【 Google 広告】自動作成アセットと生成 AI を用いた会話機能をご紹介

昨今 AI チャットボットの普及をはじめ、 AI をとりまく環境が変化し、ビジネスでも AI の導入が増えています。 Google 広告においても、広告運用の効率化を目的に、自動作成アセットと会話機能のアップデートが発表されました。
本エントリでは、 Google 検索広告の自動作成アセット機能、および会話機能について解説します。
目次
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自動作成アセットとは
自動作成アセットとは、広告アカウント内の広告文・ランディングページの情報を元に、追加の広告見出しと説明文を自動生成する機能です。
自動作成アセットは、ユーザーが検索した語句に合わせて広告見出し・説明文を自動で組み合わされるため、レスポンシブ検索広告のパフォーマンスの改善に役立ちます。
自動作成アセットの対象
今回のアップデートでは、自動作成アセットの利用対象が拡大しました。 以前まで英語のキャンペーンを運用する広告アカウントが対象でしたが、現在は以下の7言語でも利用可能です。
- 日本語
- オランダ語
- フランス語
- ドイツ語
- イタリア語
- ポルトガル語
- スペイン語
(参照: Google 広告 ヘルプ AI 駆動の検索広告向けツールを使って創造性を高める)
また、アメリカとイギリスで英語のアセットを使用する広告主を対象に、生成 AI を活用した自動作成アセットが今後数か月以内に利用できるようになると発表されました。
自動作成アセットの設定方法
まずは、アカウント管理画面の左端にあるキャンペーン設定を開きます。

そして、該当のキャンペーンを選択したのち、設定項目の中より「自動作成アセット」を選択。

デフォルトでは無効になっているため、有効に変更したのち、保存ボタンで完了です。

続いて、最適化案の表示項目より設定する方法をご紹介します。
Google 広告の最適化案はアカウントの過去のパフォーマンスや検索トレンドによって自動生成されるものです。そのため、アカウントによっては「自動作成アセット」が表示されていない可能性もあります。

表示されている最適化案の中より「自動作成アセットを有効にする」を選択し、適用ボタンを選択することで設定可能です。

会話機能とは
自動作成アセットと合わせて、 Google 広告では会話機能の発表がありました。
会話機能は AI が使われており、ウェブサイトの URL 情報から、検索キーワードや広告文などを生成し、検索キャンペーンをより短時間で作成することができます。
会話機能については、今後数か月以内にアメリカとイギリスで英語のベータ版テストが予定されており、日本でも導入が期待されます。
おわりに
本エントリでは、 Google 検索広告の自動作成アセット機能、および会話機能について解説しました。
リスティング広告においても、広告作成の自動化が見られ、以前よりも広告作成をより効率的に行いやすくなりました。
効率化できる機能は積極的に導入しつつも、広告の分析や精査といった領域は、今後も人の目で行う必要があるため、必要に応じた新たな機能の活用が重要です。
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