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Facebook 広告の動画視聴リターゲティングで成果を拡大!エンゲージメントカスタムオーディエンスと事例のご紹介

みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ マーケティングソリューション事業部の妹尾です。

動画広告市場は、2020年では約3,000億円の市場規模となり、2024年には6,800億円まで拡大すると言われています。
今最も注目されているといっても過言ではない動画広告は、 YouTube 広告 をはじめとして、 SNS 広告やディスプレイ広告でも出稿することができます。

本エントリでは、 SNS 広告のうち、 Facebook 広告/ Instagram 広告で動画を活用して、さらに成果の拡大を目指す方法の1つである動画視聴リターゲティングについて、事例を交えつつご紹介いたします。


エンゲージメントカスタムオーディエンス


エンゲージメントカスタムオーディエンスとは

動画視聴リターゲティングについてご紹介する前に、動画視聴リターゲティングに必要なターゲティングリストについて説明いたします。

エンゲージメントカスタムオーディエンスとは、 Facebook で作成可能なオーディエンスの主な3つのうち、カスタムオーディエンスの Facebook ソースのものです。
エンゲージメントカスタムオーディエンスのうち、動画のエンゲージメントカスタムオーディエンスが動画視聴リターゲティングに必要なものになります。

Facebook で作成可能な主なオーディエンスは以下3つとなります。

  • ■コアオーディエンス
  • ■類似オーディエンス
  • ■カスタムオーディエンス

コアオーディエンス

年齢や性別、地域などの基本的な属性のほか興味関心、学歴、職歴などの行動をターゲティングすることができます。
詳細については下記弊社記事にてご紹介しておりますので合わせてご覧くださいませ。
(参考記事:【基礎から学ぶ Facebook 広告】ターゲティング設定についてご紹介

類似オーディエンス

類似オーディエンスは既存のカスタムオーディエンスやピクセル、 Facebook ページのデータなどをもとに利用者情報や趣味・関心が類似のユーザーにターゲティングすることができます。

カスタムオーディエンス

カスタムオーディエンスは大きく2つに分けることができます。

カスタムオーディエンス

(1)自分のソース
主にサイト訪問リターゲティングやカスタマーリストなどで使用します。
リスト内のユーザーが顕在層にあたることが特徴で、広告配信に使用する際もCPAを低く抑えやすいターゲティング手法になります。

(2) Facebook のソース
これがエンゲージメントカスタムオーディエンスと呼ばれ、 Facebook 上での実際の行動(エンゲージメント)をもとにターゲティングすることができます。


動画のエンゲージメントカスタムオーディエンス

動画視聴オーディエンスでは、動画のソースから視聴時間を指定して作成したターゲティングリストを使用します。
視聴時間の粒度は以下の7種類から選択することができます。

  • ■あなたの動画を3秒以上再生した人
  • ■あなたの動画を10秒以上再生した人
  • ■動画の再生を完了した人、もしくは15秒以上視聴した人の数( ThruPlay )
  • ■あなたの動画を25%まで再生した人
  • ■あなたの動画を50%まで再生した人
  • ■あなたの動画を75%まで再生した人
  • ■あなたの動画を95%まで再生した人

広告だけでなくFacebookページなどの動画でもこのカスタムオーディエンスは作成することができ、広告主の動画に対して興味があるユーザーをターゲティングリストとして使用できます。

動画視聴リターゲティングの詳細については次項にて解説いたします。


動画視聴リターゲティングとは

動画視聴リターゲティングとは、前項でご紹介した動画のエンゲージメントカスタムオーディエンスを使用した配信手法です。


動画視聴リターゲティングの特徴

動画視聴リターゲティングの一番の特徴は、リンクはクリックしなかったものの動画を指定時間以上視聴しているユーザーに対して配信ができる点です。

ファネル (1)

サイト訪問の一つ手前のアクションで、リターゲティングができるため、サイト訪問のリストと組み合わせることで、サイト未訪問○○%視聴といったサイト訪問リターゲティングでアプローチできていなかった層に対してもリターゲティング配信が可能になります。


動画視聴リターゲティングをオススメの方

動画視聴リターゲティングは先述したとおり、リターゲティング配信においてサイト訪問ではアプローチしきれていなかった層に対してもリターゲティング配信をすることが可能になります。
そのため、以下のチェックリストに一つでも当てはまる方は実施をご検討してみてはいかがでしょうか?

  • ■サイト訪問リターゲティングではコンバージョンを獲得しているが、コアオーディエンスではいまいち伸び悩んでいる
  • ■ Facebook で動画広告を実施しているが、動画からコンバージョンにつながっていない
  • ■ Facebook で動画広告を実施しているが、活用しきれていないと感じている

また、動画をクリエイティブとしてだけではなく、ターゲティングにも活用することでクリエイティブとしては成果が獲得できていなくても、動画とバナーで訴求を分けたり、再度動画にて喚起することでコンバージョンへと繋がる可能性が向上します。


事例紹介


BtoB のお客様

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こちらのお客様は、企業向けのクラウドソフトをサブスクリプションで販売されており、動画クリエイティブを追加される際に動画視聴リターゲティングも合わせて実施いたしました。

結果、サイト訪問はしていなかったものの、動画を見ていた層へと配信できたことでコンバージョン数が106%となりました。


BtoC のお客様

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こちらのお客様は、デイサービスを行っており、もともと動画のクリエイティブを広告で使用していて、コアオーディエンスでのコンバージョン獲得が見られず、サイト訪問リターゲティングしかコンバージョンを獲得できていなかったため、打開策としてコアオーディエンスよりも興味関心のある層へと配信ができる動画視聴リターゲティングを実施いたしました。

結果、コアオーディエンスではコンバージョンの獲得はまだ見えていないですが、動画視聴リターゲティングよりコンバージョンが見え始め、全体でコンバージョン数を150%にすることができました。


おわりに

本エントリでは、 SNS 広告のうち、 Facebook 広告/ Instagram 広告で動画を活用してさらに成果の拡大を目指す方法の1つである動画視聴リターゲティングについて、事例を交えつつご紹介いたしました。

一般的に使用されるコアオーディエンスでは成果が出ていなかったり、動画広告をもっと活用されたい方はぜひ一度動画視聴リターゲティングをご検討してみてはいかがでしょうか?

当社では、 Facebook の認定パートナーに選定されており、豊富な運用実績がございます。また、動画制作を安く・早く制作することが可能です。 Facebook 広告/ Instagram 広告の運用だけでなく動画広告も活用されたい方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

解説動画

本記事の内容は YouTube でも詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

 
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(アイキャッチ画像引用:jp.freepik.com
(参考:サイバーエージェント、2020年国内動画広告の市場調査を発表

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