YDNでアプリのプロモーションを促進させるキャンペーンの提供開始
みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ プロモーション事業部の瀬戸山です。
アプリのプロモーション効果を高めるためには、新規ユーザー獲得からアプリの活性化をさせることが重要になります。
Yahoo! ディスプレイアドネットワーク (以下: YDN )にて、アプリのインストール促進やアプリコンテンツへの誘導をより効果的に行うための「アプリキャンペーン」が2017年10月25日(予定)より提供開始となりますのでご紹介いたします。
アプリキャンペーンについて
YDN で、アプリのプロモーションを目的とした「アプリキャンペーン」が追加されます。
アプリキャンペーンでは、下記の機能が利用でき、より効果的なアプリのプロモーションが行えます。
・OS バージョンのターゲティング
・アプリのインストール測定
また、アプリプロモーションの観点より、配信デバイスはスマートフォンとタブレットのみとなり、PC には配信できなくなります。
なお、「アプリキャンペーン」の追加に伴い、3つの注意事項があります。
新規追加設定項目について
「アプリキャンペーン」では、キャンペーン作成時に下記の項目の設定が必要となります。
キャンペーン作成後の設定の変更はできないようですので注意が必要となります。
・キャンペーンタイプ(アプリキャンペーンを設定)
・iOS アプリはアプリID
・Android アプリはパッケージ名
・アプリ名(全角20文字以内)
掲載不可となった場合は、「アプリ名」を修正する必要があるためキャンペーンを再作成する必要があります。
なお、「アプリ名」が入稿規定で定める20文字を超過する場合は、省略した表記をすることができますが、他のアプリ名と混同する表記は掲載できませんので注意をする必要があります。
OS バージョンターゲティング機能について
「アプリキャンペーン」では、配信の対象としたいユーザーの「OS バージョン」を選択することができます。
iOS および Android のバージョンを指定することで、指定したバージョン以上の端末に対して広告を配信できます。
例えば、Andorid の OS バージョン4.4以上のユーザーに広告配信したい場合、対象としたいユーザーにのみ広告を配信することができるようになります。
インストール測定機能について
広告をクリックしたユーザーがアプリをインストールして、アプリを初回起動した際にコンバージョンとして計測できるようになります。
測定をするためには、広告管理ツールの設定と合わせて、「アプリの初回起動」に対応した広告効果測定ツール( SDK )を導入する必要があります。
また、広告管理ツールでのコンバージョンの設定方法については「アプリキャンペーン」提供開始時に Yahoo! から別途アナウンスされます。
ディープリンクの活用が可能に
「アプリキャンペーン」では、アプリの特定のコンテンツヘ遷移させることのできるディープリンクが利用可能になります。
ディープリンクとは、広告から直接特定のコンテンツに遷移させエンゲージを高める目的で利用できる機能です。
アプリをインストール済みのユーザーに対してはアプリ内の特定コンテンツに遷移させることができ、アプリをインストールしていないユーザーに対してはリンク先をインストールページやアプリを紹介する WEB ページに遷移を自動で判別できますので、アプリのプロモーションにおいては有効な配信方法になります。
ディープリンクを活用することで、アプリをアクティブに利用するユーザーに対して、よりよいユーザービリティを提供することも可能です。
まとめ
アプリのプロモーションは、アプリのインストール数をただ増やすだけでは十分ではありません。
アプリをインストールしたユーザーがどのくらいの頻度でアプリを利用するのか、またはどの程度アプリ内で課金をするのかといったデータの分析がアプリのプロモーションを行う上で非常に重要となります。
グラッドキューブでは、ライフタイムバリューを重視した効果的なターゲティングを行い、アプリプロモーションの成果最大化を図ることに努めております。
より詳しい情報やご興味を持たれた方はお問い合わせください。
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