Facebook 広告のダイナミッククリエイティブで効果的な訴求を見つけよう
みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ ネット広告事業部の梅本です。
インターネット広告の運用において、どのようなテキストやクリエイティブを使用するかによって成果は大きく変わります。
しかし、組み合わせを1つ1つ作成していてはかなりの工数がかかってしまいます。そこで、登録したテキストやクリエイティブを自動で組み合わせて配信し、最適化する Facebook 広告のダイナミッククリエイティブと調整方法、調整時の注意点についてご紹介いたします。
ダイナミッククリエイティブとは
ダイナミッククリエイティブは登録した画像や動画、見出し、テキスト、説明文を自動で組み合わせて配信する広告形式です。
クリエイティブだけでなく、テキスト等も組み合わせて配信を最適化してくれるため、運用者が多くのパターンの広告を手動で作成して登録する手間を省きながら、様々な広告の組み合わせをテストすることができます。
Facebook 広告では、 SNS 広告という特性上、ユーザーへのフリークエンシーが高まるにつれて成果につながる可能性が低くなってしまいます。そのため Facebook 広告ではクリエイティブを常に入れ替えていくことが成果を上げる上で重要な要素となってきます。
ダイナミッククリエイティブでは複数の訴求をテストし、ユーザーにとって最も反響の良い訴求を分析することが可能になります。
訴求別の広告を複数作成しテストを行うよりも、工数や最適化の速度の面において効率の良い広告形式になります。
ダイナミッククリエイティブの要件
ダイナミッククリエイティブで設定できる素材は以下の通りです。
画像と動画はどちらかのみの選択となり、リンク先の設定は1つのみとなります。
配信可能箇所
ダイナミッククリエイティブを配信できる配置は以下の通りです。
Facebook だけでなく Instagram にも配信出来るため、ターゲット層や取り扱う商材に応じて配信する面を変更できます。
設定方法
(1)キャンペーンを作成するダイナミッククリエイティブはキャンペーンの目的が以下のいずれかの場合にのみ設定することが出来ます。
上記から設定した目的に応じて広告が最適化されます。
(2)広告セットを作成する
続いて、広告セットの編集画面より「ダイナミッククリエイティブ」の項目をオンに設定します。その他、任意でターゲティングも設定が可能です。
(3)広告を作成する
広告の設定は通常の広告を設定する時とほとんど変わりません。登録したい画像や動画をアップロードし、設定を進めます。テキスト・見出し・説明文・ CTA は、「追加する」をクリックすると複数登録することが出来ます。
配信結果の確認・調整について
ダイナミッククリエイティブの配信結果は、以下のようにクリエイティブや見出しなどの項目ごとに確認することが出来ます。それぞれ、どのような訴求がコンバージョンに繋がっているのか把握できるため、広告設定に役立てることが出来ます。
配信結果の確認方法
管理画面右上の「内訳」から、ダイナミッククリエイティブアセットをクリックすると、以下のような項目が表示されます。
こちらからクリエイティブごとの成果やテキストごとの成果を確認することが出来ます。
実際の画面
画像、動画、スライドショーの項目を選択した場合の確認画面は以下のように表示されます。
ダイナミッククリエイティブの調整は、アセット内で明らかに成果の悪いものの削除やアセットの入れ替えが中心になりますが、広告を途中で編集するには注意が必要です。
注意すべき点は以下の3点です。
追加や削除に関わらず、編集後は最適化が一度リセットされてしまい、また1から最適化を行う必要があるため、新しいパターンを試したい場合は新規で広告を作成する方が望ましいです。
おわりに
本エントリでは Facebook 広告のダイナミッククリエイティブについてご紹介いたしました。
ユーザーに対してどのような訴求が効果的なのか、1つ1つテストするには工数がかかります。
しかし、ダイナミッククリエイティブでは、複数のアセットを設定するだけで自動で配信を最適化してくれるため、大幅な工数削減をしつつ有効な訴求を模索することが出来ます。
当社では、 Facebook 広告以外にもお客様の商材やサービスに適した媒体をご提案し、広告運用を行っています。
WEB広告の出稿をご検討のお客様は是非、当社へお問い合わせください。
参考:【無料特典あり】低額からでも Web 広告を始めたい方向けのプランはこちら
参考:【 Web 広告運用中の方必見】広告アカウントの無料診断はこちら
SNSでもお役立ち情報をお届けします!