【基本】Twitter広告のターゲティングについて
こんにちは!
プロモーション事業部 ソーシャルチームの佐々木です。
前回はTwitter広告のキャンペーンと課金方法についてお話ししましたが、今回は【基本】その2ということで「ターゲティング」についてお伝えしたいと思います。
Twitter広告種類のおさらい
Twitter広告には3種類の広告があります。
1.プロモトレンド
2.プロモアカウント
3.プロモツイート
上記の広告種類について詳しく説明している記事がございますので、前回の分も合わせてお読みください。
【基本】Twitter広告のキャンペーンと課金方式について
それぞれの広告で設定できるターゲティングの種類は以下の通りです。
次にターゲティングの種類について説明していきます。
Twitter広告のターゲティングの種類
Twitter広告は、ターゲティングの種類が豊富です。9種類のターゲティングを設定することができます。
・地域ターゲティング
都道府県単位で広告を配信する地域を選択できます。
・言語ターゲティング
日本語や英語をはじめ、21の言語から広告を配信する言語を指定できます。
・性別ターゲティング
全ての性別・男性・女性の3パターンで指定できます。
・端末(デバイス)ターゲティング
デバイスの種類やOSのバージョンなどを指定して広告が配信されます。
android端末
iOS端末
blackberryデバイスとタブレット
デスクトップやノートパソコン
その他のモバイル
上記5つから複数選択できます。
・キーワードターゲティング
キーワードやフレーズを複数指定することで、その語句をツイートまたは検索したユーザーをターゲティングします。
・フォロワーターゲティング
宣伝したい商品やイベントなどに関連性の高い任意のアカウントを複数指定することで、そのアカウントのフォロワーと、そのフォロワーに類似したユーザー(属性・趣味嗜好など)に広告を配信することができます。
・インタレストターゲティング
美容・グルメ・スポーツなど25種類のカテゴリーと350種類のサブトピックから広告に関連性のあるトピックを選び、トピックに関心をもっているユーザーグループをターゲティングの対象に指定することができます。
・TVターゲティング(2016年3月追加)
登録した番組やチャンネルに対して関心を持っているユーザーに対して広告を配信することができます。
・イベントターゲティング(2016年3月追加)
登録したイベントに対して反応しているユーザーに対して広告を配信することができます。
設定が可能なイベントは「イベントリスト」画面で確認できます。例)「紅白歌合戦」、「オリンピック」、「ワールドカップ」など。
現在行われているリオオリンピックはとてもホットな話題ですね。きたる東京オリンピックに関連付けて商品を宣伝するにはもってこいのターゲティング設定です。
ターゲティング設定のポイント
ターゲティングの中でもTwitterならでは!といえるのが、「フォロワーターゲティング」と「キーワードターゲティング」だと思います。
フォロワーターゲティング
宣伝するものと関連性のあるアカウントを選び、そのアカウントをフォローしている人や類似したフォロワーに広告が表示されます。
ターゲットとなるユーザーが好きそうな芸能人のアカウントを入れたり、競合のアカウントを入れてこちらの存在もアピールするなど、他アカウントのフォロワーをターゲティングできるのはTwitter広告ならではです。
キーワードターゲティング
Twitterユーザーのツイートや検索しそうなワードを想定してキーワード設定することができます。
Twitterは、投稿文字数は140文字という制限が逆に投稿への手軽さを生み、短く簡潔に自分の感情をリアルタイムにつぶやくユーザーが多く、一日に流れる情報量は膨大です。
ユーザーが検索するキーワードも、商品の他に感情的な言葉も検索する傾向にあります。
Twitter広告のキーワードターゲティングはカテゴライズされた言葉よりも新鮮なキーワードを指定できるのが利点です。
ユーザーの感情やシチュエーションを想定する!
宣伝したい商材のキーワード設定だけではもったいありません。
その商品を買いそうな人のシチュエーションや感情の揺れを汲み取っていくことがカギです。
キーワードターゲティングで一例を挙げてみます。
エナジードリンクを宣伝するとしたら。。。
「徹夜」「レポート」「締切 ヤバい」「1時間しか寝てない」「疲れた」「残業」というキーワードを入れてみました。
徹夜でレポートを仕上げたい人物像が浮かび上がってきませんか?
ユーザーの赤裸々な感情表現やネガティブ発言に焦点を当てたほうが、その商品のニーズを見つけられます。
Twitter広告の面白いところは、そうした情報をターゲティングに利用できることなのでぜひ参考にしてみてください。
さいごに
リアルタイムなツイートに反応して広告配信ができるTwitterならではのターゲティング。その特性を正しく理解して設定すれば成果を得やすくなります。
現在日本では未対応で実施できませんが、ユーザーのショッピング履歴やライフスタイルの傾向に基づき広告を配信することができる「行動ターゲティング」というものもあります。
このように、Twitter広告はどんどんアップデートしているので、目が離せません。
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