Google AdWords 電話専用広告に、広告表示オプションが追加可能に
みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ プロモーション事業部の柿木です。
2017年9月22日に、 Google AdWords 電話専用広告で、広告表示オプションが追加可能になりました。
設定可能となった広告表示オプションは以下の3つです。
■ 住所表示オプション
■ コールアウト表示オプション
■ 構造化スニペット表示オプション
広告表示オプションを利用すると広告の情報量が増えるため、広告のクリック率が高まる傾向にあります。
今回のエントリでは、電話によるコンバージョン計測を行う意義と電話専用広告に新しく追加された広告表示オプション機能をご紹介いたします。
電話によるコンバージョン計測を行う意義
Google によると、モバイルで情報収集した人の多くが、さらに多くの情報を得るために電話やオンラインにて問い合わせを行うとされています。
つまりコンバージョンの場が、オンラインだけでなくオフラインへと移動しているということです。
69% の人がモバイルでの検索時に、検索結果の画面から簡単に電話できたり、オンラインで問い合わせができることが望ましいと答えています。
67% の人が、スマートフォンやオンラインで簡単にやり取りできる企業やサービスが望ましいと答えています。
引用:think with Google
表示した広告から電話をかけてコンバージョンに至る可能性のあるユーザーを捉えるために、電話によるコンバージョンを計測する必要があります。
電話専用広告と電話番号表示オプション
電話専用広告は、電話からの問い合わせを最優先する際に非常に有効になります。
電話番号表示オプションであると、掲載順位やその他システムの判断によって表示されない可能性があるためです。
サービスや広告の目的に応じて、利用していく必要があります。
電話専用広告とは
電話専用広告は電話による問い合わせを促すための広告で、電話をすることが可能なデバイスにのみ表示されます。
広告がクリックされると、そのデバイスから電話がかかるようになっています。
電話専用広告の入力項目は以下になります。
■店舗 / オフィス名
■電話番号
■広告文 2 行
■表示 URL
■確認用 URL
それぞれの字数制限は図の通りです。
追加された広告表示オプション
■住所表示オプション
■コールアウト表示オプション
■構造化スニペット
Google AdWords では検索が行われるたびに、表示する広告表示オプションが選定されているため、お客様のビジネス目標に適した広告表示オプションをすべて使用することが推奨されています。
広告表示オプションで広告にコンテンツを追加すればするほど、視認性が向上し、広告の成果も向上することが見込めます。
以下、それぞれの機能をご紹介いたします。
住所表示オプション
住所表示オプションとは、広告に店舗やオフィスの住所、地図、または距離を表示できる機能です。
ユーザーがクリックまたはタップすると、所在地に関する詳細や関連するビジネスの情報がまとめられたページが表示されます。
コールアウト表示オプション
コールアウト表示オプションとは他とは異なる利点をユーザーにアピールすることができる機能です。
初期費用無料や運用担当2名以上などの文言を、広告文テキスト本文とは別に設定することができます。
この設定によってテキスト広告の品質が高まり、ユーザーはその広告を見ることで、ビジネスや商品・サービスに関する詳しい情報を確認することができます。
構造化スニペット表示オプション
構造化スニペット表示オプションとは、広告内で商品やサービスの特定の側面を強調できる機能です。
検索時に、ヘッダーとリストの形式でテキスト広告の下に表示されます。
ヘッダー一覧:設備・ブランド・コース・学位プログラム・到着地・おすすめのホテル・保険の保障・モデル・周辺地域・サービス・番組・スタイル・タイプ
おわりに
電話専用広告を追加することで、これまで損失していたオフラインコンバージョンを捉えることができます。
また今回ご紹介しました、広告表示オプションを追加することでより更に多くの成果を見込むことができます。
電話の受け入れ体制や広告費を考慮した上で、導入を検討してみて下さい。
当社では、このような情報もいち早く収集し、広告運用に取り入れながら運用を行っております。
広告に関してお困りの方はいつでもご相談ください。
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