Yahoo!ユニファイドキャンペーンとは?絶対に抑えておきたい4つのポイント
2013年4月5日にYahoo!エージェンシーポータルから
Yahoo!スポンサードサーチの新機能「ユニファイドキャンペーン」
が発表されました。
ユニファイドキャンペーンへ移行した目的や、移行に伴い
どのように仕様が変わっていくのかなどをお伝えしていきます。
【ユニファイドキャンペーンとは?】
この数年間で、PC、スマートフォン、タブレットの機能は
急激に進化しました。
進化に伴いユーザーは目的や場所、用途などに応じて
デバイスを使い分けるようになってきています。
その為、Yahoo!プロモーション広告では各デバイスに応じて
ユーザーの目的に応じた広告を配信することが可能となります。
すでにGoogle AdWordsを活用されている方はお気づきかもしれませんが
機能としてはエンハンストキャンペーンとほとんど同じです。
しかし、まだまだエンハンストキャンペーンを理解できていない
方も多いかと思いますので概要を知りたい方は、
エンハンストキャンペーンの機能で確認できます。
【デバイスや場所による検索キーワードの意図】
上の図のように、全く同じキーワードでも場所やデバイスなどにより
ユーザーの意図は全く異なります。
その為、デバイスに応じた広告文の出し分けなどを行うことにより
さらなる顧客獲得に向けて訴求することが重要です。
それでは、ユニファイドキャンペーンへと切り替わることにより
絶対に押さえておきたいポイントをご説明していきます。
【4つの基本ポイント】
① 1つのキャンペーンで全てのデバイスに広告を配信
ユニファイドキャンペーンでは、各キャンペーンに対してのデバイス設定ができなくなり
1つのキャンペーンで全てのデバイスに広告配信されます。
② PC・タブレット・モバイルの入札価格が統一
PC、タブレット、モバイルの入札価格が
各広告グループ・キーワード単位で同じ金額設定となります
例えば、50円の入札価格を設定した場合、全てのデバイスの対して
50円の入札価格が設定されます。
③ スマートフォンのみへ配信する場合はキャンペーン単位で入札価格を調整
今までは、配信先をスマートフォンのみにしていた場合、
「広告グループ」「キーワード」二つの種類で入札価格の設定を
行うことができていましたが、ユニファイドキャンペーンに切り替わると
キャンペーン単位でしか設定をすることができません。
④ ガラケー専用キャンペーンは個別で作成可能
ガラケー専用のキャンペーンに関しては、従来通りの設定となっている為
通常通りの設定が可能です。
【ユニファイドキャンペーンに切り替わる時期】
※2013年5月15日以降、新規で作成するキャンペーンは全てユニファイドキャンペーンの仕様となります。
その為、従来のキャンペーンでの新規入稿はできなくなります。
※手動でアップグレードしていないキャンペーンは、2013年7月中旬以降、
すべてユニファイドキャンペーンに自動アップグレードされます。
機能が変わることにより、色々な面で変更や改善など
行う必要がでてくるでしょう。
【今後の対応】
ユニファイドキャンペーンへと切り替わることにより
先ずは、各デバイスへのサイト対応が必要になります。
理由としては下記をご覧下さい。
・PC⇒PC専用サイト
・スマートフォン⇒スマートフォン専用サイト
・タブレット⇒タブレット専用サイト
今までにスマートフォンでPCサイトを閲覧したことがある人は
多くいるかもしれませんが
実際に、商品やお申し込みをされた方は少ないかと思います。
理由としては単純です。
スマートフォンでPCサイトを閲覧すると
見にくかったり、操作がやりづらいなどがあります。
ユニファイドキャンペーンに切り替わると、スマートフォン専用サイトもしく
PCサイトだけども、スマートフォンでアクセスするとスマートフォンサイトに変換
するように、出来ていないのであれば
アクセスは集まるけども、ユーザーがそのまま離脱してしまい
結果として費用対効果が悪くなります。
それらを防ぐためにも対策が必要になってきますが
スマートフォンしか持っていないユーザーからの
アクセスが見込めるので、売上の増加へ繋げるチャンスと感じても
いいのではないでしょうか。
まだまだ、情報は不足していますが
Yahoo!プロモーション広告⇒ユニファイドキャンペーン
Google AdWords⇒エンハンストキャンペーン
これらの情報は引き続き、情報発信していきますね!
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