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【初心者向け】動画広告の作成・改善ノウハウまとめ – 設計フレームワーク AIBAC –

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みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ マーケティングソリューション事業部の藤森です。

5G 到来にあたり、コンテンツと動画広告市場は大きな変化を迎えいます。 YouTube / Instagram / TikTok などの SNS や、街中のモニター、タクシー車内などユーザー体験の中で動画が占める割合が増加しております。そんな中、インターネット広告でも動画広告の需要が増えており、実際に静止画と比較して動画のほうが成果が良くなるケースも増えてまいりました。

ですが動画広告は静止画と比較し、画像やテキスト、時間軸、音楽など複雑な要素が組み合わさってできているため、ポイントを押さえた制作や長期的な改善が必須となってきます。

本エントリでは、動画広告の作成ノウハウ、改善していくための AB テストの方法をお伝えいたします。

YouTube でもポイントを解説しています。ぜひご覧ください。

 


動画広告概要


なぜ動画広告なのか

スマートフォンの普及、YouTube / Facebook / Instagram / Twitter / TiK Tok などの SNS のユーザーの増加で、インターネットで動画を見るユーザーは爆発的に伸びており、市場も5年で約4倍というスピードで拡張しています。

動画のフォーマットも変化しており、通常の動画に加えて、 Instagram の Stories に代表される縦長動画も台頭してきており、益々盛り上がりを見せています。
目的も多種多様で、顧客獲得、認知度向上、アプリインストール、マーケティングデータ収集など、どのような業種にも求められてきております。

特に最近は顧客獲得についてのニーズは強く、動画を見たユーザーがどれだけ、Google や Yahoo! で検索しているかを計測するサーチリフトなどのアトリビューション(経路分析)が重要となり、計測ができるプロダクトも開発が進められております。


動画広告市場の今後

動画広告市場規模は右肩上がりで伸びており、2024年には6,000億円を突破する予測となっています。
スマートフォンが普及し、 YouTube などのプラットフォーム、 SNS での動画利用が当たり前になる中で広告枠としてユーザーに触れる機会が増えています。
広告におけるクリエイティブとして、静止画バナーでなく動画がメインになっていくことは容易に想像できます。
出典:サイバーエージェント、2020年国内動画広告の市場調査を発表

月間のモバイルトラフィックにおける利用用途でモバイルビデオが占める割合が高く今後さらに大幅に伸びていく予想となっています。
5G 高速通信の普及によってモバイルトラフィックは大きな動画でもストレスなく見ることができるようになり、動画はより生活に身近なものになっていくはずです。
静止画よりも大量の情報を伝えることができる動画メディアが静止画に置き換わることは間違いないでしょう。


主要な動画媒体

主要な動画媒体と特徴は以下の通りです。
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動画広告制作フレームワーク AIBAC

次に実際の動画広告を作成できる際に活用できるフレームワーク「 AIBAC 」をご紹介いたします。
AIBAC は 成果フォーカスの動画コミュニケーション開発ツール「 リチカ クラウドスタジオ」を提供する株式会社リチカ が提唱するフレームワークです。
出典:リチカ クラウドスタジオ

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A Attention

冒頭2秒間でユーザーの興味関心を惹くキャッチコピーや画像を配置します。動画広告は平均再生時間が冒頭の数秒になることが多く、冒頭が占める成果への影響はかなり大きい傾向にあります。


I Interest

冒頭の次のカットが該当します。商品の絞って伝えることで冒頭で興味を惹いたユーザーに対しサービスの興味関心を惹くことを狙います。
あらゆる情報を入れるのではなく、ユーザーに刺さる特徴のみを簡潔に伝えることで、短い間でも効果的に興味関心を惹くことができます。


B Benefit

前カットでサービスの概要をつかんだユーザーに対しサービスのメリットを伝えることで、実際に使用したときに結果としてどうなるのかなどをイメージしてもらい興味関心を強めることが狙いです。
この部分でも内容を詰め込みすぎずあくまでユーザーに一番伝えたい内容のみで構成することがおすすめです。


AC Action

主に最後のカットが該当します。具体的な行動を示すことで動画広告を視聴したユーザーに対し行動を促します。主な文言としては、「広告をクリック」や「まずは資料請求から」などのワンフレーズが挙げられます。


動画広告ABテスト

次に動画の改善ステップに関してご紹介します。
動画広告は、画像やテキスト、時間軸、音楽など複雑な要素が組み合わさってできているためテストを繰り返し最善の組み合わせを見つかることが成果改善には必須になります。
その改善のステップとしては以下が一例として挙げられます。
出典:リチカ クラウドスタジオ
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STEP1 訴求テスト

ユーザーに刺さると思われる訴求をテストしていきます。
具体的には、冒頭2-3秒間のテキストや素材を訴求に合わせたものにするなどが挙げられます。
動画広告は平均再生時間が1-5秒程度になる傾向が多く、訴求テストにより成果が大きく分かれるケースが多くあります。

 

STEP2 ブラッシュアップテスト

効果的に訴求をより魅力的にするために、動画全体のテキストや素材をテストしていきます。
一度にすべてを行うのではなく、一回のテストに対し変更点は1つのみに限ることでどこが成果に影響したのかがわかるように行っていきます。

 

STEP3 見せ方テスト

訴求と動画全体のテキスト、素材のテストが定まってきたらフォーマットのテストを行います。アニメーションの見せ方によってもユーザーが受ける印象は異なるので、これまでのテスト結果をもとにユーザーに刺さりそうなデザインにしていきます。

 

STEP4 複数サイズ展開

動画の内容、見せ方が決定したら最後にサイズの展開や訴求内容をLPに反映させるなど動画以外の部分にもテスト結果を活用します。


おわりに

本エントリでは、 動画広告の作成ノウハウ、改善ABテストの方法をお伝えしてきました。
動画広告は静止画に比べ伝えられる情報量やユーザーの理解度にも違いがあります。

しかし複数の要素が組み合わさって動画になっているため、作り切りではなく細かな調整を長期にわたって行っていくことで成果改善につながってまいります。
動画広告を作成、調整していく際には、ぜひ本エントリでご紹介したノウハウをご活用ください。

当社にご依頼いただいた際には、動画広告の作成、改善ABテストや弊社のノウハウに基づいたアカウントの設計、運用代行サポートをさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

また Web 広告の運用代行サービスとして、広告費25万円以下でご検討されている方向けのプランもご用意しております。

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