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2026.10.16 | 更新日 : 2026.10.16

【2026年9月】広告媒体アップデートまとめ

本記事のポイント
■ 2026年9月に公表・実施されたアップデートから、Google 広告・LINEヤフー広告・ChatGPT 広告などの広告運用への影響が大きいものをピックアップして解説
■ 自動プロモーションや Agent i への配信拡大など、設定を変えなくても広告の表示や配信が変わる変更を、対応の目安つき一覧表で優先度順に確認できる
■ Microsoft 広告の新規キャンペーンでの Max CPC 設定不可や YouTube のアルコール広告など、10月以降に適用される変更への備えも解説

2026年9月の広告媒体アップデートでは、AIによる配信面・広告表示の自動化と、外部ツールとの連携に関わる変更が目立ちました。

媒体ごとに告知の場所も時期も異なるため、毎月の変更点を追い切れず、どれから手をつけるべきか迷うことはないでしょうか。

本記事では、グラッドキューブのブログで9月に取り上げたアップデートを中心に、広告運用への影響が大きいものをピックアップし、一覧表と媒体別の解説で整理します。当社で個別に解説している項目には、解説記事へのリンクを添えています。

※本記事は、各媒体の公式が発信する情報をもとに作成しています。仕様や提供状況は変更される場合があり、すべてのアカウントに同時に反映されるとは限りません。最新かつ正確な情報は、必ず各媒体の公式のお知らせ・ヘルプをご確認ください。

目次

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目次

本記事で紹介するアップデート一覧(早見表)

本記事で取り上げるアップデートを、媒体・時期・対応の目安で一覧にしました。対応の目安は、当社の運用経験にもとづく判断です。「要確認」は配信や広告の表示に影響が出る可能性があり、早めに管理画面を見ておきたいもの、「検討」は任意で使える新機能、「情報収集」は国内提供前・ベータ版・仕様の整理などで、動向を追っておきたいものを指します。

媒体アップデート内容時期対応の目安
Google 広告自動プロモーションの提供2026年9月要確認
Google 広告アルコール広告のポリシー改訂と YouTube でのパーソナライズ解禁9月30日/10月30日要確認
Google 広告AI Brief の日本語対応(クローズドベータ)と AI Max の新レポート9月23日発表情報収集
Google 広告Demand Gen の3つの新機能9月24日発表情報収集
Google 広告Data Manager の機能拡大と Data Strength Uplift Metric2026年9月発表検討
Google 広告住所アセットの要件ページの更新9月8日情報収集
GA4ダッシュボード機能の追加2026年9月検討
LINEヤフー広告検索クエリーマッチングの提供開始9月14日検討
LINEヤフー広告Agent i での広告配信拡大・課金開始8月31日〜(9月1日発表)要確認
LINEヤフー広告「コンバージョン設定状況」の提供開始2026年9月要確認
LINEヤフー広告Creative AI Lab Beta の提供開始2026年9月検討
LINEヤフー広告LINEヤフー広告 MCPサーバーの提供開始9月14日検討
LINEヤフー広告動的ディスプレイ広告の商品リスト更新履歴の仕様変更9月17日(予定)情報収集
Microsoft 広告新規キャンペーンで Max CPC が設定不可に10月1日〜要確認
Microsoft 広告P-MAX で年齢・性別のターゲティングが可能に9月8日までに一般提供検討
Microsoft 広告HubSpot との連携2026年9月検討
Meta 広告広告主認証の対象拡大2026年末に向けて段階的に実施要確認
Meta 広告広告マネージャに「デフォルトを確認」を追加2026年9月要確認
Meta 広告Threads 広告で Instagram とのユーザーネーム一致が不要に9月から段階的に導入検討
ChatGPT 広告1日の予算が「7日間の平均」の扱いに提供中(既存キャンペーンにも自動適用)要確認
ChatGPT 広告スポンサーエージェントのテストと HubSpot・Shopify との連携9月16日発表検討
ChatGPT 広告Amazon Ads との連携(米国でパイロット中)9月10日発表情報収集
メルカリ広告自動入札に「フェーズに応じた最適化」を導入9月14日要確認
メルカリ広告JICDAQ 認証の取得9月1日発表情報収集

Google 広告・GA4:自動プロモーションの提供と AI 関連機能の拡充

Google 広告では、広告の表示内容に関わる自動化やポリシーの変更に加え、AI Max・Demand Gen・計測まわりの新機能が発表されました。GA4 にはダッシュボード機能が追加されています。

自動プロモーションの提供(2026年9月)

Google 広告で、ランディングページに掲載しているセールや特典を広告に自動で表示する「自動プロモーション」が提供されています。広告主が特典の内容を入稿しなくても、Google がサイトから読み取って表示する仕組みで、アカウント単位の自動生成アセットの1つとして追加されました。

  • 対象は、住所アセットを設定した検索・P-MAX キャンペーンのうち、手動のプロモーションを設定していないもの
  • サイト上で特典が確認できる限り表示され、1件ごとの表示期間は24時間未満
  • オン・オフは「アカウント単位の自動生成アセット」の詳細設定で切り替え(参照:About Automated promotions(Google 広告 ヘルプ))

表示内容を正確に管理したい場合は、手動でプロモーションを登録するよう Google も案内しています。対象キャンペーンがある広告主は、自動で表示させるかどうかを決めたうえで、サイトに終了済みの特典表記が残っていないかも確認しておきましょう。

アルコール広告のポリシー改訂と YouTube でのパーソナライズ解禁(9月30日/10月30日)

Google 広告のアルコール広告に関するルールが、9月と10月の2段階で変わります。9月30日にはポリシーそのものが改訂され、10月30日からは YouTube でのパーソナライズド広告が解禁されます。

パーソナライズの対象はアルコール、関連商品、アルコール代替飲料です。エジプト、インド、インドネシア、ポーランドは対象外で、アルコールに関する健康情報のターゲティング禁止や年齢制限は続きます。酒類を扱う広告主は、改訂後のポリシーで自社の商品と配信地域の条件をまず確認しておきましょう。

AI Brief の日本語対応と AI Max の新レポート(2026年9月23日発表)

Google は、AI Max の補助機能「AI Brief」を日本語でも使えるようにすると発表しました。あわせて、AI Max の配信状況を把握しやすくする新しいレポートも予告されています。

  • AI Brief のクローズドベータが日本語を含む7言語に拡大
  • AI Brief は、ビジネスの背景やターゲット、訴求を自分の言葉で入力し、AI Max の動きを方向づける機能
  • 検索語句・表示されたアセット・着地ページを1画面で追える新レポートも予告(参照:AI Brief and new AI Max reporting(Google 公式ブログ))

クローズドベータのため、すべてのアカウントで使えるわけではありません。新レポートの詳細と提供時期は、年内に案内される予定です。

AI Brief の日本語対応に関しては、以下の記事で詳しく解説しております。

Demand Gen の3つの新機能(2026年9月24日発表)

Google は、Demand Gen キャンペーン向けに、YouTube・Gmail・Google マップにまたがる3つの新機能を発表しました。広告を見たユーザーを、問い合わせや来店などの次の行動へつなげやすくする内容です。

  • 動画広告の横で視聴者が会話型AIに質問できる「Business Agent for YouTube Ads」(申し込み制)
  • YouTube ショートと Gmail の画像広告で、ワンタップでランディングページへ移動可能に
  • Google マップのプロモーションピンで、小売チェーンや販売店が地域の需要を獲得(参照:September’s Demand Gen Drop(Google 公式ブログ))

国内での提供状況は発表に明記されていないため、利用できるかは管理画面での確認が必要です。

Demand Gen の新機能に関しては、以下の記事で詳しく解説しております。

Data Manager の機能拡大と Data Strength Uplift Metric(2026年9月発表)

Google は、ファーストパーティデータ(自社で保有する顧客データ)の活用を後押しする、計測まわりの新機能をまとめて発表しました。

拡張コンバージョンなどに取り組んできた効果を、社内に説明する材料になると考えられます。

Data Manager の機能拡大に関しては、以下の記事で詳しく解説しております。

住所アセットの要件ページの更新(2026年9月8日)

Google 広告の住所アセットについて、要件を説明するヘルプページが更新されました。審査のルールが変わったわけではなく、説明をわかりやすくするための更新です。

急ぎの対応は不要ですが、住所アセットが不承認になった際は、追加された手順を確認すると原因を探しやすくなります。

住所アセットの要件の更新に関しては、以下の記事で詳しく解説しております。

GA4 にダッシュボード機能を追加(2026年9月)

Google アナリティクス 4(GA4)に、よく見る指標を1つの画面にまとめて表示できる「ダッシュボード」機能が追加されました。これまで複数のレポートを行き来して確認していた数値を、1ページで確認できるようになります。

個人用の非公開ダッシュボードは作れないため、代理店と広告主で同じプロパティを使っている場合は、作成の担当や名前の付け方を決めてから使い始めると混乱を防げます。定例会議で毎回見る指標をまとめておく用途に向いています。

LINEヤフー広告:検索クエリーマッチングの提供開始と Agent i での配信拡大

LINEヤフー広告では、検索広告とディスプレイ広告(運用型)の双方で機能が追加されました。以下は、LINEヤフーの四半期まとめ(参照:【2026年7月~9月】LINEヤフー広告アップデートまとめ(LINEヤフー for Business))と各お知らせをもとに整理しています。

検索クエリーマッチングの提供開始(2026年9月14日)

LINEヤフー広告の検索広告で、入稿したキーワード以外の検索クエリーにも広告を配信できる「検索クエリーマッチング」の提供が始まりました。7月の初回告知では「AIキーワード拡張」という名称で案内されていた機能です。

想定外の検索クエリーに配信される可能性もあるため、利用する場合は検索クエリーレポートを定期的に確認し、不要な語句を対象外キーワードに追加しましょう。

検索クエリーマッチングに関しては、以下の記事で詳しく解説しております。

Agent i での広告配信拡大と課金開始(2026年9月1日発表)

LINEヤフーの AIエージェント「Agent i」で、AIとの対話の内容に応じて広告を表示する取り組みが広がり、広告主への課金も始まりました。配信と課金の状況は、広告の種類によって異なります。

ショッピング広告は設定を変えていなくても配信面が増えているため、出稿中の場合は9月以降の表示回数や費用の推移を確認しておくと安心です。

Agent i での広告配信拡大に関しては、以下の記事で詳しく解説しております。

「コンバージョン設定状況」の提供開始(2026年9月)

LINEヤフー広告のディスプレイ広告(運用型)で、コンバージョン計測が正しく動いているかを一覧画面で確認できるようになりました。

自動入札はコンバージョンデータを前提に動くため、月初の定例チェックに組み込むと計測漏れに早く気づけます。

「コンバージョン設定状況」に関しては、以下の記事で詳しく解説しております。

Creative AI Lab Beta の提供開始(2026年9月)

LINEヤフー Creative Lab に、AIが広告戦略の立案から画像の制作までを手伝う「Creative AI Lab」がベータ版として加わりました。

AIの提案は、自社の表現ルールに沿っているかを担当者が確認してから配信しましょう。

Creative AI Lab Betaに関しては、以下の記事で詳しく解説しております。

LINEヤフー広告 MCPサーバーの提供開始(2026年9月14日)

LINEヤフー広告で、AIエージェントから広告アカウントの情報を参照するための「LINEヤフー広告 MCPサーバー」が公開されました。MCP(Model Context Protocol)は、AIツールが外部のサービスやAPIとやり取りするための共通規格です。

利用には LINEヤフー広告 API 管理ツールの権限が必要です。参照専用のため誤って設定を変えてしまう心配がなく、日々のレポート確認やアカウント点検の効率化から試しやすい機能です。

動的ディスプレイ広告の商品リスト更新履歴の仕様変更(2026年9月17日予定)

LINEヤフー広告の動的ディスプレイ広告で、商品リストの更新履歴を確認できる範囲が変わります。

更新履歴を不具合調査などに使っている場合は、必要な履歴を手元に保存しておきましょう。

商品リスト更新履歴の仕様変更に関しては、以下の記事で詳しく解説しております。

Microsoft 広告:新規キャンペーンで Max CPC が使えなくなる

Microsoft 広告では、上限クリック単価(Max CPC)の扱いが10月から変わるほか、P-MAX のターゲティング追加と HubSpot との連携が始まりました。

新規キャンペーンで Max CPC が設定不可に(2026年10月1日〜)

Microsoft 広告で、自動入札と組み合わせて使われてきた上限クリック単価(Max CPC)が、10月1日以降に作成する新規キャンペーンでは設定できなくなりました。

  • 対象はポートフォリオ以外の新規キャンペーンで、コンバージョン数の最大化・コンバージョン値の最大化・クリック数の最大化が該当
  • 10月1日より前に作成し、Max CPC を使っているキャンペーンは設定が残る
  • ポートフォリオ入札戦略では引き続き利用可能(参照:AI Max for Search and other product news for August 2026(Microsoft Advertising Blog))

CPC の上限を社内ルールで決めている場合は、ポートフォリオ入札戦略への切り替えを検討しましょう。

Max CPC の変更に関しては、以下の記事で詳しく解説しております。

P-MAX で年齢・性別のターゲティングが可能に(2026年9月8日までに一般提供)

Microsoft 広告の P-MAX キャンペーンで、年齢と性別によるターゲティングが使えるようになりました。ほかのキャンペーンタイプと同じ考え方で設定できます。

  • 年齢・性別を指定して配信対象に含める・除外する設定が可能
  • 年齢は18〜24歳などの区分、性別は男性・女性・不明の3つ
  • 前述の Microsoft Advertising Blog(8月版)で、9月8日までの一般提供が案内された

商材の対象年齢がはっきりしている場合は、除外設定で無駄な配信を抑えられる可能性があります。ただし絞り込みすぎると P-MAX が最適化できる範囲も狭まるため、段階的に試すのが無難です。

HubSpot との連携開始(2026年9月)

Microsoft 広告と、CRM・MAツールの HubSpot との連携が始まりました。広告の成果を、HubSpot に蓄積された顧客情報や商談データとつなげて扱えるようになります。

  • HubSpot 上で広告のクリックから商談・受注までを追跡できる(参照:HubSpot and Microsoft Advertising(HubSpot))
  • フォーム送信をきっかけに、担当者の割り当てやナーチャリングを自動化
  • HubSpot のコンタクトリストを Microsoft 広告のオーディエンスとして同期

BtoB の商材で HubSpot を使っている場合は、CV 数だけでなく商談化や受注まで含めて広告を評価しやすくなります。連携の条件は、HubSpot の公式ページで確認してください。

Meta 広告:広告主認証の拡大とデフォルト設定の確認画面の追加

Meta 広告では、広告主認証の対象拡大が進むなか、広告マネージャの確認画面や Threads 広告の出稿条件にも変更がありました。

広告主認証の対象拡大(2026年末に向けて段階的に実施)

Meta は詐欺広告への対策として、広告主に本人確認を求める「広告主認証」の対象を広げています。

  • 2026年末までに広告収益の90%を認証済みの広告主から得る目標を公表(3月時点では70%)(参照:Fighting Scammers and Protecting People(Meta Newsroom))
  • 詐欺に悪用されやすい、リスクの高いカテゴリが拡大の中心
  • 日本向けの通知時期や対応期限を明記した公開ページは、執筆時点で確認できていない

認証を求められたときに備え、事業の公的書類を準備し、手続きを広告主と代理店のどちらが進めるかを決めておきましょう。

広告主認証の対象拡大に関しては、以下の記事で詳しく解説しております。

広告マネージャに「デフォルトを確認」を追加(2026年9月)

Meta 広告マネージャで、初期設定のままオンになっている自動調整機能をまとめて確認できる画面が追加されました。Advantage+ クリエイティブなど、気づかないうちに適用されている機能を把握しやすくなります。

自動調整を使わない方針の場合は、入稿手順の最後にこの一覧を開く運用にすると、オフのし忘れを防げます。意図しない画像加工やテキスト追加を避けるための確認手段として有効です。

Threads 広告で Instagram とのユーザーネーム一致が不要に(2026年9月から段階的に導入)

Meta の Threads 広告で、出稿に必要な条件が緩和されました。これまでは Threads と Instagram のプロフィールでユーザーネームを一致させる必要がありました。

  • Threads 広告の掲載にInstagram プロフィールとのユーザーネーム一致が不要に(参照:Threads広告について(Metaビジネスヘルプセンター))
  • Instagram を運用していないビジネスも、Threads プロフィールで直接出稿できる
  • 段階的に導入中で、まだ使えないアカウントもある

写真中心の Instagram よりテキストでの発信が合う BtoB 企業などは、Threads 単独で広告を始めやすくなりました。利用できるかは広告マネージャで確認してください。

ChatGPT 広告:予算の仕様変更と外部ツールとの連携拡大

ChatGPT 広告では、1日の予算の考え方が変わったほか、スポンサーエージェントのテストや外部ツールとの連携が相次いで発表されました。

1日の予算が「7日間の平均」として扱われる仕様に

ChatGPT 広告で、1日の予算の考え方が変わりました。設定した金額を毎日の上限とするのではなく、7日間で平均した1日あたりの目安として扱う仕組みです。

  • 1日の上限は予算の2倍、7日間の上限は予算の7倍(参照:Daily Budgets(OpenAI Help Center))
  • 日によって、消化額が予算を上回ることも下回ることもある
  • 既存キャンペーンも自動で切り替わり、予算額や設定は変わらない

日別では予算を超えたように見える日があるため、消化状況は週単位で確認しましょう。

1日の予算の仕様変更に関しては、以下の記事で詳しく解説しております。

スポンサーエージェントのテストと HubSpot・Shopify との連携(2026年9月16日発表)

OpenAI は9月16日、ChatGPT 広告に関する新しい機能や連携をまとめて発表しました。広告をきっかけにユーザーと企業が会話できる仕組みと、企業がすでに使っているマーケティングツールとの連携が中心です。

  • スポンサーエージェント:広告をクリックしたユーザーが企業提供のエージェントと会話できる機能を、米国の一部広告主でテスト(参照:AI による広告の再構想(OpenAI))
  • HubSpot 連携:HubSpot からキャンペーン作成や新規リードの CRM 追加が可能(参照:HubSpot での ChatGPT 広告の設定(OpenAI Help Center))
  • Shopify 連携:専用アプリでキャンペーンを作成・管理。9月23日から米国外の提供市場にも拡大予定

スポンサーエージェントの会話には広告であることが明示され、ChatGPT の独立した回答とは区別されます。あわせて、ChatGPT から自然言語でキャンペーンを作成・分析できるプラグインなど、広告作成の AI 支援も発表されました。いずれも提供地域や対象に条件があるため、国内のアカウントで使えるかは管理画面で確認が必要です。

Amazon Ads との連携を発表(米国でパイロット中)

Amazon Ads が OpenAI と提携し、Amazon Ads で運用している広告を ChatGPT 上の会話型広告へ広げられるようにする取り組みを始めました。

現時点では動向の把握が中心です。Amazon DSP を利用している場合は、続報を追っておきましょう。

Amazon Ads との連携に関しては、以下の記事で詳しく解説しております。

メルカリ広告:自動入札のアップデートと JICDAQ 認証の取得

メルカリ広告(メルカリAds)では、自動入札の仕組みのアップデートと、広告品質に関する第三者認証の取得が発表されました。

自動入札に「フェーズに応じた最適化」を導入(2026年9月14日)

メルカリAdsの自動入札が、広告ごとの状況に応じて入札の方針そのものを切り替える仕組みに変わりました。従来の「pCVR(予測コンバージョン率)×目標CPA」による調整に、3つのフェーズごとの調整が加わっています。

フェーズの判定は自動で、広告主側の設定は不要です。学習期間の約2週間は CPA が動きやすいため、日予算は±50%以内、目標CPAは±20%以内で段階的に調整しましょう。

自動入札の「フェーズに応じた最適化」に関しては、以下の記事で詳しく解説しております。

JICDAQ 認証の取得(2026年9月1日発表)

メルカリAdsが、デジタル広告の品質を第三者が認証する「JICDAQ認証」を取得しました。JICDAQ は、一般社団法人デジタル広告品質認証機構の略称です。

  • 9月1日、メルカリAdsが JICDAQ 認証の取得を発表(参照:メルカリAdsが、JICDAQ認証を取得しました(Mercari Ads))
  • 取得分野は「ブランドセーフティ」と「アドフラウド対策」の2分野
  • ブランドセーフティは不適切なコンテンツへの広告掲載防止、アドフラウド対策は不正なインプレッションやクリックの排除を指す

社内の媒体選定で品質認証の取得状況を確認している企業では、出稿を検討する際の説明材料になります。第三者機関の基準を満たした配信環境であることを示す根拠として活用できます。

広告媒体のアップデート対応に関してよくある質問(FAQ)

最後に、広告媒体のアップデート対応について Web 担当者からよく寄せられる疑問に、FAQ 形式で回答いたします。

広告媒体のアップデート情報は、どこで確認すればよいですか?

各媒体が運営する公式のお知らせページ、ヘルプ、公式ブログで確認するのが確実です。

Google 広告は公式ブログとヘルプ、LINEヤフー広告は「LINEヤフー for Business」のお知らせ、ChatGPT 広告は OpenAI Help Center で更新が案内されています。媒体によって告知の場所が分かれるため、確認先を媒体ごとに一覧にし、月1回まとめて見る運用にすると見落としを減らせます。

設定を変えていなくても、アップデートで成果が変わることはありますか?

あります。配信面の追加や広告表示の自動化、入札ロジックの変更は、広告主が設定を変えなくても適用される場合があります。

2026年9月の例では、Agent i への検索連動型ショッピング広告の配信拡大や、メルカリAdsの自動入札のフェーズ判定がこれにあたります。成果が急に動いたときは、同じ時期に媒体側の変更がなかったかを先に確認すると、原因の切り分けが早くなります。

まとめ

本記事では、2026年9月に発表・実施されたアップデートの中から、広告運用への影響が大きいものを取り上げました。中でも優先して確認したいのは、設定を変えなくても広告の表示や配信が変わる変更です。Google 広告の自動プロモーション、LINEヤフー広告の Agent i での配信拡大、ChatGPT 広告の1日の予算の扱い、メルカリAdsの自動入札の変更がこれにあたります。

10月以降に適用される変更にも備えが必要です。Microsoft 広告では10月1日以降の新規キャンペーンで Max CPC を設定できなくなり、Google 広告では10月30日から YouTube でアルコール広告のパーソナライズが認められます。該当する広告主は、運用方法やオーディエンス設計を早めに見直しておきましょう。

ChatGPT 広告のスポンサーエージェントや Google 広告の AI Brief など、国内での提供範囲がまだ限られる機能は、使える段階ですぐに検証を始められるよう、引き続き情報を追っておくことをおすすめします。

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Glad Cube

この記事を書いた人

グラッドキューブ ブログ編集部

株式会社グラッドキューブでWeb広告運用を行っているスタッフが、広告媒体の最新情報や運用ノウハウを発信。運営中のYouTubeチャンネル「GladCube TV」はチャンネル登録数1.4万人を突破。

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