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Google 検索広告にビジネス名とロゴが追加!設定方法や利用要件をご紹介

2022年10月、 Google の検索広告に「ビジネス名」と「ロゴ」の表示が追加されました。本機能は現在ベータ版で、使用するには要件を満たす必要があります。

本エントリでは、新機能の利用要件や設定方法について解説します。また、新機能追加の背景にある、 Google が目指す「新しい検索体験」についても合わせてご紹介します。

目次

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新機能の背景には「直感的な検索」を目指す動きがある

2022年9月28日に行われた Google の「 Search On 2022 」にて、Google 検索や Google マップの新機能について発表されました。

Google は「自然で直感的な検索体験の実現」を目指しており、今回追加された新機能は従来の「検索窓にテキストを打ち込む」という検索方法を超えた直感的な操作を可能にしています。(参考: Google Japan Blog

主な新機能をご紹介します。

■ マルチ検索
Google レンズを使った画像検索にテキストを組み合わせて検索できる機能です。例えば、シャツの画像と「 tie 」というテキストを組み合わせることで、シャツと似た柄のネクタイが検索結果に表示されます。

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(出典: Google Japan Blog

■ より直感的なショッピング検索
検索結果に、様々な色や種類、購入可能なサイトや店舗へのリンク、モデルなど、ショッピングに役立つ情報が表示されます。

また、リアルタイムのトレンドを反映したフィルターが新たに導入されました。

例えば、「ジーンズ」と検索すると、検索窓の下部に「ワイドレッグ」や「ブーツカット」といった人気のシルエットのフィルターが表示されます。

Dynamic Shopping Filters (1)


(出典: Google Japan Blog

■ より自然な画像翻訳
画像内の言語翻訳機能も向上しました。複雑な画像の中のテキストも瞬時に翻訳され、画像内に違和感なく表示されるようになります。

(出典: Google The Keyword

今回ご紹介する「検索広告へのビジネス名とロゴの追加」は、このような直感的な検索体験を目指す取り組みの一つに当たります。本アップデートにより、広告をクリックする前に情報源の確認が可能になり、広告の透明性向上につながります。

本機能は現在モバイルのみ対象で、デスクトップへの対応は2023年となる予定です。

 

(出典: Google 広告 ヘルプ

なお、順次展開中ではありますが、モバイルのオーガニック検索結果にもサイト名が追加され、ファビコンが以前より大きく表示されるようになっています。今後、デスクトップの検索結果でも同様の表示がテストされる予定です。

(出典: Google The Keyword

ビジネス名とロゴの設定方法

ビジネス名とロゴは、広告の最終 URL (ランディングページ)から自動で検出され、広告に表示されます。表示したくない場合は管理画面から削除可能です。

また、手動での設定も可能です。管理画面の [広告とアセット] → [アセット] タブでキャンペーン毎に設定できます。

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(出典: Google 広告 ヘルプ

なお、審査には2営業日程かかる場合があります。

審査中も広告は掲載されますが、ビジネス名の部分には広告の表示 URL が表示され、ロゴの部分には青い地球儀のアイコンが表示されます。

ビジネス名とロゴの利用要件

ビジネス名とロゴを利用するには、広告主適格性確認プログラムを完了している必要があります。

広告主適格性確認プログラムとは、平たく言うと広告主の身元確認を行うものです。 Google に対し会社情報や事業内容などを提出し、広告主が実在する会社であることを証明します。

手続きには正式な法人名や所在地などが確認できる書類の提出が求められる場合もあります。詳しくは公式ヘルプをご覧ください。

また、ビジネス名とロゴの利用にはフォーマットの規定も満たす必要があります。

■ ビジネス名に関する規定

  • 広告主様の適格性確認のプロセスで提出されたドメイン名または正式名と完全に一致すること
  • 広告のランディング ページに目立つように表示されていること
  • 文字数: 半角 25 文字(全角 12 文字)まで
  • 対応言語: 英語、日本語、フランス語、ドイツ語

■ ロゴに関する規定

  • 宣伝対象のビジネスとマッチし、ドメイン名ごとに同じものを使用すること
  • アスペクト比: 正方形(1×1)
  • 画像の解像度: 1200×1200(推奨)、128×128(最小)
  • ファイル形式: PNG、JPG / 最大ファイル サイズ: 5120 KB
  • ライトモードとダークモードの両方に対応していること
  • 推奨される画像のセーフエリア: 重要なコンテンツを画像の中央から 80% の範囲に配置してください。
  • ロゴは円形の枠の中に表示されることがあります。ロゴが最終的に Google 広告でどのように表示されるかについては、以下の例をご確認ください。

(引用: Google 広告 ポリシーヘルプ

その他にも、ロゴがビジネスと関係ない場合や、ウェブサイトに掲載されているロゴと一致しない場合は掲載されません。こちらも詳しくは公式ヘルプをご覧ください。

おわりに

本エントリでは、Google 検索広告に追加されたビジネス名とロゴについてご紹介しました。

現在はモバイルのみ対象ですが、2023年にはデスクトップにも追加される予定です。ビジネス名とロゴの設定がデフォルトとなる可能性も高いため、利用可能なアカウントではいち早く導入し、競合他社との差別化に役立てていただければと思います。

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この記事を書いた人

Glad Cube

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