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まだまだ伸びるアプリ広告の市場! Apple Search Ads のメリットをご紹介

みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ ネット広告事業部の松本です。

スマートフォンの使用が当たり前になっている現在、その中で使用するアプリの重要性も増しています。
App Annie の調査によると、2019年のアプリストアにおける世界の消費支出(インストール費用やアプリ内課金など)は約13兆円を超えるとの見込みで、今後も市場の伸びが予測されています。
参考:App Annie、2019年モバイル市場を見通す5つのポイント

そのような状況において、アプリのプロモーション方法は多岐にわたっています。
本エントリでは、多数あるアプリプロモーションを行える媒体の中でも、圧倒的コンバージョン率を誇ると言われている Apple Search Ads についてご紹介します。

アプリ広告について

冒頭でご紹介したアプリストアにおける消費支出だけでなく、アプリインストール広告費も大幅にアップすると予測するデータがあります。

Apps Flyer によると、全世界におけるアプリインストール広告費は2020年までに70%増加し、約6兆9,000億円にまで届くという調査結果がでております。
その中でも、日本が位置するアジア・太平洋地域はモバイルマーケティングへの投資とユーザー規模の両方で注目を集めており、アプリインストール広告費も2017年から2020年までの間で約2.6倍の約3兆2,400億円に達すると予測されています。
参考:MarkeZine、世界市場のアプリインストール広告費、2020年には約641億ドルまでに成長【AppsFlyer調査】

さらに、2019年1月時点の日本の iPhone シェア率は41.1%というデータも出ております。
Apple Search Ads を導入することで日本のスマートフォン保持者の約40%にアプリを訴求することができる可能性があります。
Apple Search Ads円グラフ
参考:bitWave、iPhoneシェア率が異常!世界と逆をいく日本のスマホ市場【2019年3月】

Apple Search Ads とは

Apple Search Ads の概要

Apple Search Ads とは、iPhone と iPad の App Store に表示されるアプリ専用の広告です。
Apple Search Ads掲載面
App Store の検索機能でアプリを探しているユーザーは、 App Store ユーザー(※1)のうち70%以上にものぼるといわれており、 Apple Search Ads の平均コンバージョン率は50%とも発表されています。

iPhone 及び iPad を保持する人に高確率で訴求できるという面や、App Store で検索を行う「アプリをインストールする可能性が限りなく高いユーザー」に訴求できるという面があるため、高いコンバージョン率を誇っていると考えられます。
※1:アプリケーションの使用ができる国及び地域(中国を除く)の App Store のデータ、2018年。
参考:Apple、Apple Search Ads

異なる2つのプラン

Apple Search Ads には Basic と Advanced の2つのプランが存在しています。
両者の大きな違いは「予算の制限が設けられているかどうか」という点と、「詳細までターゲティングできるかどうか」という点です。

2つのプランの違いについては、下図のとおりです。

Apple Search Ads最新媒体表

Basic では検索キーワードの設定はできませんが、機械学習により自動的に関心がありそうなユーザーに対して広告が表示される仕組みです。
Advanced では、検索キーワードの設定だけでなく、「検索マッチ」(検索広告におけるマッチタイプと同意)の設定もでき、詳細にアプローチすることが可能です。

また、配信結果の確認方法にも違いがあります。
Basic では、ダッシュボードと呼ばれる画面で、配信結果を簡単に確認することができます。
Advanced では、より詳細なレポートが見られるので、そのデータを使用して大規模なマーケティングを行うことも可能です。

どちらのプランを選べばよいかわからない方は以下の指標を参考にしてみてください。

  • ◼Basic :広告予算が潤沢でない場合、広告運用にかける時間や人員が足りない場合、など
  • ◼Advanced :比較的予算に余裕がある場合、配信後分析を行いプロモーションの拡大を狙う場合、など

Apple Search Ads のメリット

Apple Search Ads のメリットは、コンバージョン率が高いことだけではありません。
成果につながりやすい検索キーワードを見つけることができるという点も大きなメリットです。

本来であれば、ユーザーが実際にどのようなキーワードで検索しているかは分かりません。
それらの想定しないキーワードを見つけ出し、検索キーワードとして設定することができるのが Advanced です。

方法としては、まず Advanced での配信結果から、どのキーワードでの検索数が多いか、インストール率が高いか、表示回数が多いかなどを確認します。
そして、成果が良いとわかったキーワードを検索キーワードに登録すれば、 ASO 効果(※2)が見込めます。

ASO 対策には、上記のような検索キーワードの最適化を行うことが有効です。
「ユーザーが検索するキーワード」と「プロモーションしているアプリのコンテンツ内に存在するキーワード」との整合性がとれているかという部分が ASO に影響を与えるためです。
簡単に申し上げますと、ユーザーが検索するキーワードがそのままアプリのコンテンツ内に入っていればその分良い ASO 効果が期待できるということです。

※2: ASO ( App Store Optimization )とは、App Store 最適化のことを指します。
SEO ( Search Engine Optimization )の App Store 版だと考えていただくとわかりやすいです。
App Store においてプロモーションするアプリをアプリ一覧の上位に表示させ、ユーザーの目に付きやすいように多く露出させるための一連の施策のことを指します。

Apple Search Ads の注意点

Apple Search Ads には注意点が1つあります。
他のインターネット広告同様に、掲載面が限られているため、競合が多いと CPC が高騰する危険性がある点です。

Apple Search Ads では1キーワードに対して1掲載面しか用意がありません。
広告が表示されるかどうかはオークション形式で決められているので、人気のキーワードで広告を掲載しようとすると他の広告主と競り合うことになり、CPC がかなり高騰する可能性があります。
2018年8月にローンチされた Apple Search Ads ですが、最近は徐々に導入する方が増えてきていることも CPC 高騰の原因の1つだと考えられます。

Advanced のみの対策法となりますが、 CPC が高騰している人気のキーワードに類似しており、なおかつ CPC が安価(まだ競合が多くない)なキーワードを探し出して設定することが有効です。
配信後のレポートを確認し、効率よく成果を上げることができるキーワードを設定しましょう。

おわりに

ここまで、アプリ広告の今後の市場と Apple Search Ads の詳細やメリット・注意点などについてご紹介いたしました。
日本では2018年にローンチされたばかりですが、冒頭でも触れたアプリ広告市場の成長に伴って、今後より一層注目されていく媒体だと予測されます。

Basic と Advanced の2つのプランにおける違いについても述べましたが、プラン変更も簡単に行うことができます。
はじめは Basic から導入し、予算やプロモーション規模の拡大に伴って Advanced に移行するというのも良い方法かもしれません。

当社でも Apple Search Ads の運用を取り扱っております。
自分だけの配信では不安な方、はじめてのアプリプロモーションをされる方は是非当社へご相談ください。

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