実店舗型ビジネスを経営している方必見!来店コンバージョンについて
みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ マーケティングソリューション事業部の玉井です。
前回のエントリでは、 Google マイビジネスの概要についてご紹介しました。
実際に Google マイビジネスを、活用されてみた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本エントリでは、来店コンバージョンの概要および 設定手順などをご紹介します。
「実店舗型ビジネスを経営していて、 Google 広告で宣伝している」そんな方はぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
▼来店コンバージョンとは
――来店コンバージョンとは
――来店コンバージョンの仕組み
▼来店コンバージョンの設定方法
――Google 広告 と Google マイビジネスが連携しているか
――利用可能な国に複数の実店舗があるか
――広告のクリックと視認範囲のインプレッションが十分にあるか
▼来店コンバージョンの活用
――来店コンバージョンのデータの確認方法
――来店重視のコンバージョンを最適化する
▼おわりに
来店コンバージョンとは
来店コンバージョンとは
来店コンバージョンとは、オンラインで配信している広告が、実店舗への来店につながっているかどうかを把握することができる機能です。
飲食店や小売のような、実店舗型ビジネスをしている方にとっては、オンライン広告の効果把握しづらいと思います。
来店コンバージョンを設定すると、オンラインで表示やクリックされた広告が、どれだけの効果をもたらしているのか把握できるようになります。
来店コンバージョンの仕組み
来店コンバージョン数は、匿名で集計されたデータに基づいて計測されます。
これは推定値となっており、その推定値を算出する仕組みは、非公開となっています。
実際の来店数と完全に一致させることができないので、その点は注意が必要です。
来店コンバージョンの設定方法
来店コンバージョンを設定するには、いくつかの要件を満たしている必要があります。
今回、必要な要件と設定手順を併せてご紹介します。
Google 広告 と Google マイビジネスが連携しているか
まず、 Google 広告とマイビジネスが連携させますが、事前に Google マイビジネスへの登録を済ませておくことが必要です。
登録方法については、前回エントリの「 Google マイビジネスでより効果的な店舗集客を」でご参照ください。
次に、 Google広告で住所表示オプションを設定します。
住所表示オプションとは、広告に店舗の住所や地図などを追加表示できる機能です。
住所表示オプションは、アカウント単位、キャンペーン単位、広告グループ単位で設定できます。
設定したい階層(アカウント、キャンペーン、広告グループいずれか)のタブで「広告表示オプション」を選択します。
「+」ボタンをクリックし、「住所表示オプション」を選択します。
ここで、事前に登録しておいたビジネスを選択し、プレビューで確認します。
プレビューを確認して問題がなければ保存します。
これで Google マイビジネスと Google 広告の連携は完了です。
参考:住所表示オプションの設定方法
参考: Google マイビジネス アカウントへのリンク リクエストを管理する
利用可能な国に複数の実店舗があるか
来店コンバージョンを利用するには、利用可能な国に複数の店舗があることが必要です。
( Google マイビジネスに30店舗以上が登録済であることが推奨とされています)
また、各店舗のビジネス情報を作成済かつオーナー確認済であること、登録された店舗の90%以上でオーナー権限を持ってことが必要となります。
広告のクリックと視認範囲のインプレッションが十分にあるか
広告に十分なインプレッション数、クリック数が蓄積されていることも必要です。
具体的な閾値は非公表となっていますが、アカウント内の広告に十分量のクリックやインプレッションが発生しているアカウントしか、来店コンバージョン計測をおこなうことができません。
来店コンバージョンの活用
来店コンバージョンのデータの確認方法
来店コンバージョンは、デフォルトでは[すべてのコンバージョン]列に算入されています。
来店コンバージョンを [コンバージョン] 列の集計対象にするには、[コンバージョン列に含める] 設を手動でオンにする必要があります。
確認方法はいくつかありますが、一番簡単な方法をご紹介します。
■ データ分割で確認する
キャンペーン、広告グループ、キーワードのいずれかの階層で、「分割」アイコンをクリックします。
「コンバージョン」から「コンバージョンの発生元」をクリックすると、「来店」のセグメントにて表示されます。
来店重視のコンバージョンを最適化す
検索キャンペーンおよびショッピングキャンペーンでは、オンラインでのコンバージョンと同様の入札戦略で、来店数を重視した最適化が可能です。
その場合、「オンラインコンバージョンの値」よりも「来店コンバージョンの値」を高く設定し、入札戦略「目標広告費用対効果(ROAS)」を利用するといいでしょう。
来店コンバージョンにおける計測期間は、7日間が推奨となっています。
参考:来店重視のスマート自動入札について
参考: Google 広告、最適化対象として来店コンバージョンも選択可能に
おわりに
来店コンバージョンは、オンライン広告の閲覧やクリックから来店につながっているのか、効果を把握する方法の1つです。
実店舗型ビジネスを経営されている方は、来店コンバージョンを設定することで広告費の効果を把握しやすくなります。
Google マイビジネスの運用はグラッドキューブでも代行可能ですので、ぜひお問い合わせください。
また、弊社ではお客様に合わせた広告の運用代行サービスを展開しています。
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