1,200 x 628ピクセル
画像アスペクト比: 1.9:1
テキスト: 90文字以内
見出し: 25文字以内
ニュースフィードの説明: 30文字以内

■特殊なCTA(コールトゥアクション)ボタン

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〈いいね!する〉と〈詳しくはこちら〉に加え、「近隣エリア広告」は他3つのCTAボタンがあります。

1.〈道順を見る〉
 ボタンをクリックすると地図が表示され、店舗の住所や営業時間、電話番号、その店舗までのおおまかな移動時間などを表示できます。

2.〈今すぐ電話〉
 広告を見てこのボタンをクリックした人は、お店に直接電話をかけることができます。
 ※配置がFacebookフィードで、デバイスがモバイルのときのみ使用できます。

3.〈メッセージを送信〉
 ボタンをクリックすると、メッセンジャーが起動しお店にメッセージを送信することができます。
 ※Instagramでこのボタンを設定することはできません。

この3つのボタンがあるので、店舗とユーザーとのスムーズにコミュニケーションができます。

■Facebookにおけるユーザーの位置情報の判断基準

近隣エリア広告で必須設定となるターゲットユーザーの地域指定ですが、ユーザーの位置情報はどのように判断されているのでしょうか?
Facebook公式情報によると、下記の要素から判断されています。

・プロフィールに記載の居住地
・IPアドレス
・モバイル機器からのデータ(位置情報サービスがオンの場合)
・ユーザーの友達の位置情報に関する集計情報などのソースから得られる情報

これらの復数要素からユーザーの位置情報が定まり、地域ターゲティングの対象であるかが判断されます。

「近隣エリア広告」の設定方法

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Power Editorにて、[+キャンペーンを作成]をクリックし、キャンペーン目的から[近隣エリアへのリーチ]を選択することでキャンペーン作成が可能です。
さらに、広告セット設定にて対象ビジネスのFacebookページや対象地域などを指定し、従来通りその他の設定を進めることで設定が完了できます。

注意点・ポイント

・ターゲティング範囲はユーザー視点に立って決める
「近隣エリア広告」のターゲティング範囲は、最大半径70kmととても広いので、プロモーションに応じて範囲指定を考慮することは不可欠です。
 ユーザーの交通手段は、徒歩なのか、自転車で来れるのか、車で行かなければいけない距離なのか。車なら、駐車場は近くにあるのか。
 このように、一度ユーザー視点に立って、実店舗に訪れたいと思える距離かを検討すれば、効率的に広告を配信できます。

・デバイスに対応したとび先になっているか確認
 Facebookページにユーザーを誘導する他に、指定したウェブサイトに誘導することもできるので、ウェブサイトに誘導する際には、必ずそのサイトがスマホ対応なのか、PC対応なのかを確認しておきましょう。
 CTAボタンを〈今すぐ電話〉(モバイルフィードにしか配置できないボタン)に設定しているのに、リンク先がスマホ対応していなかったら、興味をもってもスマホに対応していないサイトに飛ばされてはユーザーの離脱率が高くなってしまいます。

さいごに

最近のウェブ広告ではよりユーザーへのリーチを絞ることで、本当にその情報が必要な人にだけピンポイントで広告を出せるような機能の開発が活発化しています。
「近隣エリア広告」は、位置情報をベースにリアルタイムで店舗の近隣にいるユーザーに精緻なターゲティングでアプローチできますので、より効果的な広告配信が出来ます。
次回はこの「近隣エリア広告」に2016年6月に追加された機能についてご説明いたします。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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