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「コンバージョン値の最大化」とは?コンバージョン値の基礎から、設定方法まで徹底解説!

2019年8月のアップデート以降、「コンバージョン値の最大化」は Google 広告の入札戦略の主流となっています。現在では検索広告やショッピングキャンペーン他、ディスプレイキャンペーン、ホテルキャンペーン、P-MAX キャンペーン、などにも適用できるようになりました。
しかし、コンバージョンは設定しているものの、コンバージョン値についてはあまり理解されていない方も多いのではないでしょうか。複数の商材を扱っている方や、予算内で売上を最大化したい方には、設定が推奨されています。
本エントリでは、コンバージョン値を設定することによるメリット・設定方法をご紹介いたします。
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コンバージョン値とは
コンバージョン値と聞いて、コンバージョンと混同されている方もいらっしゃるかもしれません。そもそもコンバージョンとは何かというと、 WEB サイトにおける最終的な成果ポイントを指し、商材やサービスによってその定義は変動します。
コンバージョンは、一般的にお申込み完了数や資料請求数、購入数などに設定されることが多いです。しかし、同じコンバージョンの数を獲得できたとしても、資料請求数と購入数では生じる価値が異なります。
そういったとき、コンバージョンによって価値を割り当てることで、広告費に対してどれだけの利益をあげられたかをより正確に把握することができます。
コンバージョン値を割り当てるメリット
コンバージョン値を割り当てることで、その指標がビジネスにおいてどの程度の価値をもたらすことができたかを計測することが可能です。
例えば、 EC サイトの運営している事業主様では、商品購入をコンバージョンとして設定していますが、扱っている商品価格には差があります。
商品 A は100円、商品 B は10,000円の場合、どちらの商品が購入されても1コンバージョンとして測定をされますが、同じ広告費をかけた場合では、商品 B の購入のほうが価値が高いといえます。

商品ごとにコンバージョン値を設定することができるため、得られたデータを使って、投資集計率に合わせた予算や入札、ターゲティングの調整を行うことができます。
また、コンバージョン値を設定することで、自動入札の1つである、「目標広告費用対効果( ROAS )の入札戦略」の使用が可能になります。
自動入札戦略の導入により、コンバージョンの価値を推定し、ユーザーのコンバージョンに至る可能性に合わせて商品ごとに適切な入札単価が設定されます。
設定方法については、次の項目でご説明します。
広告の費用対効果を改善したい方、または予算内で最大限の売上増加を目指している方は、コンバージョン値を設定することをおすすめします。
コンバージョン値の算出方法
ここでは、実際にコンバージョン値をどのように決めていくのか、シミュレーション形式で算出方法を記載いたします。
例えばリスティング広告配信の中で、コンバージョンポイントを「電話タップ」「申し込み」の2点とし、それぞれ広告予算10万円で以下の獲得単価でコンバージョンを獲得したとします。
■ CV : 電話50件 申し込み20件
■ 単価 : 電話¥5,000 申込¥15,000
■ 利用金額(過去30日)¥100,000
値に関しては、獲得単価と件数を掛け合わせた金額をベースに以下のように算出できます。
■ 値:単価×獲得件数
■ 電話CVの値:¥250,000
■ 申し込みCVの値:¥300,000
CPA (顧客獲得単価)とは別に、ROASという指標で広告成果を見る場合もあるでしょう。ROASとは、広告費用対効果を示す指標です。広告費に対してどれだけの売上を上げたかを%で表し、広告の効果測定や改善に活用されます。一般的に以下の式で算出されます。
■ ROAS = (広告から得られた売上 ÷ 広告費用) × 100 (%)
上記の式を応用し、既に求めた電話タップと申し込みの値合計¥550,000を利用金額(広告コスト)で除算することで、ROASも算出することができます。
■ 値合計:¥550,000 (電話¥250,000+申込¥300,000)
■ ROAS:550.00%
コンバージョン値の設定方法
まずはコンバージョン値の作成方法からご説明します。コンバージョン値は、「コンバージョン」から設定します。(1)アカウント上部左側、「ツールと設定」より、「コンバージョン」をクリックします。まずはコンバージョン値の

(2)「コンバージョン値のルールを作成」をクリックし、目的に応じた条件の設定、そして値を入力し保存すれば完了です。

詳しくは下記ヘルプページもご確認ください。
(参照:Googleヘルプ コンバージョン値のルールについて)
「コンバージョン値を最大化」の設定方法
コンバージョン値を設定すると、「コンバージョン値を最大化」が設定できます。
まずはキャンペーンを選択し、アカウント左側の「設定」をクリックします。

「入札単価」を選択し、「入札戦略を変更」をクリックします。

「コンバージョン値を最大化」を選択し、保存を押します。
これで設定は完了です。

今までも自動入札戦略の使用はできましたが、コンバージョン値に合わせた最適化を行うことはできませんでした。
今回のアップデートで、コンバージョン値を設定している場合だと、「個別のクリック単価」でも「コンバージョンの値重視で最適化」を選べるようになりました。

自動入札を導入するほど推奨のコンバージョン数が溜まっていない方や、始めたばかりでまだデータの蓄積ができていない方は、まずは個別のクリック単価でデータの蓄積をすることで、自動化失敗のリスクが低減できるでしょう。
「目標広告費用対効果(tROAS)」の活用も
コンバージョン値の最大化と似た入札戦略として、「目標広告費用対効果(tROAS)」があります。
基本的な仕様としては目標コンバージョン単価(tCPA)と同様に目標としてのROAS数値を設定することで、そのROAS目標を達成するために機械学習において各入札が最適化される仕組みとなっています。
コンバージョン値の最大化が数を重視する入札戦略だとすれば、「目標広告費用対効果(tROAS)」は質を重視する入札戦略だと言えます。
「目標広告費用対効果(tROAS)」設定方法
「コンバージョン値の最大化」と設定は大きく変わりなく、キャンペーン単位の設定画面より入札戦略を「コンバージョン値」に設定します。続いて「目標広告費用対効果」の欄に設定したい割合を入力し保存すれば完了です。

おわりに
コンバージョン値を設定することで、アカウント上の成果と実際の成果について齟齬を減らし、より最適な調整をすることが可能です。
2019年9月のアップデートでは、検索広告とショッピング広告で来店コンバージョンも自動入札の最適化対象になりました。自動入札の幅や精度も改善している今、目標に合わせた自動入札を使うことが重要になります。
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