配信先アプリは6,000以上!「 LINE 広告ネットワーク」って?
月間アクティブユーザー数は9,600万人にのぼり、約86 % のユーザーが毎日利用しているというデータがあるほど、LINE は私たちの生活に欠かせない SNS の1つとなっています。その豊富なユーザーのデータ量を強みに、メッセージアプリ内で配信されているのが LINE 広告です。
今回ご紹介する「 LINE 広告ネットワーク」は、LINE 広告のターゲティング機能を用いて、ファミリーアプリ( LINE マンガ・ LINE ミュージックなど)、LINE 以外のサードパーティーアプリにも広告を配信することができる機能です。
LINE の持つ膨大なユーザー情報と、10,000以上にのぼるファミリーアプリ、サードパーティーアプリとの連携を活かし、低価格で商材の認知度アップを図りたい際におすすめの媒体です。
(参照:LINE Business Guide_202404-09)
本エントリでは、LINE 広告ネットワークを利用する利点や、配信面の1つである「動画リワード広告」の配信方法についてご紹介します。
LINE 広告の配信面や使用できる画像、ターゲティングの仕組みについては、こちらの記事をご覧ください。
【随時更新】 LINE 広告 設定事項まとめ。配信先やバナーサイズ、ターゲティングを徹底解説! | 株式会社グラッドキューブ
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目次
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「 LINE 広告ネットワーク」の魅力3選
(1)高度なターゲティング機能
1つ目の利点は、ターゲティング機能が豊富であることです。以下では、LINE 広告ネットワークで使用されるターゲティング機能を4つご紹介します。
デモグラフィックデータ配信
「年齢」「性別」「地域」「興味関心」などのターゲットを指定し、それぞれを掛け合わせる形式の配信です。よりアクションを起こしやすいユーザーに向けて広告を配信できるため、高い費用対効果が見込めます。
オーディエンス配信
日本国内の68 % を占める利用者の、個々のユーザーの情報を利用する配信です。商品を購入したユーザーの識別 ID を用いて、1度商品を購入したユーザーに再度購入を促す広告を配信したり、逆に広告の配信対象から除外するといった、細やかなターゲティングが可能となっています。
類似配信
過去にコンバージョンしたユーザーや、アップロードした既存の顧客の特徴と似たユーザーを探し出し、新たなオーディエンスを作成して行う配信です。さらに、類似オーディエンスのサイズを「1 % ~15 % 」の中から選ぶことができ、配信の広がり具合の調整も可能です。数字が大きいほど、類似オーディエンスのサイズが大きくなります。
自動最適化配信
機械学習を用いる配信です。広告の成果を基に入札調整が自動で行われるため、運用工数が削減され、余分な配信を抑えることで予算の無駄遣いを防ぐことができます。
(2)配信先は良質なアプリを厳選
2つ目は、配信先アプリの「質の良さ」です。サードパーティーアプリの月間アクティブユーザー数は約1.1億人にのぼり、多種多様かつ広い範囲に広告をリーチすることができます。
以下は、サードパーティーアプリの例です。
(参照:LINE Business Guide_202404-09)
しかし、LINE 広告ネットワークの魅力は「広さ」だけではありません。
広告を配信するアプリは LINE が直接審査を行い、掲載面としての品質が認められたものに限られています。そのため、闇雲に広く配信するのではなく、一定の効果が見込める「良質な」プレースメント広告の配置も可能となっているのです。
さらに、配信を行いたくないアプリは、ブロックリストにて設定することもできます。ブロックできるアプリ数の上限は1,000件です。
(3)低価格から配信可能
3つ目は、入札価格が圧倒的に安いことです。 Google のディスプレイ広告が最低でも10円程度であるのに対し、LINE 広告ネットワークでは、さらに低い額から入札単価を設定できます。
入札方式は「クリック課金」「インプレッション課金」のいずれかから選べます。入札単価が安いと、少額の広告費で多数のユーザーの訪問を促すことが可能になり、商材の認知度アップに大きく役立ちます。
「動画リワード広告」について
「動画リワード広告」は、LINE 広告ネットワークの配信形式の1つです。
配信先は、LINE のファミリーアプリや「ディズニーツムツム」、マンガアプリ「マンガUP!」「マンガワン」などを中心とし、月間アクティブユーザー数は3,600万人にのぼります。
ユーザーは、動画広告の視聴と引き換えに、アプリ内で使える特典を得ることができます。広告を視聴後にアイテムを手に入れられるといった、ゲームアプリ内での配信が中心となっています。
(参照:LINEのアドネットワークサービス「LINE広告ネットワーク」にて、新たな広告フォーマット「動画リワード広告」の提供を開始)
(1)フォーマットの3つの特長
フルスクリーンによる高い訴求力
動画リワード広告は、画面全体を使って再生されるため、訴求力の高さが期待できます。
ビューアブル100 %保証
配信するアプリによってフォーマットが最適化されるため、全てのアプリの広告枠に必ず表示できます。
高い視聴完了率
多くの場合は、動画を最後まで視聴することが特典獲得のための条件となっています。そのため、YouTube の動画広告と比べ離脱率が低く、その分高い訴求力も見込めます。
(2)ターゲット層
動画リワード広告の配信先アプリの利用者は、男性が43 %、女性が57 % と、女性の方が僅かに多い傾向にあります。また、年代でみると男性は50~54歳が多く、女性は45~49歳が最多となっています。
(参照:LINE Business Guide_202404-09)
「動画リワード広告」配信方式
動画リワード広告の配信方式には「自動配置」と「配信先から『動画リワード広告』を選択する」の2種類があります。
(1)自動配置(推奨)
この配信方式では、広告が LINE 広告ネットワークだけでなく、通常の LINE 広告にも配信されます。ターゲット設定の画面の「広告の配信」から「自動配置(推奨)」を選択することで設定できます。
(2)配信先から「動画リワード広告」を選択
LINE 広告ネットワークのみに配信する設定です。ターゲット設定の画面の「配置先」から「動画リワード広告」を選択することで設定できます。
おわりに
本エントリでは LINE 広告ネットワークの利点、配信面の1つである「動画リワード広告」と配信設定について紹介いたしました。低価格で商材の認知度アップを目指すことができるため、予算に余裕の無い方でも配信しやすい配信形式となっています。
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