カスタムアフィニティカテゴリでターゲットを最適化
Google AdWords が11月に入ってローンチした新機能、あなたはもうご存知でしょうか。
この新機能「カスタムアフィニティカテゴリ」。使い方によってはディスプレイネットワークでのターゲティングを大きく改善してくれる可能性を秘めています。
今回はこの「カスタムアフィニティカテゴリ」についてご紹介していきましょう。
カスタムアフィニティカテゴリとは?
そもそも Google AdWords には、「アフィニティカテゴリ」というターゲティング機能が備わっていました。
このアフィニティカテゴリは使い勝手が難しく、機能自体をよく知らない方も多いのではないでしょうか。
アフィニティカテゴリでは、例えば「サッカーファン」や「健康、フィットネスマニア」など特定の興味・関心をもつユーザーをターゲティングできます。
とは言え、1つ1つのカテゴリ範囲が非常に広く、またピンポイントで使用できるカテゴリが少ないために、ブランディング目的以外ではなかなか使用しにくいのが実際のところです。
Google AdWords のヘルプでも、TV広告を現在行っている広告主に向いている、と言及されています。
そんな中、今回新たに追加されたのが「カスタムアフィニティカテゴリ」です。
「カスタム」と名前がついているように、自分でアフィニティカテゴリを設定できる機能です。
今までアフィニティカテゴリでは大きな範囲しかターゲティングできなかったのが、カスタムアフィニティカテゴリでは自分の好きなように絞り込めるのが特徴です。
もちろん絞り込みすぎてしまっては広告が配信されないので注意が必要ですが、それでも自由度は非常に高いです。
それでは、実際にどのように設定するかをご紹介していきましょう。
カスタムアフィニティカテゴリを設定してみよう!
まずは「ディスプレイネットワーク」タブをクリックして、「+ターゲティング方法」をクリックしてください。
「インタレストとリマーケティング」の項目から「アフィニティカテゴリ」を選択します。
下に「+カスタム」というボタンがあるのでこちらをクリックしてください。
「新しいカスタムアフィニティユーザー層」という画面が表示されますので、ここに絞り込みたい内容を入れていきます。
そうすると、Cookieの数や年齢/性別に関するデータが表示されます。
最後に保存すればこのターゲット層に広告を配信されるようになります。
カスタムアフィニティカテゴリはまだ始まったばかり
今回ご紹介したカスタムアフィニティカテゴリは、まだローンチされたばかりの機能です。
正直なところ、この機能がどの程度優秀なターゲティングをしてくれるのかはグラッドキューブでもまだ検証している段階です。
ただ、自由自在にカスタマイズできることを考えると組み合わせによっては非常に優秀なターゲット層を絞り込めるはずです。
ぜひあなた自身の手で一度を作成して、色々なターゲット層を試してみてください。